キャノン、国内生産回帰 5割に引き上げ円安長期化見込む | 税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

大阪府寝屋川市の税理士法人長瀬会計事務所のスタッフブログ。楽しくやってまーす!
税務、会計だけでなく助成金申請や事業再生支援など会社経営のサポートに力を入れてます。
インボイス登録事務所 T7120005020272

キャノン、国内生産回帰 5割に引き上げ円安長期化見込む

 日本経済新聞 掲載


キャノンは2015年までにカメラなど自社生産比率を現在の42%から50%へ引き上げる。


円安基調が長期化すると判断。海外への移管を進めてきた従来の戦略から、円安メリットを享受できる態勢へカジを切り直す。


御手洗富士夫会長兼社長が7日、明らかにした。


国内への生産回帰は設備投資拡大や雇用増に波及する。日本経済の底上げには同様の動きが製造業にも広がるかどうかがカギになる。


国内生産を増やすのは一眼レフカメラやカラー複合機などの高価格帯の商品が中心。


14年は海外需要が回復すると見込んでおり、増産分は大分工場など主に国内拠点に振り向ける。


当面は既存設備の稼働率上昇で対応するが、需要回復が続けば新規投資も視野に入れる。海外工場の閉鎖などは検討していない。


国内比率は2000年台後半まで約60%だったが、リーマン・ショック後の超円高局面を乗り切るため、生産の一部をアジアなどに移管。この4年間で40%台前半まで減らしてきた。


だが、アベノミクスや米景気回復を背景に円安が定着。「為替に柔軟に対応した世界的な生産体制を構築する」(御手洗会長)好機と判断した。


今回の戦略見直しで、輸出採算好転を生かして利益率を高めるほか、国内の雇用を増やす狙い。


「日本製」ブランドを押し出せることも販売面での利点が大きい。


12年までの円高で製造業の海外シフトは加速。13年は円安にもかかわらず、家電などの輸入額が初めて輸出額を上回る見通しとなるなど製造業の空洞化が進んでいる。


 以上


この円安状況でも25年11月で貿易赤字は過去最高大の1兆2543億円の赤字、経常収支も5928億円の赤字、石油等輸入物価が膨らみ、企業の海外生産が進んでいるためと思います。徐々に円安輸出効果が出てくると想像できますが、キャノンさんのように、国際競争に勝てる製品は国内で生産し勝負してほしいものです。




税理士ゆーちゃん より

最後まで読んで頂き、有難うございます
人気ブログランキングに参加しています

クリックお願いします。 ↓

         人気ブログランキングへ

税理士ゆーちゃんの記事一覧

税理士ゆーちゃんの記事一覧NO2

税理士ゆーちゃんの記事一覧NO3