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燃料電池車が変える 1億円の車、今や500万円

 日本経済新聞 掲載


前文略


脚光を浴び始めたのが燃料電池車だ。燃料は水素。空気中の酸素と反応させて水になる時のエネルギーでモ^ターを動かす。燃料充電にかかる時間はガソリンの給油と同じ、航続距離はガソリン車と変わらないか、それ以上になる。


燃料電池車は10年前にも注目されたことがある。だが、当時の価格は1台1億円。それが今回500万円程度にまで安くなるバッテリーに相当する燃料スタッフや水素と酸素の反応を高める触媒、水素タンクなどで技術革新が起きた。


例えば、高圧の水素をためる水素タンク。炭素繊維をタンクに巻き付ける技術を開発し、強くて小型軽量の製品ができた。炭素繊維は日本の家芸。「海外メーカーにはなかなかまねできない」とトヨタの内山田竹志副会長は話す。


車体には政府が補助金の設定も検討している。15年の発売時には、400万円程度まで安くなる可能性もある。


市販化に向け、自動車各社の動きは慌ただしくなった。1月にトヨタが独BMWと燃料電池車の共同開発で合意。その4日後には日産自動車と仏ルノーの連合が独ダイムラー。米フォード・モーターと提携した。


デロイトトーマッコンサルティングによると25年には市場の5%程度、30年には10%が燃料電池車に置き換わる見通し。

25年までに2.7兆円の経済波及効果もある。燃料スタッフや充填設備関連で新産業が生まれる


型天然ガスの「シェール革命」に沸く北米。石油の可採年数は40年伸びたとされるが、ひしかに注目されているのは燃料電池開発の草分けカナダのパラード・パワー・システムズだ。現在、大株主に名をつられるのは米テキサス州の運用大手ディメンショナル・ファンド・アドバイザーズ。「技術革新の地平を開拓する」との目的を掲げ、小型株の運用に定評がある。


バラードは足元の収益が好調とはいえない。だが米国でもいずれは二酸化炭素(CO2)の排出が問題になりかねず、将来の市場拡大をにらんで投資に動いた。欧州でもバラードに注目する投資会社が多い。

新技術に敏感な米欧マネーがシェール革命の先をにらんで動く。


産業が変わる兆しは少しずつ強まってきた


 以上



 税理士ゆーちゃん より

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