なぜ、国を守るために命を賭して戦うか?? | タクティカル コム

なぜ、国を守るために命を賭して戦うか??

なぜ、命を賭して国を守るために戦い続けるか??

もう直ぐ今年も終わりです。
NHKのオンデマンドで、2002年に放送されたNHKスペシャル“NHKスペシャル 海上自衛隊はこうして生まれた ~全容を明かす機密文書~”を見ておりました。
  タクティカル コム

NHKは、日本の公共テレビでありながら、未だに半島ドラマを放送しているという、どうしようもない局でありますが、、、。
この海自のドキュメンタリーも、どうよ、、、と言う部分があるのですが、、、。
海軍再建に尽力された大先輩方を思い、先輩から聞いた現在の各専門部隊を作られた人たちの尽力を思い、、、
何時の時代でも、どこの国でも、命を賭して国を守るために戦おうと言う人たちがいるんだ、ということを改めて考えさせられました。

たまたま、アメリカの先生が送ってくれたメールにあった、元アメリカ軍レンジャーのダレン ラボンテ氏。
  タクティカル コム

ラボンテ氏は、2009年任務で赴任中のアフガニスタンで、ダブルスパイの自爆テロにより殉職されております。
ラボンテ氏は、1974年生まれ。
高校を卒業して、アメリカ陸軍に入隊。レンジャーを希望して第75レンジャー連隊に配属となりました。
8年の勤務の後除隊、その後9/11テロが起きます。
既に結婚していたにもかかわらず、ラボンテ氏は国家に再び尽くすべくFBIに入ります。
また、同時に大学に通い卒業しています。
そして、2006年にCIAに加わり、イラク、アフガン、ヨルダンで活動しています。
アルカイーダNo2のアル ザワヒリの追跡任務についており、アル ザワヒリに近いダブルスパイの捜査をしているときに、自爆テロに遭遇、殉職されました。

いったん退職した軍人が、再び任務に付き国家のために戦う。
ダレン ラボンテ氏は、まさに、そうした人たちの代表のような方です。
自分のアメリカの先輩、友人にも、結構多くの人が、退職して再び任務についています。
無論、中には結婚している人もいますし、離婚してしまった人もいます。

それぞれが、様々な事情を抱えていますが、いったん辞めてしまっても、“現場”を忘れることが出来ずに、国のために戦う任務に戻る人は多いようです。

高部隊長の著書“戦友”にも、戦場を忘れられない戦士の気持ちが書かれています。
自衛隊を辞めても、国のために何か役に立てないか、と行動されておられる人たちも大勢います。
一旦、国家のことを考えて私を捨て戦うことを選択した人たちの心に燈った火は中々消えないのだと思います。
何をしていてもいざという時は、どっかで役に立ちたいと思う人が多いのでしょう。
東日本大震災の時も、そうした人たちが数多く支援活動をしていたようです。

そういえば、、、
大東亜戦争の際、わが国を守るために散華された特攻隊員の成果が、今見直されているそうです。
既にご存知の方も多いと思いますが、特攻隊の戦果は、アメリカ軍が故意に少なく公表しておりました。
アメリカ軍を撤退直前まで追い込んだと言われる、大先輩達の偉業を間違った評価のまま置いておきたくはありません。

ご参考までと思い、、、Amazonのリンクです。
  
世界が語る神風特別攻撃隊―カミカゼはなぜ世界で尊敬されるのか


さて、、、、

自分も、引退したものの、何とかお国のためにお役に立てればと思っているモノの端くれです。
こんな爺ぃで宜しければ、荷物運びや地雷くらい踏み位はできるので、有事の際はいつでも使って頂きたいと思っておるのですが。。。。。(^_^;)

カレン民族の独立のために、高部隊長と共に戦い、志半ばで倒れた日本人義勇兵3名の鎮魂のために建立された“自由戦士之碑”。
  タクティカル コム

先輩達に少しでも近づけるよう、頑張りたいものです!!