20170701
ご機嫌麗しゅう、お嬢様。Beverage Unit Sommelier の豪徳寺でございます。
Beverage Unit の部屋へわざわざ足をお運びいただき誠にありがとうございます。
やや暗くなっております部屋ではございますが、どうぞお寛ぎくださいませ。
初めてお越しいただきましたお嬢様へいくつか御案内申し上げます。
またこちらの書簡は時折書き換えさせて頂いておりますので、冒頭の日付をご確認いただければ幸いでございます。
1) Swallowtailにつきまして
東京都豊島区、お嬢様がお住まいになられていらっしゃいます邸宅がございます。その広大な敷地には一年中薔薇が咲き誇る庭園、馬場や厩舎、狩場、体育館や音楽堂、ティーサロン、本邸がございます。その中でもひと際高価な装飾の施されたティーサロン、こちらが Swallowtail でございます。もちろん本邸はその比ではございませんが、煌めく大きなシャンデリア、希少で高価なティーカップやグラスの並ぶアルモワールや調度品の数々、お嬢様や御友人、海外よりお越しの賓客をお迎えするには申し分のない館でございます。
午前より夕刻までは英国式アフタヌーンティーや軽いお食事、夜はフルコースディナーを御提供させていただいております。御乗馬の後のひとときを美味しい紅茶でお過ごしいただくのもよろしいかと存じます。
※ティーサロンへの通路はこちらでございます。
2) Beverage Unit につきまして
Swallowtail には専属の紅茶係が長年お勤めさせて頂いておりますが、私がこのお屋敷に参りましてからワイン係のお役を仰せつかり、徐々にワインの好きな使用人たちが集まってまいりました。その使用人たちの集まりがやがて大旦那様のお耳にも入り、ワイン部が結成されました。時折他のお屋敷に伺い勉強させていただいたり、私の執務室に集まり夜な夜なワイン談義が始ったりと日々ワイン三昧の集まりでございました。
ある時ハウススチュワード時任執事がカクテルの長としてカクテル研究部を立ち上げ、別のアルコールを扱う集まりが発足致しました。
その後、時任執事と協議の結果アルコールを扱う使用人たちの集まりは一つにまとめようということになりまして Beverage Unit が誕生致しました。またアルコールの好きな使用人の集まりであります以上に、「食」そのものも併せて見つめ極めようという姿勢の基、テーブルマナーを踏まえたサービスを考えていく使用人も合流いたしまして大きな集まりとなっております。
Beverage Unit の部屋につきましては、ティーサロンではなくお嬢様、大旦那様がお住まいの本邸地下ワインカーヴの手前にございます部屋をお借りしております。その部屋の奥には広大なワインカーヴが広がっておりますが、扉は大旦那様と私の持っております鍵（電子錠）を使用しない限り開けることができません。もちろんお嬢様が大旦那様に内緒でお越しいただいた場合は私がこっそり扉を開けさせていただきますのでご安心くださいませ。
※Beverage Unit の部屋への通路はこちらでございます。
3) Member につきまして
ユニットメンバーの名前は Diary の「テーマ」として表出されております。
またビバレージ・ユニットは3つのセクションに分かれております。
「Sommelier（ソムリエ）」
豪徳寺
大河内
杉村
「Bartender（バーテンダー）」
時任
古谷
黒崎
「Serveur（セルヴール）」
藤原
有村
水瀬
4) Beverage Unit Diary につきまして
現在お嬢様がお読みいただいておりますこの書簡が Beverage Unit Diary でございます。
Beverage Unit 主催イベントなどの非常に大切なお知らせ、おすすめワインの更新情報、ワインや食に関する情報、各使用人の私的な日誌など様々なカテゴリーの頁がございます。時折ティーサロンの御案内を本邸諏訪野執事よりも早くお知らせいたします場合もございますが何卒お許しくださいませ。
日誌を書かせていただくお時間に関しましては、朝8時より深夜0時でございます。自動的にお知らせが届きますお嬢様におかれましては、ご多忙なお時間やお休みのお時間になってしまうことがございますが、何卒お許しくださいませ。
5) Beverage Unit 活動内容につきまして
・ティーサロンでのカクテルデー
・ティーサロンでのおすすめワイン御提供
・BAR BLUE MOON
・カクテルサロン
・ビバレージサロン
・ボジョレ・ヌーヴォ・カウントダウンパーティ
・使用人のみでの勉強会
・今後展開を検討しておりますが実現に至っていないイベント
「ビールサロン」
「テーブルマナー講座」
「ワイナリーツアー（国内外）」
※御意見などございましたら直接ユニットメンバーまでお知らせくださいませ。
6) Beverage Unit 各種サロンにつきまして
