たまたまニュージーランドの「フォリウム」の日本人生産者の岡田さんが来日しており、
試飲イベントをやっていました。
ありがたい事にソーヴィニヨンブランの2種と、ピノノワールの2種を飲ませてもらいました。
持ち合わせが無いので買いもせず申し訳ないのですが…。
簡単ですが、コメントです。
●ソーヴィニヨンブラン(試飲は2014年を飲ませてもらいました)
フォリウム・ソーヴィニヨン・ブラン[2013]フォリウム(白ワイン)[S]
シトラスやライムの香りが色濃く、華やかな印象を受けます。
僅かにピピドシャのような香りもし、2014年ヴィンテージながら
風格が見え隠れする一本です。
●ソーヴィニヨンブラン リザーヴ(試飲は2014年を飲ませてもらいました)
ソーヴィニヨン・ブラン・リザーヴ[2012]フォリウム・ヴィニャード(白ワイン)[S][A]
こちらの方が粘土質寄りの土壌だそうです。
よりまろやかな印象と、丸みを帯びた印象があります。
華やかは通常のソーヴィニヨンブランの方が強く感じますが、
ミネラル感や透明感に富んだ印象を受けました。
●ピノ・ノワール (試飲は2014年を飲ませてもらいました)
フォリウム・ピノ・ノワール[2013]フォリウム(赤ワイン)[S]
ラズベリーやプラムを思わせる果実感やミネラル感が強く、
香り立ちは非常に華やかでハツラツとしています。
飲み口はピュアながら、ちょっとピノっぽい印象と言うよりは
元気な印象を受けた一本です。
●ピノ・ノワール リザーヴ(試飲は2014年を飲ませてもらいました)
フォリウム・ピノ・ノワール・リザーヴ[2012]フォリウム(赤ワイン)[S]
ラズベリー、カラメル、ジャガイモの香りなど複雑です。
飲み口はピュアさがあり、だいぶ通常のピノと比べて
キャラクターが違います。樽も利いていて密度が高い印象がありました。
とはいえ、正直2014年ヴィンテージですから、
飲むにはもったいないと言うか、ビシッと言い切るには恐れ多いタイミングです。
ソーヴィニヨンブランのリザーヴは
まだまだポテンシャルを奥に秘めている印象でしたが、
口あたりにとろりとしたまろやかさを感じ、今後が楽しみな印象がありました。
ピノはいわゆるハツラツ系ですね。
果実みが豊かでハッキリした味わい。
岡田さんが何回か口にしていたのは、
日本の料理などにも寄り添うイメージという言葉でした。
ソーヴィニヨンのリザーヴや通常のピノはそういう感じがありますね。
個人的にあまり食事と合わせて~という部分を想定してなくて、
一番気に入ったのは通常のソーヴィニヨンブランでしょうか。非常に華やかでした。
どうしてもちゃちゃっと周りに合わせて飲んでいるので
かなり雑に味わって(なおかつ買わない…)申し訳ないなぁという気もしますが、
比較試飲と言うのは勉強になります。
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