トリチウム 付 サイト (照星 照門)
夜間用サイトとしてアメリカで数多く販売されているトリチウム サイト。
先にアップしたACOGにも使用されています。
トリチウムは、三重水素のことで放射性同位体です。
つまり、放射線を発しながら、時間と共に違う物質になっていきます。
発するのは、弱いベータ線で、半減期は12.33年だそうです。
蛍光塗料や蓄光塗料のように光を当てて反射したり、蓄積して光るのではなく、トリチウム自体が光を発するため、時計の針、方位コンパスの針などに使用されて夜間の使用を便利にしています。
アメリカでは、殆ど規制されていないに等しく、様々な製品の夜間発光用として使用されています。
アメリカの山で、ランドナビゲーション(コンパス行進)をした時、トリチウム付のコンパスを使ったことが有りますが、凄い、、、、です。
新月、曇り空の森林、、、、つまりは漆黒の闇で使用しましたが、ライト要りません。
めちゃくちゃ明るいです。
現役の頃に、ヘルメットの後ろに蓄光のテープを張って夜間行軍してましたが、見えるやら、見えないやら、という程度でした。
まあ、班内の識別ようですから、明る過ぎても困りますが、、、、明るさとの対比としたら、比べ物になりませんでした。
さて、、、、
このトリチウムサイトですが、日本に輸入して使用する場合は、非常に面倒くさい手続きが必要になります。
トリチウム付拳銃用フロント、リアサイトの構造
トリチウムガスが入ったチューブが入っています。
「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」という法律があります。
ここに規定されているベクレル数を超えると、「放射性同位元素装備機器」に該当する機器となります。
そうなると、トリチウムが付いた機器を使用するとき、この法律の適用をうけることになります。
数量的には、大体、フロントサイト+リアサイトでこの数値を超える事になります。
日本は、放射線に関する法規制が、物凄く厳しいですから、、、、(ーー;)
数値を超えた機器を使用する場合は、文部科学省による設計認証を受ける事で、通常の使用方法であれば特別な管理、許可の必要なく使用できます。
設計認証は、輸入者もしくは製造会社が、文部科学大臣か、国認定登録機関である(財)原子力安全技術センターに、「機器の設計およびその使用条件に関わる書類」を提出し、審査に合格すれば取得する事が可能です。
認証を取得した機器は、使用開始から30日以内に文部科学省へ表示付認証機器使用届を提出し、使用できるようになります。
ただし、この設計認証は、トリチウムサイトを製造した会社から、様々な資料を取り寄せなくては、「機器の設計およびその使用条件に関わる書類」が作成できません。
海外では、トリチウムに関して、そこまでうるさくないので、「なんで、そんな資料出さないといけないんだ!!」ということで、海外のメーカーに協力してもらおうと思ったら、結構な手間と努力が必要です。
加えてこれらのフロントサイト等は、武器の部品扱いになりますので、まあ、お役所以外で正規に輸入する事は不可能でしょう。
さて、、、
インターネットで、どうみても規定値超えてそうな製品を販売しているサイトも見かけることがあります。
不法に、規定値を超えるトリチウム付製品を使用すると、しゃれになりませんので、ご注意を!!
先にアップしたACOGにも使用されています。
トリチウムは、三重水素のことで放射性同位体です。
つまり、放射線を発しながら、時間と共に違う物質になっていきます。
発するのは、弱いベータ線で、半減期は12.33年だそうです。
蛍光塗料や蓄光塗料のように光を当てて反射したり、蓄積して光るのではなく、トリチウム自体が光を発するため、時計の針、方位コンパスの針などに使用されて夜間の使用を便利にしています。
アメリカでは、殆ど規制されていないに等しく、様々な製品の夜間発光用として使用されています。
アメリカの山で、ランドナビゲーション(コンパス行進)をした時、トリチウム付のコンパスを使ったことが有りますが、凄い、、、、です。
新月、曇り空の森林、、、、つまりは漆黒の闇で使用しましたが、ライト要りません。
めちゃくちゃ明るいです。
現役の頃に、ヘルメットの後ろに蓄光のテープを張って夜間行軍してましたが、見えるやら、見えないやら、という程度でした。
まあ、班内の識別ようですから、明る過ぎても困りますが、、、、明るさとの対比としたら、比べ物になりませんでした。
さて、、、、
このトリチウムサイトですが、日本に輸入して使用する場合は、非常に面倒くさい手続きが必要になります。
トリチウム付拳銃用フロント、リアサイトの構造
トリチウムガスが入ったチューブが入っています。
「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」という法律があります。
ここに規定されているベクレル数を超えると、「放射性同位元素装備機器」に該当する機器となります。
そうなると、トリチウムが付いた機器を使用するとき、この法律の適用をうけることになります。
数量的には、大体、フロントサイト+リアサイトでこの数値を超える事になります。
日本は、放射線に関する法規制が、物凄く厳しいですから、、、、(ーー;)
数値を超えた機器を使用する場合は、文部科学省による設計認証を受ける事で、通常の使用方法であれば特別な管理、許可の必要なく使用できます。
設計認証は、輸入者もしくは製造会社が、文部科学大臣か、国認定登録機関である(財)原子力安全技術センターに、「機器の設計およびその使用条件に関わる書類」を提出し、審査に合格すれば取得する事が可能です。
認証を取得した機器は、使用開始から30日以内に文部科学省へ表示付認証機器使用届を提出し、使用できるようになります。
ただし、この設計認証は、トリチウムサイトを製造した会社から、様々な資料を取り寄せなくては、「機器の設計およびその使用条件に関わる書類」が作成できません。
海外では、トリチウムに関して、そこまでうるさくないので、「なんで、そんな資料出さないといけないんだ!!」ということで、海外のメーカーに協力してもらおうと思ったら、結構な手間と努力が必要です。
加えてこれらのフロントサイト等は、武器の部品扱いになりますので、まあ、お役所以外で正規に輸入する事は不可能でしょう。
さて、、、
インターネットで、どうみても規定値超えてそうな製品を販売しているサイトも見かけることがあります。
不法に、規定値を超えるトリチウム付製品を使用すると、しゃれになりませんので、ご注意を!!