・2月23日(木) 春を探して(その2) | spica's blog

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♥水越けいこさんの作品と歌を語るフォーラム

 水の反映が心地よくまぶしい...。春が近づく今でなければ、しみじみ味わえない現象ではないでしょうか。音楽家なら心動かされて曲想を練りたくなるはずの情景です。

 
近くの川へ、水面が逆光になるころを見計らって、行ってみました。河口が近いのでかなり川幅も広がっています。水面に踊る柔らかい陽光をキャッチしようと、素人なりに努めましたが...。もう少し風があって、水面が多少荒れているほうが、反映が誇張されて好い結果を得られたのではないか...と、他人(?)のせいにするのでした。

 
首の周りに緑色のネッカチーフを巻いたような粋なカナダ雁が川面にも、陸にもたくさんいて、道路では車など来ても、どこ吹く風、よけようともしません。このあつかましい連中の写真は次回にでも。



水の過去水の未来に温(ぬる)みそむ  (稲畑汀子)

これよりは戀や事業や水ぬるむ  (高濱虚子)

春めきて水嵩ましぬ吉野川  (一春)



【水の反映】


By spica, 02/22/2012