ビバレージユニットは様々な酒類を中心としたイベントを行っております。
それぞれのイベントは「○○サロン」と称しまして一年間に数回開催させていただいております。開催が決定いたしましたら、こちらのDiaryにて前告知をさせていただきました後にティーサロンお知らせにて正式に詳細の告知を本邸諏訪野執事よりさせていただきます。
それでは、それぞれのサロンにつきまして簡単にご説明させていただきましょう。
【カクテルサロン】
不定期での開催ではございますが、「ヴァレンタイン」「夏」「ハロウィン」での開催が恒例となっております。また開始時刻は2016年より19:00開催となっております。スケジュールのご調整はお願いたします。
催し内容といたしましては、「カクテルコンペティション」「お嬢様ミニゲーム」「カクテルにまつわる朗読」など盛りだくさんのイベントでございます。特に「カクテルコンペティション」につきましては、このサロンのために研鑽を積んだバーテンダーがお嬢様投票による勝負に挑みます。
カクテルコンペティション歴代優勝者
※※※※開催日※※※優勝者※カクテル名
第1回 2013/7/27 神谷※Ice Ambrosia
第2回 2013/10/26 神谷※カーミラ
第3回 2014/2/14 大河内※I see the light
第4回 2014/7/12 遠矢※cherish
第5回 2014/10/25 奈良崎※ローレライ
第6回 2015/2/14 大河内※OOC
第7回 2015/7/24 古谷※twilight garden
第8回 2015/10/30 古谷※harvest moon
第9回 2016/2/12 古谷※TSUBASA BLOSSOM
【ビバレージサロン】
こちらも不定期の開催でございます。開始時刻は概ね平日19:00からとなっております。
催し内容といたしましては、「料理とワイン・カクテルのマリアージュ」「お嬢様ミニゲーム」など様々なお酒を用いて、料理との相性も考えられたサロンでございます。
ビバレージユニットの総力を挙げてのイベントでございます。
【ボジョレ・ヌーヴォ・カウントダウン】
こちらは「サロン」の名称は使われておりませんが、ビバレージユニットの主催イベントでございます。「ボジョレ・ヌーヴォ」の解禁日の前日23:00より開始いたしまして、日付の変わる瞬間に乾杯するというイベントでございます。
世界中で一番早く公にボジョレ・ヌーヴォを頂くことのできる、日本でも数少ない解禁イベントでございます。内容は様々でございますが、「複数のボジョレ・ヌーヴォの飲み比べ」「ヌーヴォ樽開け」「ミニゲーム」その他その時々の余興など盛りだくさんでございます。
ご説明させていただきました各種サロンは初めてのご帰宅のお嬢様もお一人のお嬢様もご参加いただけますので、ぜひご興味がございましたらビバレージユニットメンバーもしくは本邸諏訪野執事までご相談くださいませ。
7) BAR BLUE MOON につきまして
心騒ぐ蒼い月が上がった夜にだけ、こっそりと開かれる不思議なBAR。
社交界に出られても戸惑わぬように、BARという夜の世界を切り取ってお届けする、お嬢様のためだけの、秘密の隠れ家でございます。心騒ぐ夜に、ふとお屋敷のはなれに灯るランプの灯りに気がついたならベットを抜け出して、そっとお越し下さいませ。
御提供カクテルは毎月20種ほどのスタンダードとオリジナル数種の構成でございます。軽いアミューズも併せてお持ちいたします。
ティーサロンと同じくご予約が必要でございます。
※BAR BLUE MOON へのお入り口はこちらでございます。
8) 各種資格につきまして
それぞれのタイトルには、公的な機関による資格制度がございます。
公的な機関と申しましても、国が運営しているわけではなく主に社団法人により資格試験が実施されております。お屋敷にもこの資格を有している使用人がおります。お屋敷で必要と思われる資格のみご紹介いたします。
一般社団法人日本ソムリエ協会認定資格
ソムリエ
（一社）日本ソムリエ協会が定める“ソムリエ”の定義は以下のとおりでございます。
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“ソムリエ”とはワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識を有し、その仕入保存、在庫・品質管理、サービス方法等に留意し、個々のお客様の求めに応じる。また酒類及び料理選択の際には適切な助言をおこない食事内容を健全で豊かなものにし且、食事環境を清潔、衛生的で快適な雰囲気にすることを目的として、良質の物的・人的サービスの提供を行うことにより経営の安定化、及び飲食の快適性、安全性、文化性の維持向上を推進するものである。その活動の場は飲食提供を行う場であり、ワインを中心とする飲料のサービスを専門的に携わる者の「職業」を言う。
