アイロムHDがウイルス素材 iPS細胞 効率生産
日本経済新聞 掲載
臨床試験支援大手のアイロムホールディングス(HD)は、来年夏をメドに iPS細胞を効率的に生産できるウイルス素材を発売する。
iPS細胞は様々な細胞に分化する性質があるが、がん化するなど作製が難しい。
アイロムHDは東北大学の研究者が発見したウイルスの生産技術を持っており、ウイルス素材を商業ベースで販売する。
厚生労働省の省令に対応した iPS細胞作製用のウイルスを発売するのは始めてになる。
効率的に細胞を作製でき再生医療の研究にも弾みがつきそうだ。
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iPSから立体臓器 NEDOが開発へ
日本経済新聞 掲載
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、iPS細胞から心臓や骨などの臓器や立体組織を製造する技術開発に乗り出した。
2019年までの5年間手がける。
東京大学や慶応大学、富士フィルム、リコーなど、国内の29団体が参加する。
3Dプリンターを利用してつくった足場に iPS細胞を付けたり、 iPS細胞のシートを積み重ねたりして立体的な臓器や組織をつくる技術を開発する。
具体的には骨や軟骨、関節、血管、心臓などが候補になる。
15年度以降は、来春新設される日本医療研究開発機構に移管する。
計画が実現すれば、患者の細胞を使って患部に適した臓器や組織をつくれるようになる。心不全や関節病などの治療に役立つという。
これまではシート状のものにとどまり、立体的な臓器などはつくることができていない。
京都大学の山中伸弥教授が開発した iPS細胞は次世代の有力な医療技術になると見込まれており、世界で研究開発競争が激しくなっている。
以上
難病に苦しんでおられる人が多い中、iPS細胞作製用のウイルスが発売されるということは効率的に細胞を作製できるので、研究開発がしやすくなり、研究成果が早く出てくるとということですね。
税理士ゆーちゃん より
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