第２京阪 沿道に活気 全線開通５年 近畿整備局調査
日本経済新聞 掲載
近畿地方整備局は全線開通から５年が経過した第２京阪道路（京都市伏見区ー大阪府門真市）の経済波及効果を調査し、まとめた。
約１０年間で沿道では京都府京田辺市の世帯数が２６％増え、大阪府枚方市では製造品出荷額が３１％増えた。開通が住宅開発や工場進出を促し、観光振興を含めて周辺地域の経済に影響を及ぼしたとみられる。
第２京阪は総延長２８・３キロメートルで総事業費１兆４６０億円、１９８８年度に着工し、２００３年３月に一部が開通、１０年３月に全線が開通した。
整備局の調査によると部分開通の前年にあたる０２年に比べ、１３年の沿道自治体の世帯数は京都府域（２市１町）で９％増の１１４万、大阪府域（５市）で１０％増の３９１万に増加した。
増加率が最も高かったのは京都府京田辺市の２６％ｄ次いで同府八幡市と大阪府枚方市の１４％が高かった。
沿道では工業団地の建設が相次いだ。
枚方市の工業団地「津田サイエンスヒルズ」は全区画が０８年に完成した。同市の１３年の製造品出荷額は０２年比３１％増の６９７３億円だった。
八幡市は００～０５年に４つの工業団地が完成し、合計１２０社ほどが進出した。同市の１３年の製造品出荷額は０２年比１３％増の１０６９億円。
第２京阪は京都市と関西国際空港を結ぶ近道としても注目され、１３年秋までに各社の京都ー関空間のリムジンバス合計３１便が、経路を名神高速から第２京阪経由に変更した。
以上
京阪沿線に住む私たちは、第２京阪の開通により、利便性が良く、良い道路が出来たと喜んでいます。
京都の観光産業もかなり開通前とは、違ってきていると思います。
現在工事中の近畿圏の高速道路は次の通りです。
①新名神高速 全面開通予定２０２３年度
②中国横断道姫路鳥取線 全面開通予定２０２０年度
地域の経済発展に貢献するような、交通アクセス道路は積極的に実行していただきたいですね。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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