販売員1万6000人を正社員に登用 人手不足、ユニクロ変身
日本経済新聞 掲載
柳井正会長兼社長との一問一答
ーーパート・アルバイトの正社員登用を打ち出した理由は。
「店長を中心に会社を作ってきたが、間違いだった。店長を主役にすると上意下達の組織になり、自立性や自分で問題を解決する能力が損なわれる。働き方をかえないといけないことに気がついた。販売員が主役になって、チームワークで仕事をする職場にしていきたい」
ーー考えを変えるきっかけがあったのか
「少子高齢化で、優秀な人材が我々のような小売業でパートやアルバイトとして働く時代は終わったと思う。いずれは販売員でも300万円~400万円の年収を提供し、長期間仕事ができるようにする。移動はできるだけさせない。極論だが、一つの店舗に就職して、一生その店舗で過ごしてもらってもいい」
ーー「ブラック企業」との外部からの批判も影響したのか。
「一つのきっかけになったかもしれない。正社員として登用されれば、賞与や有給休暇、介護休暇なども全て認めるようにする。年収は2割程度増える」
ーー業務の負担は増えるのでは。
「全員に米アップルのタブレット(多機能携帯端末){ipad}(イアイパッド)}を配布し、情報交換を進める。店長からの指示ではなく自発的に仕事ができるので、効率はアップし負担は増えない」
以上
2014年8月期の連結純利益が減益になる見通しのファーストリテイリング。将来の人材の枯渇に危機感をもたれ、こうした発言になった。
一般企業も少子高齢化による、若い世代の労働人口が益々減少してゆく現状をとらまえ、真剣に人材育成に取り組み、厳しい競争に勝ちの残らねばいけないですね。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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