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家ワイン・カレラ

毎晩ワインをたっぷりの米国出張でしたが、帰国後最初の家ワインは、カルフォルニアのカレラを開けました。


3,4年前にやっとたどりついたカレラワイナリーで購入してきた内の一本です。2002Jensenの単一畑のピノノワール、飲みごろのはずです。色は黒鮮やかなルビー、強く円やかな味わいが拡がります。


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料理は、娘が入手してきた子羊。骨付きをスライスして、オリーブオイルで焼きます。
家では子羊はあまり食べてませんが、これが美味です。ガーリックの利いたソースも良く合います。


家でゆったりとワインも、落ち着きます。

引き出しの中のラブレター

機内で観た映画ですが、「引き出しの中のラブレター」感動モノでした。
時間つぶしに見始めたのですが、引き込まれました。


筋は、

「ラジオパーソナリティの主人公(常盤貴子)は、2ヶ月前に父親に亡くなった頑固な父親と、自分の生き方について理解を得られないままで、重い気持ちで仕事を続けていた。仕事を理由に出席も見合わせた35日(49日?)の後、妹から、父が亡くなる前、自分に宛てて書いていた手紙が届くが、開くことができず、引き出しの中にしまってしまう。


番組への相談のレターを機に、父の手紙を読み「父が伝えたくても、伝えられなかった気持ち」を知り、父との蟠りも溶けて生き生きと仕事ができるようになる。そして、同じように「伝えられない気持ちを」持っている人たちのために「引き出しの中のラブレター」という番組の企画を立てる。
そして、多くの人の「伝えたくても伝えられなかった大切な想い」がラジオの電波に乗って・・・・」


映画の中で記憶に残った言葉は以下、

「誰もが“伝えたくても伝えられなかった大切な想い”を、心の中の引き出しにしまっているのではないでしょうか。」 
私も大切な人たちに気持ちを伝え切れているのか・・・考えさせられます。


「身近な人を幸せにできなくて、他人人を幸せにはすることなんてできない。」
これも、ずっしりと重い言葉です。


久しぶりにいい映画を見ました。



浜辺のレストランでビール

サンジェゴでの仕事が終わった金曜日の午後、隣のホテルの浜辺のテーブルでビールです。


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サングラスをかけて日本から持って行った文庫本を読みながら、心地よい海風を感じます。
老眼鏡をかけなくとも本が読めます。明るさが違うのでしょうか。


時々遠くの波打ち際から波の音が響いてきますが、静寂感があります。人通りは少なくないのですが、自分のいい空間に入っている感じなのでしょう。日差しの強さが時々気になるくらいです。

本から目を離して、浜辺の子犬を目で追っかけたり、遠くの灯台のある岬を眺めたり、何もしない時間を楽しみます。


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これからの時間の過ごし方ですね。

Grgich Hills CAB. Estate 2004

米国最後の夕食は、NAPAのホテルで同行のKさんとゆっくり「Grgich Hills CAB. Estate 2004」を楽しみました。


このワイン、レストランのお勧めで、140ドルのものを65ドルで飲ませてくれるのです。

最初は、痛んでないか・おかしい所ないかと心配もしましたが、しっかりしたタンニンとスパイシーな味わいで全く問題なしです。


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料理は、チーズの盛り合わせとダックの春巻き、海の幸のトマトスープを二人でシャアーです。
チーズは全てNAPAのローカルなチーズ、カマンベール、白い山羊系、2種類のパンジャミーノ。それなりにいい出来です。硬いチーズご特にいい感じです。


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出張最後の夜、出張の反省会、今後の仕事の進め方、部隊の人の話、何となく引き継ぐという実感がわいてきました。


Donovans Steak

無事帰国しました。


サンディエゴ最後のディナーは、ステーキハウス「Donovans」。
ダウンタウンにあり雰囲気の良い格調ある作りです。ゆったりとした書斎を思わせる空間は落ち着きます。


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前菜は、シュリンプカクテル、オマール、蟹のタワーと貝柱のベーコン巻。メインは、8オンスのミディアム・レアのフィレミニオン。付け合わせはジャガイモのチーズスライスとアスパラガスです。


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ワインは、NapaのRuddのカベルネ「CrossRaods」。しっかり濃いルビー色、開栓直後は落ち着きすぎて香りません。20分くらいするとしっかりしたベリーとチョコの香りが広がります。3人でしたが、20分後にはボトルが空になっています。もっと時間をかけて飲むワインのようだったので、ちょっと残念。ホスト役のCOO、とにかくピッチが速い。


