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新日鉄住金 経常利益3倍 統合効果と円安寄与

 日本経済新聞 掲載


新日鉄住金の2014年3月期の連結経常利益が前期比3倍強の3,000億円程度になりそうだ。


自動車用鋼板や建築・土木向け鋼材の国内需要が回復。海外でも円高是正で競争力が高まった。経営統合による合理化効果も大きい。


日本企業の収益回復が素材分野にまで広がってきた。


同社の連結経常利益が3,000億円(昨年10月の合併前は旧新日本製鉄と旧住友金属工業の単純合計)を超えるのは09年3月期以来。


経営統合の合理化効果は今期約500億円とコスト削減全体の3分の1を占める。


新日鉄住金の4~6月期の粗鋼生産(単純ベース)は前年同期比7%増の1,150万トン。通期でも前期の4,355万トンを上回る見通し。公共工事や民間設備投資が増加、自動車生産も堅調で鋼材需要が伸びる。


国内で円高修正は輸入鋼材に対する価格競争力が増す一方で原料価格の押し上げ要因となる。


同社はトヨタ自動車と4~9月期の鋼板価格の値上げで合意。ある程度は価格に反映できそうだ。


前期から20円近く円安の1ドル=100円程度で推移する円相場は海外での競争力向上にも追い風。


中国の供給過剰が重荷の鉄鋼業界にあって新日鉄住金の収益回復は鮮明だ。


海外勢は苦戦しており、13年1~3月期では、世界最大手のアルセロール・ミタル(ルクセンブルグ)が3億4500万ドルの最終赤字だった。




 税理士ゆーちゃん より

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