液体の音楽
ひさしぶりに赤田です
ゴールデンウィークも半ばを過ぎ、湯島かいわいには人がいなくなりました。特に遅い時間帯、道には猫しかいません。
ま、そんなことはいいとしてワインの話をします。
『ぶどうを液体の音楽に翻訳することにより、土地の魂を表現し、人の魂を揺さぶるための実践的技術が自分のワイン造り』 …?
これはカリフォルニアでワインを造るクラーク・スミスのことばです。この言葉だけではなんのことだかさっぱりわかりませんが、人は彼を「カリフォルニアワイン界の奇人」、「ワインメーカー中のワインメーカー」と呼んでいます。
なぜか?それは彼がすごいんです。何がすごいって彼は自分で逆浸透膜装置なるものを作り、日照量の多いカリフォルニアワインにありがちな高いアルコール度数を、人工的に果汁とアルコールを分離させ、そのワインに適したアルコール度を決めたり、ミクロヴィラージュと呼ばれる樽の中に微量の酸素を供給させ(金魚鉢の中のぶくぶくみたいなかんじ)人工的に酸化を促し、ヴィンテージが若くても角が取れてまろやかな味にしたり…などなど
さらにラベルにはソノマ・アレキサンダーヴァレー産と法的に表記できるのにもかかわらず、あえてカリフォルニア産としか書かず (日本の米でいえば新潟県中魚沼郡津南町産と表記できるのに、新潟県産としか書かない) 明らかにマーケティング的に有利になるのにもかかわらずあえて名乗らない。
スミスいわく「産地表記は必要ない、産地はワイン・スミスだ」…と
カッチョイー! 男ですね。
今流行の、というよりもはや主流となっている自然派ワインと対極をなすようなイケイケな人なのです。
彼のしていることに賛否両論はあります。ただ数多くのワインメーカーが彼の技術の助けを借りているのも事実。
もちろんほとんどのワインメーカーはそのことを公にしません。
そんなクラーク・スミスのワイン、今マシェリにあります。
グラスでもご用意してます。
しかしあと2本しかありません。
早いもの勝ちです。
ゴールデンウィークはマシェリでお待ちしております。
初めまして井手です。
今日は開店してはや一時間経過してます。にもかかわらずお客様はいまだ来店される気配すら感じられません。非常にしんぱいです。今日は祝前日なのに。そして後半はボク独りでの営業。とっても不安です。ピンチになったら赤田君を召喚しなければ。赤田君とは何者か…。それは次回紹介します。今日はこのへんで終らせていただきます。
ブログ~?
はじめまして。マシェリのかずみです。
今、マシェリの赤田氏にせかされながらブログ更新です。
さっきから「もう書いた?」「もう書いた?」ってしつこく言うのでやっと書き始めたのですが、何書けばいいんでしょう?
mixiの日記でさえ3年やってて1度も書いたことないのに。。
ん~~~~~。。
んじゃ、ちょっと前に作ったマシェリ看板の話題でも!
これね~地味に大変でしたね!赤田氏!
日曜の夜中、マシェリの店先で近所のお店に怒られやしないかヒヤヒヤしながらのこぎりでギコギコ切ったんですよ~。
内心ひやひやしながらのこぎりで板をきっている人の図。
皆さん、湯島界隈でこの看板を見かけたら是非マシェリにいらして下さいねー。見かけなくても是非!
看板だけ探してみるのもアリっちゃアリ!