大学生と高校生のプロ野球志望届が１４日、締め切られた。 大学生は昨年比１１人減の９３人、高校生は同１８人減の９５人（同日午後５時現在）が届け出た。２８日のドラフト（新人選手選択）会議で指名対象となる。 大学生では、大学日本代表のエースを４年間務めた斎藤（早大）、学生最速の１５７キロを記録した沢村（中大）、早大の剛腕ストッパー・大石の右腕トリオをはじめ、投手に近年にないほど好素材がそろう。斎藤はヤクルト、ロッテが１位指名を明言しており、沢村、大石も重複指名の可能性が高い。野手では、大学日本代表主将の伊志嶺（東海大）らが上位指名候補に挙げられている。 高校生では、今夏の甲子園準優勝の東海大相模（神奈川）一二三(ひふみ)、強肩強打の履正社(りせいしゃ)（大阪）山田らが届け出た。今年の甲子園で史上６校目の春夏連覇を果たした興南（沖縄）の島袋洋奨(ようすけ)投手、高校通算最多の９４本塁打を放った神港学園（兵庫）の伊藤諒介内野手らは進学希望のため、提出しなかった。 ◇ 志望届を出した主な選手は以下の通り。 【高校生】▽投手 中川諒（成田）一二三慎太（東海大相模）▽内野手 山田哲人（履正社）▽外野手 西川遥輝（智弁和歌山）後藤駿太（前橋商）【大学生】▽投手 大野雄大（佛教大）加賀美希昇（法大）塩見貴洋（八戸大）▽沢村拓一（中大）大石達也、斎藤佑樹、福井優也（早大）▽外野手 伊志嶺翔大（東海大）＝志望届提出順