米軍のシリアにおける救出作戦、、、、緊急撤収!!??
先にアップしましたが、アメリカ軍特殊部隊は、シリアで拘束されているアメリカ人ジャーナリストの救出作戦に失敗した、、、、とのことです。
こちら、過去記事。
http://ameblo.jp/wintac/entry-11913022749.html
で、詳細ですが、、、、無論、特殊作戦の詳細が短時間でわかるはずもなし、、、、。
ですが、若干の情報は出始めました。
まあ、アメリカ政府が正規式に失敗を認めたようですが、、、、。
参考映像です。
アメリカ軍は、実在する複雑な情報網によってジャーナリストの位置情報を得て、航空機、UAVなどでフォローしていたそうです。
そこに、ヘリによって数ダース、、、つまり12人×数個の特殊部隊を投入しました。
しかし、敵の反撃を受け、更に拘束されたジャーナリストがそこにいない事がわかり、撤退を決めたそうです。
投入された特殊部隊員は、1名が軽傷で済んだそうです。
こちら、ワシントンポストの記事を開設したネット記事の意訳です。
今年の初夏、米国特殊部隊はシリアのイスラム国の過激派に拘束されているジャーナリスト、James Foley氏と他の人質を救出する試みを行いましたが、人質は想定した場所にはいなかった為、作戦は失敗しました。
ワシントンポストによりますと、西洋人の人質が過激派に解放され、諜報員に報告された後、米国は作戦を行いました。米政府当局者は作戦には数十人の米国特殊部隊員が関わり、過激派と交戦し、アメリカ人が一人負傷しましたが、Foley氏とその他の人々は救出できなかったと話しました。
「作戦を行った場所には人質はいなかった為、最終的には失敗しました。当然のことながら、成功することを強く望んでいました」と政府高官は匿名でワシントンポストに話しました。
作戦がどこで行われたかや「初夏」以外正確な時期は明らかにされていません。
イスラム国の過激派は、Foleyの前雇用者であるボストンの報道機関Global Postに1週間前にFoley氏を殺害するとの脅迫メールを送っていました。
報道によれば、米国政府はこの脅迫を知っていましたが、過激派と交渉が行われたことはありませんでした。
他の地元の報道機関NewsCenter 5と話をしたところ、Global Postの社長であり創設者であるPhilip BalboniはFoley氏を殺害するつもりであるとのメールを先週水曜日の夜に、拘束者から受け取りました。
Foley氏が約2年前にシリアで拉致された際、Agence France-Presseのフリーランス写真家として働いていたことは広く報道されていますが、当時Global Postにも雇われていました。
Foley氏の居場所に関する調査は主に、Global Postに加えてFoley氏の家族に行われていました、彼の処刑のビデオが火曜日に出るまで、彼の居場所は基本的に不明でした。
BaloniはEメールの文面は激しい怒りでいっぱいだったと言い、「煮えくり返る怒りを感じられました。はったりである可能性があり、我々はったりであると信じなければなりませんでした。誰かを拉致し、2年近く拘束する際、その人質に価値があると思わない限りそんなことをしません」
MSNBCのAndrea Mitchellとのインタビューで、Balboniは、Foleyが殺害される直前にFoleyの家族にもう一通メッセージが送られたと付け加えました。
「これは発表しておりませんが、爆撃が始まった後、ジムが処刑されるという連絡が家族にありました。そんなことは起こらないと願い、祈りました。ジムはシリア人を愛し、イスラムを理解し、シリア人について伝えたい、単なる無実のジャーナリストであることを彼らに伝える為に自分たちで出来ることは全て行いました」とBalboniは話しました。
一方、複数の情報源(全て匿名)が、Foleyの首をはねた英語を話す男がシリアにいる英国人のイスラム国メンバーのリーダーであるとGuardianに話しました。かつて人質だった男性はJohnとだけ明らかにし、自分が頭がよく、教養があり、イスラム過激派の教えの敬虔な信者であると話していました。
報道機関の情報では、今年の初めの闘争で身代金が支払われた後11人の人質がトルコに解放された際、Johnはイスラム国の交渉人であったと説明されていました。
海外生まれの兵士が現在ではイスラム国のかなりの部分を構成しています。英国からおおよそ500人、700人のフラン人、500人のベルギー人がシリアやイラクで戦う為に中東に行っていると考えられています。
水曜日、オバマ大統領はISILやISISと知られるFoleyの殺害者に対して、「世界中が残忍な殺人にゾッとしている」と非難しました。
「ISILについてはっきりさせておきましょう。都市や村を暴れまわり、罪のない丸腰の市民を卑怯な暴力で殺している。女性や子供を誘拐し、拷問し、レイプし、奴隷にしている。スンニ派とシーア派のイスラム教徒を数千人単位で殺害している。他の宗教を信仰しているというだけの理由で、キリスト教徒や他の宗教の少数派を標的にし、家から連れ出し、可能な時は殺害している」
「アメリカは市民を守るために行わなければならないことは引き続き行う。我々は警戒し無慈悲になる。」オバマ大統領はイスラム国について「ガンが広がらないように、このガンを抜き取る為に共通の努力を行わなければならない」と主張を加えました。
以上、意訳でした。
なんか、人質救出作戦、失敗!!なんて、書くと、ホントに大失敗のように思われると思いますが、、、、。
これは、撤収してきた部隊の現場隊長は、褒められると思うのですが、、、。
特に、人質が現場にいないという判明は、凄く難しいですよね。
CGのイメージが示すような状況では、人質の存在を確認するのは、非常に難しいと思います。
今回の作戦は、人質救出作戦の困難さを示したのではないでしょうか?
