ビットコイン なぜ広がる 海外送金瞬時に Q&A
日本経済新聞 掲載 ニューヨーク発
Q 「ピットコイン」って何?
A 2009年に登場したインターネット上で流通する仮想通貨だ。発行量は円換算で1兆円規模とされる。紙幣のような実物がなく、決済はネット上のデータのやりとりで処理する。金融機関のネットワークを経由しないため、クレジットカードや銀行に比べると、やりとりにかかる手数料が格安で済む。世界中どこへでも瞬時に送金できるのも利点だ。
現実通貨のように政府や中央銀行といった発行主体や管理者がいないのも特徴だ。通貨の価値を保証する機関がないため、無価値になる危険性もある。
Q 価値はどのように決まる?
A ピットコインは専門の取引所で円やドル、ユーロ、人民元といった現実通貨と交換できる。流通する総量があらかじめプログラムによって定められいるので需要動向によって価格が大きく変動する。
取引所が示す価格は少しずつ異なっており、その差額を狙い投機的な売買を仕掛ける利用者もいるようだ。
Q 最近、価格が急落しているのはなぜ?
A 2月上旬に大手取引所の1つである「Mt.Gox」(マウントゴックス)が、技術的な問題を理由にビットコインの引き出しを一時停止したのをきっかけに、利用者の間で動揺が広がった。マウンドゴックスでは直近で1ビットコインあたり400ドルをやや上回る水準。年初には800ドルを超える水準で売買されていた。
その数日後に他の大手取引所2社もサイバー攻撃で引き出し停止の措置を取ったため、価格はさらに下落した。
こうした取引所の不安定な運営も当局の規制論につながっている面がある。
以上
日本経済新聞の社説の一部記事抜粋「ピットコインに対する各国政府の対応はまちまちだ。欧米諸国は様子見状態だが、中国やインドなどは規制に動き出した。ビットコインを現金に交換できる取引所が停止停止したことなどから、米アップルは先週、ビットコインを使える財布ソフトを同社の携帯向けソフトの配信サイトから削除した」
いままでこのような通貨が流通していることを、認識していなかったのですが、世界中の問題なので一定の規律をつくるのも必要でしょう。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
人気ブログランキングに参加しています
クリックお願いします。 ↓