三越伊勢丹 日本製 倍に
日本経済新聞 掲載
三越伊勢丹ホールディングス(HD)は国内で生産された衣料や雑貨の取り扱いを増やす。
2015年度をめどに自主規格の国産商品の売上高を12年度比2倍の1,500億円規模にする。
そごう・西部も14年度までに4倍に増やす。
主要産地である中国での人件費上昇や円安で国産品とのコスト差が縮んでいるうえ、消費マインドの改善で品質を重視する消費者が増えていることに対応する。
中略
コスト差が縮まったことに加え、昨年末以降の株高、消費マインドの改善で百貨店などでは高額衣料の需要が急増。
店頭価格に国内での生産コストを反映できるようになったことで、国内企業への生産委託が増えてきた。アリエスでは高級スーツの受注量が前年比2割増で推移している。
衣料品市場は長く縮小傾向にある。低価格商品に対する消費者の需要は今も根強いため、一般的な衣料品がコストの安い海外で生産される流れは今後も変わらない。
ただ百貨店が扱う高額品衣料品は、景気の腰折れがなければ日本製への回帰が続く可能性がある。
以上
日本製シフトがじわり
・三越伊勢丹HD・・日本の伝統的な染め物技術を使った衣料や雑貨を展開
・そごう・西部・・9月に国産で5,000円台からのTシャツなどを投入する
・松屋・・・今秋冬、国産コートを前年比2割増
・三陽商会・・秋冬向けに青森のコート専用工場で「100年コート」など生産
・レナウン・・・紳士服「ダーバン」で、愛知県産のウールを使い宮崎県で製造
・はるやま商事・・愛知県の老舗メーカーの生地を使った高級紳士スーツを販売
・ABCマート・・・石川県の靴製造工場を今年買収し、革製ブーツなど生産
税理士ゆーちゃん より
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