作戦で重要なのは、人質の位置です。
これを、特定するのは、アメリカ軍が有する独自の情報網です。
この情報網は、敵の中の作られた人の情報網や、ネットやメールなどの情報網です。
所謂、ヒューミント、シギントを織り交ぜた情報収集ネットワークです。
これらは、一朝一夕にできるものではなく、数年、数十年をかけて構築されていくものです。
まあ、マーケティングで、クライアントのネットワーク作る苦労を知っていれば、そこにかかる予算、手間の凄さが分かるのではないでしょうか。
そうしたネットワークでとらえた位置情報は、ずっとフォローされて、リアルタイムで更新されなくてはなりません。
要するに、追っかけまわさないといけないって事ですね。
それを、敵地でやるわけです。
さらに、白人がほとんどいない、中東で。。。
どれだけ、困難だよ!!と言いたくなりますが、、、、それだけ、手間と金がかかっているわけですね。
そして、それらを人だけではく、航空機等を使って多角的にフォローしないと、誰かが見失ったら、それで今までの苦労は水の泡、です。
で、いざ、突入となった瞬間、いなかったということです。
これって、イスラム過激派が、アメリカ流の情報収集と突入の流れや時間的なタイミングを学んでいるのかもしれませんよね。
「そろそろ、くるんじゃね?」
という予測が立てられやすくなっているのかもしれません。
そうなると、、、この作戦によってアメリカの作戦は、また新たしくなる可能性も出てくるのではないでしょうか。
そのきっかけになる作戦だったかも、、、です。
ちなみに、アメリカは、拘束された人質に関係なく、ISISに対する攻撃を強めているそうです。
こちら、過去記事。
http://ameblo.jp/wintac/entry-11913022749.html
で、詳細ですが、、、、無論、特殊作戦の詳細が短時間でわかるはずもなし、、、、。
ですが、若干の情報は出始めました。
まあ、アメリカ政府が正規式に失敗を認めたようですが、、、、。
参考映像です。
アメリカ軍は、実在する複雑な情報網によってジャーナリストの位置情報を得て、航空機、UAVなどでフォローしていたそうです。
そこに、ヘリによって数ダース、、、つまり12人×数個の特殊部隊を投入しました。
しかし、敵の反撃を受け、更に拘束されたジャーナリストがそこにいない事がわかり、撤退を決めたそうです。
投入された特殊部隊員は、1名が軽傷で済んだそうです。
こちら、ワシントンポストの記事を開設したネット記事の意訳です。
今年の初夏、米国特殊部隊はシリアのイスラム国の過激派に拘束されているジャーナリスト、James Foley氏と他の人質を救出する試みを行いましたが、人質は想定した場所にはいなかった為、作戦は失敗しました。
ワシントンポストによりますと、西洋人の人質が過激派に解放され、諜報員に報告された後、米国は作戦を行いました。米政府当局者は作戦には数十人の米国特殊部隊員が関わり、過激派と交戦し、アメリカ人が一人負傷しましたが、Foley氏とその他の人々は救出できなかったと話しました。
「作戦を行った場所には人質はいなかった為、最終的には失敗しました。当然のことながら、成功することを強く望んでいました」と政府高官は匿名でワシントンポストに話しました。
作戦がどこで行われたかや「初夏」以外正確な時期は明らかにされていません。
イスラム国の過激派は、Foleyの前雇用者であるボストンの報道機関Global Postに1週間前にFoley氏を殺害するとの脅迫メールを送っていました。
報道によれば、米国政府はこの脅迫を知っていましたが、過激派と交渉が行われたことはありませんでした。
他の地元の報道機関NewsCenter 5と話をしたところ、Global Postの社長であり創設者であるPhilip BalboniはFoley氏を殺害するつもりであるとのメールを先週水曜日の夜に、拘束者から受け取りました。
Foley氏が約2年前にシリアで拉致された際、Agence France-Presseのフリーランス写真家として働いていたことは広く報道されていますが、当時Global Postにも雇われていました。
Foley氏の居場所に関する調査は主に、Global Postに加えてFoley氏の家族に行われていました、彼の処刑のビデオが火曜日に出るまで、彼の居場所は基本的に不明でした。