二本目は、OutPostの「True Vineyard」2005。こちらのほうがもう飲みごろ。華やかなフルーティさがあります。味わいもバランスが良くマイルド、ミネラル感もあります。美味しいワインです。


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大満足のディナー、御馳走様でした。

帰国の朝

日曜の朝5時です。

最後まで時差解消ができず、今日も3時から起きています。

年齢なのか、調整機能がこの2,3年急激に落ちているようです。


と言っても何とか元気すのでご安心を。

これから空港に向います。

Napaワイナリー巡り

サンディエゴでの仕事も完了。朝、サンディエゴを発ってサンフランシスコ(SF)に向いましたが、SF空港が霧のため閉鎖されてしまいベイの対岸のオークランドに着陸しました。オークランドで一時間ほど霧の晴れるのを待って無事SF空港に着陸することができました。


この後Napaに向って、ワイナリー巡りを楽しみました。Napaはもう春、菜の花が葡萄畑に咲いていて、とてもきれいです。いい時期なのでしょうね。


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フライトが遅れたので、Napaに着いておそいランチは、いつものお気に入りのTRA VIGNEです。

いつもは、自家製パスタですが、今回はダックのコンフィのリゾット。これが正解でした。コンフィが素晴らしいのは想像できてましたが、リゾットに多分リンゴとナシが入っていて、食感と複雑で素敵な味わいを出してくれます。

最高で、大満足のランチでした。


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今回は、時間が短いので、購入を目的に回りました。Opus-One、Heitz、FreeMark、Ehlersの4か所です。テースティングしたのは、HeitzとFreeMarkだけすが、しっかり楽しめました。


Hotel del Coronado

木曜の夕食は、Hotel del Coronadoの「1500 Ocean」で二組のカップルと会食です。
浜辺に沿って建てられた木造建築は、白い壁と赤い屋根が素敵に映ります。


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料理は、お腹がすいていないので、アペタイザを二品、ムール貝のワイン蒸しとヒラマサの刺身。
ワインは、他の人たちは肉系のメインだったので、赤を二本。


最初は、Lさんが選んだNapaのカベルネ、メルローのMaximus。濃いルビー色、スパイシーな味わい、香りは複雑。少し若い感じがしたので、デキャンタをしてもらいました。かなり開いてはきました。


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二本目は私が選んだやはりNapaのカベルネ100%、LakoyaのDiamond Mountain District2002。最初からデキャンタしてくれましたが、これも勿論濃いルビー色でもっと黒い、香りは華やか、味はしっかりとタンニンが感じられながら芳醇でバランスもいいワイン。全員が褒めてくれます。(値段も240ドルだから当たり前か・・、ちなみにMaximusは96ドル、レストラン価格ですが)


二組のご夫婦、どちらも奥様が強く良く喋ります。トヨタの問題、オバマの話・・・盛り上がりました。
楽しい賑やかな会食、御馳走様でした。

Buehler Vineyards

サンジェゴに来ています。


宿はコロナド島のGlorietta Bay Inn。白亜の建物がかわいくて、落ち着いたいいホテルです。
すぐ海が見ることができ、クルーザーがたくさん停泊しています。

ロビーの天井も凝っていて、ゆっくりソファで読書ができます。


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夜、食事の前にCEOの家でワインを楽しみました。前に来た時、美味しくと言ったワイン「Buehler Vineyards 2004 Estate カベルネ」を買って待っていてくれました。早速開けて、再開の乾杯です。収集しているカナダの画家の絵が5,6枚かかっているのを案内してくれます。ワイン片手にギャラリーにいる気分です。ワインラックにもだいぶワインが補充されてきています。


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Buehler Vineyardsをお土産にももらってしまいました。

Yさんの好きなワインですので、帰ったら飲みましょう。

アメリカンステーキ

訪問先のCEOに、「ワイン用の別の胃を持っている」と褒められ(?)て、最初の仕事は終わりました。
そして、彼のセラーからまた特別のワインをプレゼントされて御機嫌です。


米国の最初のディナーは、やっぱりステーキです。一番小さいステーキ・8オンスを選びましたが、それでも残してしまいました。サイドのガーリックポテトがいい役割をしてくれます。


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ワインは、ナパのアケイシアのピノノワール。明るいルビー色、落ち着いたフルーティな香り、しかし味わいはしっかりしたタンニンとバランスの良い果実味を出しています。


ワインとステーキ、カルフォルニアに来ているとしっかり感じさせてくれました。
御馳走様でした。