レアアース鉱石 伊勢市で発見 愛媛大など、鉱山跡から新種
日経産業新聞 掲載
山口大学や東京大学、愛媛大学の研究チームは、三重県伊勢市の鉱山跡地からレアアース(希土類)を含む新種の石を発見した。石には微量だがハイブリツド車のモーターに使われるネオジウムも含まれている。
愛媛大の皆川鉄雄教授は「新種の石は世界中の鉱山跡地から採れ、新たなレアアース鉱物となりうる」と話している。
研究チームは、山中にある鉄マンガン鉱床を調べ、新種の石を発見した。海底プレートの移動に伴い、かつて海底にあった石が陸地に現れたようだ。
採取した石を分析したところ、レアアースでコンデンサーに使うランタンを11~13%、ネオジウムを約5%、自動車の排ガス浄化に使うセリウムを3~4%含んでいた。さらにレアメタル(希少金属)で、航空機材料に使うバナジウムも7~8%あった。
新種の石は、国際鉱物学連合の新鉱物・命名・分類委員会で新鉱物として「ランタンバナジウム褐簾石」として承認されたという。
以上
税理士ゆーちゃん より
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