斬新?ブ リーチングツール | タクティカル コム

斬新?ブ リーチングツール

異業種が設計したブリーチングツールの情報です。

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デザイン学校の生徒の協力で、デザイン会社のCo,Designが設計したブリーチングツールです。
Co,Designは、メディアなどで災害のニュースを見て、民間人でも何かレスキューを支援できないか、と考えてこのレスキューツールを作ったそうです。

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まあ、デモ写真の背景が気になるところですが、、、、
東日本大震災を見て、考えたんでしょうね柄。。。。
1本で様々な用途につかえる!!を目指したようです。

全くの異業種が装備開発をするのは、良くあることです。
例えば、日本の警察がサッカーのワールドカップの時に採用した新型暴徒鎮圧用楯。これも、元々プラスチックの成型会社が作った製品だったのではないでしょうか??

そんなんで、全くの異業種からの軍・警察への参入というのは、全くない話ではありません。

ただ、、、、
このブログでは良くアップしていることですが、耐久性や整備性という点が一番の問題になると思います。
斬新なデザインというのは、得てして壊れやすいもの。
武器でも装備でも1つで何でも使える、というものほど、壊れやすくなります。
過去においても、なんにでも使える、と言う装備で耐久性のあるものは、なかなかありません。
理由は簡単。
構造が複雑になるからです。

実のところ、数多く出回っているフーリガンツールなどのブリーチングツールでも使えるものはほんの少しの製品なのだそうです。
強度に問題がある製品もおおく、また、気をつけないと手を挟んで傷めたりする製品もあるとか。。。。

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  様々な会社で販売されているフーリガンツール。
  

そんななかで、こうしたタクティカルクローは、一見シンプルでただの工具にしか見えませんが、使い方次第では多くの目的に活用できるのだそうです。

  タクティカル コム

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このクローのミソは、先端の元部分のカーブにあります。
少しの力でも、引きドアをこじ開けれるようにテコの支点が取りやすくなっているのだとか。

ブリーチングは、複雑な道具を作るのではなく、単純な道具をいかに多くの用途に活用するか、が重要とのこと。
なるほど、ねえ。。。