http://www.cao.go.jp/cool_japan/kaigi/jinzai/pdf/honbun.pdf

(ついでに、このブログを読むと、クールジャパンについて大きなミスを重ねている事に対する懸命な”臭いものにふた”をやってる事実が判ります・・・https://hiromasudanet.wordpress.com/category/%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/

 

クールジャパンが迷走に次ぐ迷走をやって、まずは政府としての答申案的な書類を作って一つの方針としようとしているのが判ります。

クールジャパンは、別に自分達がコンテンツ制作者、もっと言えばクリエーターでも何でもないのにクリエーターを気取ってお金を出しまくった、それが今までの真相でしょうね。

この答申案、良く読んでみると見えてくるのが、一周回って元に戻ったって事です。

つまり、失敗を重ねて国会で追及されたら困る状態だったのを、指針を元に戻して今からが本番ですよ的にしてるんですね。

森友や加計学園問題が無かったら、恐らくこの辺りはやられたでしょう。

あまりこの点には触れずにおきますが・・誰が見てるかわからないし。

 

まず、政府の予想以上にインバウンドが地域おこしにも貢献しそうだ、だから余計にインバウンドに貢献できる体制を人材育成含めて整えよなんですね。

これは地方にとっては非常に厳しい話で、結果的に東京集約でインバウンドを進める事になってしまう。

情報を流す為のハードの整備が遅れているのと、観光情報を一極化出来て無い上に自治体ごとに考え方が異なり過ぎてます。

小池都知事の東京だって観光情報が整備されハード面も改善されてるとはとても言えません。

首都圏を見ても、茨城の様に個人に観光情報の取材から編集・配信までをボランティア的にやらせている県などあって、統制が全く取れてないのです。

卵と鶏じゃないが、人材が先かコンテンツが先か情報を流すハードが先かネタが先か、混乱状態にあります。

だから、まず先に金を出すから整備しろになったんでしょうかね。

つまりビジネスチャンスは確実に生まれたが、あまりのルーズな体制に(行政の)一生懸命やったは良いがはしごを外されないかなってのが不安ですね。

 

まずは選挙の趨勢を見て、梯子が外れないかを見極めたいと思います。