ワイン漫画「神の雫」
ワイン好きの方なら一度は目を通したことがある
ワインブームの火付け役ともいえる作品です。
最新作36巻にある巻末コラム。
その中で大絶賛のワインを見つけました。
南アフリカの新生ワイナリーの一本「マウント・バレット」です。
(コラム内でのヴィンテージは2007年)
マウント・バレット 2011
伝統のあるフランスや、おなじくイタリアなどと異なり、
新しい生産国であるニュージーランドやチリや南アフリカで作られたワインは
「ニューワールド・ワイン」と呼ばれます。
伝統が無い分比較的安価でありながら、その恵まれた気候から
時に高級ワインを凌駕する実力のあるワインが産出されます。
南アフリカのワインというとニューワールドの中でも特に馴染みがありませんが、
私も以前南アフリカの希少ワイン「ブーケンハーツクルーフ」を飲みましたが、
同価格帯のワインより遥かにポテンシャルを感じたものです。
コラムの著者は、官能メルローの三角形と称し、
「シャトー・ル・パン」「スリーパーム・ヴィンヤード」「プロヴィダンス」を挙げていますが、
今回の「マウント・バレット」をその一角に加え「四角形」と表現しています。
どれも一万円をゆうに超えるワイン、
特にシャトー・ル・パンはワイン好きなら憧れの10万円超えの超高級ワインです。
『シャトー・ル・パンが20万円ならマウント・バレットは23万円が妥当』
とまで表現してしまった評価があまりに印象的です。
問題はこのワイン、年間生産で日本への割り当てがわずか300本しかないという事。
希少ワインの一つなのです。しかしながらお値段は6,000円程度!!
飲み頃はまだまだ先ですが、ついつい私も購入。しばらく寝かせて飲もうと思います。
ワイン好きな方への贈り物としても喜ばれそうですね。オススメです。
マウント・バレット 2011