ビーテクノシステム 既存の木造住宅 免震化 建物滑らせ衝撃を緩和 | 税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

大阪府寝屋川市の税理士法人長瀬会計事務所のスタッフブログ。楽しくやってまーす!
税務、会計だけでなく助成金申請や事業再生支援など会社経営のサポートに力を入れてます。
インボイス登録事務所 T7120005020272

ビーテクノシステム 既存の木造住宅 免震化 建物滑らせ衝撃を緩和

 日経産業新聞 掲載


建設コンサルタントのビーテクノシステム(東京・世田谷、谷山恵一社長)は、建設済みの木造住宅を対象にした免震技術を開発した


建物を特殊加工を施した鉄板の王に載せ、地震で揺れた場合には滑らせて衝撃を緩和する。震動が建物に伝わりにくくし、屋内の家具などの倒壊を防ぐ。一般的な住宅に導入する場合の工事費は300万円ほど。


建築済みの建物と土台を切り離す工法で、「だるま落とし」のように慣性が働く原理を応用する。


過去の複数の大地震を再現した実験では、揺れを最大70%カットできた。机、棚など家具類は倒壊をさけられたという。


基礎となる土台と建物の間に暑さ6ミリメートルの鉄板を挿入し、鉄板と土台はボルトで固定する。

鉄板に特殊なフッ素樹脂を塗布し、地震が発生した際は鉄板の上を住宅が滑って衝撃を和らげる。

鉄板を貫く形で建物と土台を「復元材」と呼ぶ直径15センチ、高さ17.5センチの筒状のゴムでつなぐ。

建物が左右に滑れるよう、復元材が貫く部分の鉄板には、復元材の直径より大きい穴が開いている。

揺れが収まった後は復元材の力で建物を元の場所に緩やかに戻す。


同技術を導入した免震工事は、建物の構造を解析したうえで作業を進め1ヶ月ほどで済む。


まず建物と土台のアンカーボルトを切断する。建物が20センチ幅で揺れることを織り込み、土台の外周をコンクリートで広げる。その上に再び建物を戻し、屋外の空調室外機やガス管などを免震対応に換えれば完成する。


ビーテクノシステムはこの免震技術で特許を出願中。8月から住宅メーカーや工務店へ技術供与し、供与料を得る。3.3平方メートル(1坪)あたりの施工で約10万円を想定する。初年度100戸、3年後に500戸への導入を目指す。


新築の場合は基礎をあらかじめ免震対応にし、一般的に鉄骨の梁(はり)や積層したゴムを使う。

ただ、この技法を建築済みの建物に転用するのはコストや手間を考慮すると難しかった。ビーテク

ノシステムの新技術を使えば、比較的安価に免震改修できる。


ビーテクノシステヌはIHI出身の谷山社長が橋梁設計などの実績を生かし2006年に設立。土木構造の設計や施工計画に加え、構造物解析サービスを手がけてきた。


 以上




 税理士ゆーちゃん より

最後まで読んで頂き、有難うございます
人気ブログランキングに参加しています


クリックお願いします。 ↓

         人気ブログランキングへ


税理士ゆーちゃんの記事一覧

税理士ゆーちゃんの記事一覧NO2