期せずしてレアな日本ワイン三昧の京都の夜
こんにちは。日本ソムリエ協会編の書籍「ワイン男子101人の〝もてなしワイン〝300本」でのワイン男子No.74の野中健吾です。
※ちなみにNo.101は田崎真也さん
http://book.sommelier.jp
昨夜はNo.29の片寄さん、No.85の三宅さんと京都でご一緒させて頂きました。
仙台と大阪からおいでのお二人に京都のワイン飲みとして、飲み食べ共に私のお気に入りの場所をご案内。
特に狙った訳でもないのに何故かレアな日本ワインと出逢うばかりの夜でした。
これもご縁かというわけで日本ワイン三昧の夜に♪
イカリヤ食堂さんでは曽我さんの小布施ワイナリーのシャルドネ2013とプティ・ヴェルド2012。
曽我さんのワインを頂いたのは実は久々ですが、とてもふくよかで果実感に溢れ、樽感もしっかり受け止めてバランスの取れた美味しいシャルドネ♪
プティ・ヴェルドもボルドーのものとは全く異なり、甘旨さと共にこなれたタンニンの心地良い舌応え。
続いて祇園の散り際夜桜見物をしつつ、花見小路のワインバー、アフィナージュさんへ。
こちらでは、なんとドメーヌ・ミエ・イケノの2012メルローが!
甘旨味を感じるほどの果実の熟度の後にしみじみとした細やかなタンニンと身体に沁み入るような心地よさとエレガンス♪
その後になんとシャルドネも♪
とてもふくよかでかつ良いバランス♪
曽我さんのとはまたスタイルが異なり、女性的というか美しいバランスの取り方。いい経験させて頂きました。
我ながらワインとの出逢い運はある方だと思ってましたが、その手の面子が3人集まったからなのが、とてもいい出逢いの夜でした。
三宅さん、片寄さん、今宵はありがとうございました!
また飲みましょう(^^)
素晴らしき日本のピノ-ドメーヌ ミエ・イケノ ピノ・ノワール2013
今日は朝から一日中仕事だったので、癒されに祇園花見小路の白川そばのアフィナージュさんへ。
シャンパーニュも美味しく頂きましたが、今頂いてるこれが素晴らしい♪
ドメーヌ ミエ・イケノ 八ヶ岳 ピノ・ノワール2013
赤黒さのある美しい色合い。
香りには赤いベリー感が漂いつつ、飲むときめ細やかなタンニンが舌を心地良く押しつつ、全体の透明感とエレガンスに酔う。
そして最後は大地の滋味を表すような旨味とタンニンの下に広く穏やかに伸びるような余韻。
力強さがありながら優しく穏やかに広がるような、世界のどこにも無い日本のワインです。どこか切なさにも似た心地よさを感じるのは、私が山育ちだからでしょうか。
2012年はこれより果実感がありましたが、欝蒼とした森に赤い果実があるような、山や森のいろんな要素があって存在感は素晴らしいのですが、秩序が自然的というか、少しガチャガチャしている印象でした。
日本の2013年は12年に比べてやや良くないと言われてるようですが、少なくともピノ・ノワールとしては私はこの2013がとっても好きです🎵
ミエ・イケノさんには、是非お会いして握手して感謝とご馳走様を述べたい!
とっても美味しゅうございましたm(__)m
sketch.さんでの綺羅星&レアな日本ワインに感動で泣けた
本日(2015年3月1日)開催の京都 室町綾小路のsketch.さんでの日本ワインとイタリアン飲み食べ会、好評のうちに終了しました!
ご参加くださった皆様、美味しくレアな日本ワインの綺羅星達を集めてくださった上に美味しい料理を「ホンマにええの?」というくらいがっつりご提供くださった廣瀬さん、ありがとうございました!
いずれの日本ワインも美味しかったですが、やはり1番は
ダイヤモンド酒造
グランオーディネール ルージュ2008キュヴェ ニッタ
味わいの最初にキャンディっぽい甘さが心地よく少し来る事を除けば、まるでブルゴーニュの村名やクリュクラスの味わい✨
驚きと共に、日本のベイリーAもここまで来たか、と感動。
マジ泣けてくる味わいでした♪
いや~私もとっても美味しく楽しませて頂きました(^^)。