BaloniはEメールの文面は激しい怒りでいっぱいだったと言い、「煮えくり返る怒りを感じられました。はったりである可能性があり、我々はったりであると信じなければなりませんでした。誰かを拉致し、2年近く拘束する際、その人質に価値があると思わない限りそんなことをしません」
MSNBCのAndrea Mitchellとのインタビューで、Balboniは、Foleyが殺害される直前にFoleyの家族にもう一通メッセージが送られたと付け加えました。
「これは発表しておりませんが、爆撃が始まった後、ジムが処刑されるという連絡が家族にありました。そんなことは起こらないと願い、祈りました。ジムはシリア人を愛し、イスラムを理解し、シリア人について伝えたい、単なる無実のジャーナリストであることを彼らに伝える為に自分たちで出来ることは全て行いました」とBalboniは話しました。
一方、複数の情報源(全て匿名)が、Foleyの首をはねた英語を話す男がシリアにいる英国人のイスラム国メンバーのリーダーであるとGuardianに話しました。かつて人質だった男性はJohnとだけ明らかにし、自分が頭がよく、教養があり、イスラム過激派の教えの敬虔な信者であると話していました。
報道機関の情報では、今年の初めの闘争で身代金が支払われた後11人の人質がトルコに解放された際、Johnはイスラム国の交渉人であったと説明されていました。
海外生まれの兵士が現在ではイスラム国のかなりの部分を構成しています。英国からおおよそ500人、700人のフラン人、500人のベルギー人がシリアやイラクで戦う為に中東に行っていると考えられています。
水曜日、オバマ大統領はISILやISISと知られるFoleyの殺害者に対して、「世界中が残忍な殺人にゾッとしている」と非難しました。
「ISILについてはっきりさせておきましょう。都市や村を暴れまわり、罪のない丸腰の市民を卑怯な暴力で殺している。女性や子供を誘拐し、拷問し、レイプし、奴隷にしている。スンニ派とシーア派のイスラム教徒を数千人単位で殺害している。他の宗教を信仰しているというだけの理由で、キリスト教徒や他の宗教の少数派を標的にし、家から連れ出し、可能な時は殺害している」
「アメリカは市民を守るために行わなければならないことは引き続き行う。我々は警戒し無慈悲になる。」オバマ大統領はイスラム国について「ガンが広がらないように、このガンを抜き取る為に共通の努力を行わなければならない」と主張を加えました。
以上、意訳でした。
なんか、人質救出作戦、失敗!!なんて、書くと、ホントに大失敗のように思われると思いますが、、、、。
これは、撤収してきた部隊の現場隊長は、褒められると思うのですが、、、。
特に、人質が現場にいないという判明は、凄く難しいですよね。
CGのイメージが示すような状況では、人質の存在を確認するのは、非常に難しいと思います。
今回の作戦は、人質救出作戦の困難さを示したのではないでしょうか?
作戦で重要なのは、人質の位置です。
これを、特定するのは、アメリカ軍が有する独自の情報網です。
この情報網は、敵の中の作られた人の情報網や、ネットやメールなどの情報網です。
所謂、ヒューミント、シギントを織り交ぜた情報収集ネットワークです。
これらは、一朝一夕にできるものではなく、数年、数十年をかけて構築されていくものです。
まあ、マーケティングで、クライアントのネットワーク作る苦労を知っていれば、そこにかかる予算、手間の凄さが分かるのではないでしょうか。
そうしたネットワークでとらえた位置情報は、ずっとフォローされて、リアルタイムで更新されなくてはなりません。
要するに、追っかけまわさないといけないって事ですね。
それを、敵地でやるわけです。
さらに、白人がほとんどいない、中東で。。。
どれだけ、困難だよ!!と言いたくなりますが、、、、それだけ、手間と金がかかっているわけですね。
そして、それらを人だけではく、航空機等を使って多角的にフォローしないと、誰かが見失ったら、それで今までの苦労は水の泡、です。
で、いざ、突入となった瞬間、いなかったということです。
これって、イスラム過激派が、アメリカ流の情報収集と突入の流れや時間的なタイミングを学んでいるのかもしれませんよね。
「そろそろ、くるんじゃね?」
という予測が立てられやすくなっているのかもしれません。
そうなると、、、この作戦によってアメリカの作戦は、また新たしくなる可能性も出てくるのではないでしょうか。
そのきっかけになる作戦だったかも、、、です。
ちなみに、アメリカは、拘束された人質に関係なく、ISISに対する攻撃を強めているそうです。