イノベーション創出① (13年度予算案)
日経産業新聞掲載
安部政権は成長戦略の柱にイノベーション(技術革新)を位置付けている。その実現へ向け、2013年度の科学技術関連予算に各省庁は何を盛り込んだのか。ポイントをまとめた。
文部科学省の予算は前年度比3.3%減の9,873億円。原子力規制委員会に業務移管した分などを除く実質的な減額幅は104億円(1%)だ。
東京電力福島第一原子力発電所事故後の電力不足を受け、エネルギー関連技術の開発に注力する。
リチウムイオン電池に代わる次世代蓄電池、アンモニアなどを使う蓄電技術の開発に73億円をあてる。蓄電池分野でも中国や韓国に猛追されており、革新的な蓄電池の開発で日本の優位性を保ちたい考えだ。
山中伸弥京都大学教授のノーベル生理学・医学賞の受賞で注目を浴びるiPS細胞の研究には、前年度の約2倍の90億円を盛り込み、病気別の実用化研究拠点などを整備する。今後10年間にわったて同額を拠出する予定で、今年度補正予算の214億円と合わせた金額は約1,100億円にのぼる。
小惑星探査機「はやぶさ2」や東日本大震災で津波被害の観測に活躍した「だいいち」の後継衛星の開発には同81億円増の146億円をあてる。小惑星探査や防災監視などの日本が強みを持つ技術を伸ばす狙いがある。
以上
税理士ゆーちゃん より
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