C型肝炎、新薬が続々 高齢患者、治療前進に期待
日経産業新聞 サーチライト
治らないと言われてきた病に急に大きな光明が当たる。C型肝炎の治療薬の動向はまさにこの状況にある。
米製薬大手各社が相次いで治療薬を発売したり、準備に入ったりしているためで、効果も既存薬に比べて高いという。
C型肝炎は60歳以上の患者も多く、治療の副作用に苦しむ人もいるため、患者の治療薬への期待は大きい。
米ジョンソン・エンド・ジョンソングループのヤンセンファーマシューティカルは「ソブリアード」を昨年発売した。同製品はほかの薬と併用して飲むと12週間後にウイルスの検出検査で陰性の割合が9割近くになり、良好な結果だった。
インターフェロンなどを使わずに澄む治療薬も期待されている。
米ブリストル・マイヤーズスクイブは今年、国内で治療薬を発売する見通しだ。「ダグラタスビル」とアスナプレビル」という2剤を飲むことで、臨床実験では特に65歳以上の患者で高い有効性が得られた。
インターフェロンはウイルスの増殖を抑える一方、発熱やだるさなどの副作用の問題もある。体力的にインターフェロンを使えない人もいる。
今後、米ギリアド・サイエンシズやアツヴィからも新薬が出る見通しだ。
相次ぐ開発には標的とするウイルスの解析が進んでいることが背景にある。
C型肝炎はウイルスの遺伝子型で1a、1bなどに分かれており、それぞれに増殖を抑える研究が進んできた。
新薬が出にくいと言われて久しいが、C型肝炎のように確実に治療が前進している分野もある。
C型肝炎になると肝硬変や肝がんになる可能性がある。
高い薬価の負担などの課題は残るが、体力のない患者でも病と闘える薬が登場し、C型肝炎のイメージが大きく変わる可能性もありそうだ。
以上
国内製薬会社の名前がでてこないのが残念ではありますが、朗報ですね。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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