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C型肝炎に画期的飲み薬 「難治性」が90%治癒

  夕刊フジ 掲載


病気になっても症状が出ないので「沈黙の臓器」の異名を持つ肝臓。


ウイルス性肝炎が慢性化しても自覚症状はなく、気付いたときには肝硬変や肝がんなど、取り返しのつかない状態に陥っていることも少なくない。


そんなウイルス性肝炎。中でもC型肝炎治療の世界でいま、劇的な進化が起きている。


大きな副作用もなく、きわめて高い治療効果が期待できる時代が訪れているのだ。


ウイルス性肝炎の原因となるウイルスは、分かっているだけでAからEの5種類。このうち血液を媒体として感染し、しかも肝がんに移行するリスクを持っているのは、B型肝炎とC型肝炎だ。


中でもC型肝炎ウイルスは、その遺伝子が見つかったのが1989年と比較的最近で、以来日本では疫学調査や肝炎対策基本法の制定など、国を挙げての取り組みを強化してきた。


そしていま、その成果が大きく開花しようとしているのだ。


「90年代から抗ウイルス薬が導入される2000年代初頭にかけてC型肝炎治療は”暗黒の時代”でした」と振り返るのは虎の門病院分院長の熊田博光医師


それまではインターフェロンを使って間接的にウイルスを排除する以外に手はなく、思うような治療効果が出ない時代が続いていた。


2004年にリバビリンという抗ウイルス薬が登場し、近年はプロテアーゼ阻害剤という、ウイルスを直接攻撃する薬が開発され、治療効果は大幅に向上した。


しかし、ベースにインターフェロンを使うことには変わりはなく、特に高齢者の患者が多い日本では、治療法の根本的な変化が待たれていたのだ。


そこに、期待の新薬が現れた。


インターフェロンを使わず、副作用も少なく、しかも高い著効率を持つ経口薬が登場したのだ。


ダクラタスビルとアスナプレビルという、難しい名前の2種類の薬を24週間服用するだけで、従来の治療法ではなかなかウイルスを排除dきなかった「難知性」のC型肝炎でも、85~90%の確率で治癒させることが可能になったのだ。


「1992年」のインターフェロン単独療法しかなかった時代の著効率はわずか5%に過ぎません。それを思うと、劇的な進化といえるでしょう」(熊田医師)


世界の中でもC型肝炎患者に占める高齢者の割合が高い日本では、「脱インターフェロン」が喫緊の課題だったが、それが現実のものとなった。


熊田医師が解説する。


「これら新薬は非常に有効性の高い薬ですが、現在さらに効果と安全性に優れた薬の開発が進んでおり、今年から、それらの新薬が続々と臨床導入される予定です。

そうなると、現在は24週間とされている服用期間が、半分の12週間程度まで短くなる可能性もある。

インターフェロンのような注射薬ではなく、副作用の少ない経口薬だけで、C型肝炎がほぼ確実に治癒する時代が、近いうちに到来するはずです。」


ただ、せっかく治療法hが進化しても、受診しなければ病気は治せない。冒頭にも触れたとおり、ウイルス性肝炎はj自覚症状から見つけることは不可能なので、血液検査を受ける以外に発見の手立てはないのだ。


熊田医師らの調査では、C型肝炎を放置すると10年後に12%、15年後には25%の確立で肝がんに移行することが分かっている。


自分のため、家族のためにも積極的に肝炎の検査を受け、もしウイルスが見つかったら速やかに治療を受けるべきだ。


ウイルス性肝炎については、無料検査や医療費補助制度がある。詳しくは近くの保険所か医療機関に問い合わせを。


 以上



参考


C型肝炎とは


C型肝炎は、感染している人の血液や体液を介してC型肝炎ウイルスに感染することにより起こる肝臓の病気です。

日本の感染者は190万人~230万人と推定され、その多くは60歳以上の高齢者です。しかし近年の新規感染者は若年者が多く、覚せい剤等の注射の回し打ちや入れ墨(タトゥー)やピアス等の針の使いまわしによるものと推測されています。

C型肝炎ウイルスに感染すると約70%の方が持続感染となり、慢性肝炎、肝硬変、肝がんと進行しますが、

自覚症状がないことも多く、感染していることを知らない方や知っていても医療機関に受診されていない方が多いのが現状です。

C型肝炎ウイルスに感染すると約70%の方が慢性肝炎を発症します。その後、およそ20年で約30~40%の人が肝硬変となり、そのうち年率約7%の方が肝がんへと進行します。わが国の肝がん患者の70%はC型肝炎ウイルス感染者であり、年間3万人の方が肝がんにより亡くなっています。



副作用も少なく、しかも高い著効率を持つ経口薬が登場。

治療薬の大半は副作用があり、このような、副作用が少なく、しかも経口薬ということは、すばらしいことですね。

他の難病でも、このような経口薬が出てくれば、患者にとっては、生活環境がすごく楽になると思います。研究成果が出てきて欲しいですね。




税理士ゆーちゃん より

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