このところ、高額の、区分マンションのお話しを何軒か頂いております。

いずれも、質的にも申し分のない、まさに億ションとして相応しい物件で、この様なところに住めたら良いなあと思う事しきりです。

 

さて、区分が集まってきた事を偶然と捉えるべきか、それとも市場の変化を意味するのかですが、正直なところ市場の傾向に変化が出てきたのは間違いがない様です。

それともう一つ重要なのが場所にちょっとでも欠点があるとたちまち売れなくなる・・転売に苦労する訳ですね。

さらに情報の伝達と共有化が早い為に、案件自体の賞味時間が短くなってるんですが、この賞味期限が一層の短縮を招いています。

 

確かに物件を探されている方は多いのですが、それも何でも良いという時代は終わり、かなり厳選して買う時代になったって事でしょうね。

それともう一つは、人気のエリアに近くても価格が伸びないエリアがある・・でしょうか。

 

高級マンションのさらに上を行く、超高級マンション市場が出来つつあり、コンシェルジェ等のサービスとセキュリティに万全を期すと云った、ホテル顔負けの設備を持つマンションが当たり前になってきてますね。

つまり、高額マンションからさらに上を求める顧客は明らかに増え、結果的に中途半端な高額マンションが見捨てられ始めているのではないかと感じております。

これからの区分は、手離れの良い物件をいくつか持って売り買いをこまめにやって稼ぐか、超高額物件でじっくり稼ぐが、二極分化がここにも表れているなと云うのが正直なところですね。

エリア的に言えば、中央回帰で千代田区の一等地の優位性は揺らがず、後は利便性と環境のどちらかを選ぶ感じでしょうか・・皆さんはどうお考えですか?