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大阪ガス「究極の素材」  強度鉄の5倍 重さ 鉄の5分の1

  日経産業新聞 掲載



強度が鋼鉄の5倍、重さは5分の1--。


大阪ガスは植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を開発した。


繊維各社も研究開発にしのぎを削る中でガス会社が成功できたのは、石炭からガスを精製するなど100年以上かけて蓄積したノウハウを活用できたからだ。


自動車や家電部門向けに「究極の素材」として普及を狙う。


(CNF)はプラスチックなどと混ぜて使用する。軽くて強いプラスチックができあがり、自動車のボディーや家電製品などへの利用を想定する。


CNFの主な原料は紙パルプから取れるセルロースだ。衝撃や熱への耐性も高い。


植物由来のため炭素繊維に比べて再利用しやすいのが特徴で、大ガスは置き換えも視野に入れる。


繊維各社もCNFの研究開発に力を入れる中でなぜこれまで開発が難しかったのか。最大の課題は水分を吸いすぎて、プラスチックなどと混ぜにくかったからだ。


2012年から開発に着手した大ガスも課題を克服するのに苦労する。


そこで期待をかけたのが石炭の副産物に1%だけ含まれる有期化合物「フルオレン」だ。他の分子と合わせやすく、水にも強い特性を持つ、セルロースの分子にフルオレンを組み合わせようとした。


中略


「ついにできあがった」フルオレンに着目してから約1年が経過した13年夏、大阪市の臨海部にあるエネルギー技術研究所の一室が沸き返った。


セルロースとフルオレンを混ぜた直径1ミリほどの白い粉状のCNFを水に混ぜると満遍なく広がり、白く濁った。


これまでは水を吸って凝縮し、膨れた塊が底に沈殿していた。


含有率はほぼゼロという究極のエコ素材ができあがった瞬間だった。


強度を示す数値は3GPa、軽さに相当するい立方メートルあたりの密度は1・5グラムだ。



以下略



炭素繊維以上の素材が出来たことは素晴らしいですね。

ガラス繊維→カーボンナノチューブ→炭素繊維→セルロースナノファイバー(CNF)、技術開発は無限ですね。



税理士ゆーちゃん より

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