厚生労働省 職業分類（大分類Ｅ サービスの職業、中分類４０ 接客・給仕の職業、小分類４０３ 飲食物給仕係、細分類４０３－０３ ソムリエ）のとおり認定された独自の職業である。
通称として既に様々な「○○○ソムリエ」として使用されているが、職業分類に於いて “正式な呼称”ではない。
※（一社）日本ソムリエ協会規約より抜粋
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また、受験資格につきましても定められております。
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【（一社）日本ソムリエ協会会員以外の一般の方】
第一次試験実施日において、ワインおよびアルコール飲料を提供する飲食サービス業を通算5年以上経験し、現在も従事している方
【（一社）日本ソムリエ協会会員の方】
会員歴が3年以上の方あり現在も会員である方で第一次試験実施日において、ワイン及びアルコール飲料を提供する飲食サービス業を通算3年以上経験している方
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【お屋敷資格保有使用人】 豪徳寺
シニアソムリエ
（一社）日本ソムリエ協会が定める“シニアソムリエ”の受験資格は以下のとおりでございます。
1) （一社）日本ソムリエ協会認定の”ソムリエ”資格を保有している事
2) （一社）日本ソムリエ協会認定の”ソムリエ”認定後3年目を迎える方
3) ワインおよびアルコール飲料を提供する飲食サービス業を通算10年以上経験し、現在も従事している方
【お屋敷資格保有使用人】 豪徳寺
一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会認定資格
（一社）日本ホテル・レストランサービス技能協会が定める受験資格は以下のとおりでございます。
1級
1) レストラン等における料飲サービス業務に関し、11年以上の実務の経験を有する者。
2) レストランサービス職種技能検定2級に合格した者で、その後当該サービス業務に関し、4年以上の実務の経験を有する者。
3) レストランサービス職種技能検定3級に合格した者で、その後当該サービス業務に関し、10年以上の実務の経験を有する者。
4) 料飲接遇サービス技能審査（技能審査認定規程（昭和48年労働省告示第54号）第1条第1項の規定により認定された料飲接遇サービス技能審査（以下「料飲接遇サービス技能審査」という｡）において2級の技能審査に合格した者で、その後4年以上の実務の経験を有する者。
【お屋敷資格保有使用人】 なし
2級
1) レストラン等における料飲サービス業務に関し3年以上の実務の経験を有する者。
2) レストランサービスに係る3級の技能検定に合格した者で、その後2年以上の実務の経験を有する者。
3) 料飲接遇サービス技能審査において3級の技能審査に合格した者で、その後当該サービス業務に関し2年以上の実務の経験を有する者。
【お屋敷資格保有使用人】 椎名・水瀬・藤原・能見
3級
レストラン等における料飲サービス業務に関し1年以上の実務経験を有する者。
【お屋敷資格保有使用人】 藤原
最高のおもてなしをさせていただくために資格は必要でございますが、資格がすべてではございません。資格を保有しておらずともしっかりと気遣い・お給仕ができる使用人は多数おります。
ただ資格そのものが使用人を更なる高みに導くことも確かでございます。
9) 各ページ最終行添付の漆黒のボタンにつきまして
他のお屋敷の日誌が集まります場所に登録されておりますので、お手間ではございますがぜひビバレージユニットを応援していただけますと幸いにございます。一度漆黒のボタンを押していただきますと10ポイントの加算となります。加算は一つのIPアドレスから1日1回の制限となっております。また日付が変わりますと制限がリセットされます。ビバレージユニットメンバーもお嬢様と何かを造り上げていくための励みになるかと存じます。応援していただきましたことに必ずお返しをさせていただけるよう精進してまいりたいと存じます。
※漆黒のボタンはこちらでございます。
以上、簡単に御案内申し上げましたが御理解いただけましたでしょうか。
私は執務室、ティーサロン、カーヴのいずれかに必ず居りますのでお気軽にお声がけいただければ幸いでございます。
それではごゆっくりとお寛ぎくださいませ。
豪徳寺
お嬢様、1日1回お散歩（下の漆黒のボタンもしくは MURA の文字をClick）していただけると嬉しゅうございます。
MURA
お嬢様から頂戴致しましたポイントや順位はこちらでご確認頂けます。【グルメ部門】での1位を目指しております。
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