今、世界でトヨタがリコール騒動を起こしていますよね。
トヨタはもちろん、これは日本社会の景気回復にかかわる問題でもある。

豊田社長が記者会見をした。信用を回復できるか、どうか、大事なときだ。この会見にかかっているかもしれない。

会場には日本人記者だけではなく、通訳も用意されていた。

豊田社長は、BBC記者の要望に応えて、質問にわざわざ英語でメッセージを述べた。

言っておくが、彼はアメリカ、マサチューセッツ州、バプソン大学に留学してMBA(経営学修士)を取得している。



I, the people, people who drive Toyota, who care about Toyota, I'm a little bit worried about they're while they are driving, they feel a little bit cautious. But, believe me. Toyota's car is safety, and but we're try to increase our products better. So, our, our, this, this kind of, procedure is good for the customers. So please believe me. We always customer first is first priority. And I'm trying to, trying to do this work, as soon as possible and with cooperation of our employee and our supplier and the dealers.


(ここでBBC記者から Should you've acted more quickly? 「もっとはやく行動すべきでしたか?」と言われ)

I will do my best! 

えええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!

驚愕、唖然

あまりにもひどい!!!! あまりにもひどすぎる!!!!

アメリカの大学でMBAを取った人間であり!、幹部にTOEICの高得点を強制する会社であり!、社運を賭けた大事な時であり!、日本語だけでもいいのにわざわざ英語でしたのに!!!!

あまりにもひどい!!!!
これでトヨタの信用は確実に下がったとしかいえない。

まず、どもりかと思うほどの繰り返し。a little bit(ちょっと)という砕けた口語表現とその直後にPleaseをつけない命令表現。
「ちょこっと慎重になっちゃうけど、僕を信じてね。」
こんなんじゃ、信用をなくす。
たどたどしい言い方、こんな発音、そして出鱈目すぎる文法。
特にToyota's car is safety!!!!!?
車は一台なのかよ!しかもsafetyじゃなくsafeだし。We are try to~ ってどういうことだ??

ほんとに、MBAかよ!!!!!!!!!!!!!!
ほんとに数年留学してたのかよ!!!!!!!!!
ほんとに、幹部に英語能力を強制している会社かよ!!!!
ほんとに国際的な会社かよ!
ほんとに会社の一大事のときのコメントかよ!
このボンクラ坊ちゃん野郎!


頭がクラクラする。

もちろん、英語の間違いはほかにもキリがないほどある。

というより、一番根本的なことがかけている。
それは、理由がのべられていないのだ。

信じてくれだの、安全だだの、客が一番だの、一生懸命やってるだの言うのであれば、
信じてもらえるだけの根拠が必要だ。
これこれの理由により客に心配をかけることはないと、
そういうことが、スピーチにおけるイロハだ。
「お客様第一に考えておりますので信じてください」で終わっていいのは日本的情緒であり、国際社会では逆に信用を落とすだけなのだ。
実は日本語での質問ではそういうことは述べている。いかんせん、あまりにも英語がつたない能力不足のお坊ちゃんゆえ。

欧米のメディアから笑いものになっただけの豊田社長であった。

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追加が必要だろうと思った。
社長はまず、アメリカABCの女性記者が、英語で答えてくれないか?と英語で要望したことを「日本語通訳」を介して、苦笑いをする。そのあと、I'll tryと言って、その女性記者の英語の質問に耳を傾け始める。が、聞き取れないので、もっとゆっくり言ってくれと言う。結局その質問を「日本語通訳」を介して理解をする。そして、ことわりを入れて、日本語で答えた。
その次に、イギリスBBC男性記者が、また、英語でメッセージをくれないか?と英語で要望をして、恐らくその英語のmssageという語だけを聞き取って、話しはじめる。それがこの動画である。
さんまのからくりテレビ「ファニエストイングリッシュ」の一般人でも、マイクをつきつけられて、さあしゃべって!といわれたら、逃げるわけにはいかず、結構言えるもんだ。ましてやアメリカ留学でMBAってんだから、しゃべれて当然だと思うのだが、この有り様。で、BBC記者が「もっと素早く行動すべきだったと思いませんか?」と質問した。その英語が聞き取れず、通訳も最後まで通訳せず、結局「最善をつくしましょう!」って、とんちんかんな答えをしたわけである。
これがことの顛末である。断片的なものをみるとまるで、ブロークンではあるが、日常会話程度いけるからいいんじゃないの?と思う人がいるかもしれない。しかし、彼は、会話の前提である英米人が英語で質問したことを全く!聞き取れてなかった。日本の一般中高生程度の耳しかもっていないことがよくわかった。