「ＳＴＡＰ」細胞の真偽 山中氏巻き込み検証を
日経産業新聞 サーチライト
すい星のごとく現れた「ＳＴＡＰ細胞」は、やはり幻だったのか。
その研究成果を記した論文はあまりにもずさんで拙かった。
不正を働いたのかどうかは今後の調査を見守るしかないが、ＳＴＡＰ細胞の真偽は当事者任せにせず、国をあげて検証してもらいたい。
画像の切り貼りや記述のコピー・アンド・ペースト(複製と転写、コピペ）、万能性の根拠となる核心の写真にも流用があった。
１４日に公表された理化学研究所の中間報告をみれば、多くの人はこう思っただろう。
「ＳＴＡＰ細胞はうそかもしれないな」
本当に存在しないのだろうか、理研が公開した作り方に沿って作ってみるしかないが、再現実験を試みる研究者は少ないだろう。
仮にできたとしても、成果は理研の小保方晴子さんらのものになってしまい、何の得にもならないからだ。
でももしＳＴＡＰ細胞が存在するのなら、このまま葬りさられるのはもったいない。
第三の万能細胞は今後の再生医療を飛躍的に発展させる可能性を秘めているからだ。
山中伸弥京都大教授ら幹細胞研究の第一人者を巻き込んで、国がＳＴＡＰ細胞の有無を検証するプロジェクトを立ち上げてみてはどうだろう。
科学の世界で「ない」を立証するのは難しいが、１年や２年、期限を区切って徹底的に実験をやってみる。
ＳＴＡＰ論文は撤回される方向で動いているようだ。研究成果をなかったことにし、うやむやにするのはよくない。
再生医療の英知を結集し「シロ」「クロ」をはっきりさせる。
今回の騒動で日本の科学研究にできた傷を治すにはそれしかない。
以上
理研の小保方（おぼかた）晴子氏をリーダーとする研究者、米ハーバード大学や山科大学の教授。皆さん世界的に名前の通ったメンバーの研究発表。
誰も信じて疑わなかったＳＴＡＰ細胞だけに、残念で仕方がありません。
検証結果は「クロ」のはずはないと信じたい私ですし、第３の万能細胞としてSTAP細胞はあって欲しいですね。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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