「シェール」国内初生産 石油資源開発、秋田で開始
日本経済新聞 掲載
石油資源開発は7日、秋田県内で実証実験を進めていたシェールオイルの商業生産を始めたと発表した。
生産量は1日35キロリットルで、国内の原油生産の約1%に当たるという。
石油元売り各社に販売し、年間5億~10億円程度の売上高を見込む。
シェールオイルの商業生産は日本で初めて。
ガソリンなどを精製する場合のコストは海外から原油を輸入するよりも安くできる見通し。
秋田県由利氏本荘市の鮎川油田ガス田で開始した。
シェールオイルは堅い岩盤層に含まれる原油。薄めた塩酸などを注入して岩石を溶かし、原油を通しやすくして採掘する。
石油資源開発は福米沢油田(秋田県男鹿市)でも5月下旬に、実証実験に向けた掘削作業を始める。地中の1300メートル付近にあるオイル層を水平方向に掘削し、オイルを取り出していく。
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日本経済新聞の16日付け関連記事
前文略
早ければ2015年春にも福米沢油田の商業生産テストが終わる予定。順調に進めば「シェーオイルの生産量は現在の4倍近くに増える可能性がある」(石油資源開発)
中文略
一方、日本近海で資源の宝庫として注目されるのが四国沖の水深4000メートル級の南海トラフだ。この地域には天然ガスの成分と水が地中深くで結合したメタンハイドレートが豊富に存在するとみられ、JXなどが調査・開発を進めている。
さらに東シナ海にも豊富な油田ガス資源があると言われているが、中国との排他的経済水域(EEZ)の境界線近くにあるため、開発や生産は進んでいない。
以下略
<日本のエネルギー資源>
石油連盟などの試算によると、2012年に日本国内で産出した原油は75・9万キロリットルで可採年数は約12年。天然ガスの生産量は31・77億立方メートルで同約15年。
国内全体の原油輸入量に対する自給率は0・3~0・4%となっている。
一方、石油関連企業が海外で自主開発する原油・天然ガスの引き取り量は、12年に1日当たり121・7万バレルに拡大している。
さらにメタンハイドレ-トは太平洋の南海トラフに広く存在が確認されており、濃度の高いエリアでは天然ガスの国内消費量の約10年分に相当するともいわれる。
日本領域での埋蔵量はどの程度か分かりませんが、アメリカではシェールオイルの生産で財政収支が相当改善されている。
上記記事に記載が無い日本海にも大量のメタンハイドレートが埋蔵しているとの報道もあり、政府は日本領域での資源開発に資金援助を惜しまず、国力をつけるためにも、より力を注いでいただきたいですね。
税理士ゆーちゃん より
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