水素スタンド 前途多難 設置容易性・コストが課題
日経産業新聞 サーチライト
「水素スタンドを100カ所整備した後どうするか。2015年の水素ビジネスの焦点だ」。
新エネルギー・産業技術開発機構(NEDD)の大平英二主任研究員は指摘する。
トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「ミライ」の予想を上回る予約や増産計画が進んでいる。
2015年度に四大都市圏を中心に100カ所スタンドを整備する経済産業省の計画も高いハードルだが、その次の整備計画も待ったなしだ。インフラが整うかどうかのカギは設置の容易性とコストだ。
「セルフ充填も出来るよう規制見直しを進め、スタンドのコストを下げたい」。
2月末、経産省の戸辺千広燃料電池推進室長は講演で語った。
一ヶ所5億円とされるスタンドの現状設置コストを下げるため敷地面積の制約や機器や材質の条件の緩和を進めるという。
企業の研究開発も問われる。
NEDOは膜で水素を高圧圧縮できる技術研究を東レに委託することを決めた。
「FCVに水素充填するために使う圧縮機の騒音が、スタンド設置の障害になる」(大平氏)ことの解消につなげる。
東京都は2020年までに35カ所整備する目標を表明している。
日本全体はどうするのか、関連企業と国が連携した戦略作りが」引き続き問われる。
以上
燃料電池車は二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、次世代自動車の本命といわれている。
設置コストの低減も必要ですが、現状では水素燃料の使用はかえってエネルギーの浪費につながるという意見もありますが、資源が無限という事実を考えれば、無害で低価格に水素が取り出せる技術開発を速める必要がありますね。
税理士ゆーちゃん より
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