今日は史上初、死刑場が公開された。という報道。


これが、死刑論議の一役になるか、みたいなことを報道するが・・・



別に「刑場」自体は、絵図やCGでシミュレートをいやというほどされているので、まったく何の収穫もなければ、どうでもいいんじゃないでしょうか?


「へえ、日本って絞首刑なんだ~」っていまさら思った人は、まさかあるまい。(いや、最近の日本では残念ながらいるな笑)



さて、おいらが、一番、不可解に思ったのが、特定宗教に肩入れしている点だ。


おいらは、知らなかった。



まず、教誨室に死刑囚は入る。


そこで、遺言書も書けるそうである。


坊さんや神父さんなど教戒師を自由選択で呼べる。


が、その部屋の壁の真ん中にはどかっとキンピカの仏壇が置かれてある。


浄土真宗本願寺派の仏壇だ!



特定の宗教宗派に肩入れしすぎだ!!



正直いって、いろいろとナンクセつけて、政教分離だ!とヒステリックに日本の伝統を壊そうとしている連中は、イヤだ。戦後の日本はそういう連中が行政に対して裁判を起こし続けた。



おいらは、そういうことを言ってるんじゃない。


日本の伝統もクソもない死刑する所である。自分で最後の意志で教戒師の宗教を選べることもできる場だ。


なのになんで、わざわざ、壁の真ん中にどかっと、


浄土真宗の仏壇、しかも本願寺派のものが、置かれてあるんだ?



まあ、どんぐりの背比べ的に見て名目的信者数が一番、多いっちゃ多い。でも当然それ以外の宗派の信者数が多いし、宗教自体違う人も腐るほどいるではないか。



どうして、仏教仏壇が置いてあるのか?という不可解が、まずあり、しかも特定宗派のものだ。


なんか、すごく、違和感がある。



まあ、目くじら立てなさんな、という人が、過半数かもしれない。


でも嫌悪とは言わないまでも、不可解に思う人は、相当な人数に登るんじゃないか?特に日蓮宗の人は、某カルト教団じゃない人でもちょっと嫌だなと思う人が多いと思う。


ああ、麻原も最後に浄土真宗の仏壇を拝む予定なんだな(笑)



で、その教誨室を出ると、執行室のとなりにある「前室」に行かされる。


ここで拘置所長の告知がされる。


が、ここでも壁の真ん中には、またもや


浄土真宗でお馴染みの放射光背付き阿弥陀如来立像がいらっしゃる。



その阿弥陀仏を人生最期に見つつ、目隠しをされ、青いカーテンを抜けて、執行室へと向かう。



この刑場が公開されたことによって、、


死刑反対!運動が活発になるとは思えない


それよりも


特定宗教・宗派への肩入れ反対!!!!!


政教分離原則の憲法違反!!!


という思わぬ波紋が出るんじゃないだろうか?・・・・


逆になくちゃ、おかしい。


って、こんなこと言ってるのおいらだけ?



おいらだったら、たとえ、自分の家の宗派を知らなくても最後だからお寺に聞くなりして、自分の家の宗派にしてほしいなあ。


床屋が掘った王様は裸


教誨室には浄土真宗本願寺派の特定仏壇が置いてある。


写真が小さくて見えないが真ん中には親鸞聖人や阿弥陀如来などの画が置いてある。


床屋が掘った王様は裸


前室で最期にこれと同型の阿弥陀仏を見ながら目隠しをされる。



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