住所 東京都世田谷区喜多見9-12-18喜多見城和ハイツB1
電話番号 03-5761-4577
定休日 火・水・木 不定休
May.2017
熊鍋を食べに「beet eat ビート イート 」へ。
こちらのお店は、女性ハンターにしてシェフであり、狩ったジビエで南インドミールスを提供するという珍しいお店。シェフ自ら狩った獲物を提供してくれるお店は多々ありますが、女性ハンター兼シェフのお店に伺ったのは初めてです。
この日は休業日でしたが、貸切にして下さいました。ありがとうございます。
小田急線喜多見駅北口から徒歩数分。
店内は、カウンター6席のみ。貸切の場合、席を詰めれば7人OK
「ツキノワグマのビリヤニ」「鹿ケバブ」など、中々普段見る事がないメニューに、目が釘付けです。店主曰く、「ツキノワグマのビリヤニ」は、質のいい「ツキノワグマ」が入手出来た時のみ作るそうです。時期的に、今期は食べられませんが、一度是非食べてみたいものです。
店内の壁には、薬莢のサンプルが飾られてました。
「日猟会報」という専門雑誌が置いてあります。
店内入ると、既に鍋とコンロ、熊鍋用の日本酒(未開封一升瓶)がセッティングされていました。熊鍋は要予約になります。
取り敢えずビールで乾杯
サラダ
自然派料理のお店だけあり、取り揃えているワインは全てビオワイン。白ワインを選択。
Clos du Val d'Eleon 2014 / Mark Kreydenweiss
クロ・デュ・ヴァル・デレオン 2014 /マルク・クライデンヴァイス
葡萄品種 ピノ・グリ、リースリング
こごみと蛍烏賊のスパイス炒め
茶碗蒸し
フリット
鹿のカツレツ
熊肉の登場!
店主曰く、熊鍋は今期最後と仰ってました。(伺ったのは3月上旬) ギリギリ間に合ってよかったです。
長野県で獲れた熊。流石に、熊は女性一人で仕留めるのは危険なので、
熊に関しては、狩猟仲間と獲りに行くのだそうです。
手前が仔熊、奥が母熊
手前が仔熊、奥が母熊
写真では分かりにくいですが、先月伺った某店の熊鍋と比較すると、かなりボリュームがあります。よく見ると、熊肉に熊の毛が数本付いてました。初めて熊の毛に触れましたが、細くて柔らかい毛質だったのには驚きました。
スライスした玉葱の上に、熊肉を載せていきます。因みに、店主の指示通りに、お客が作ります。熊肉の次は、日本酒を投入し、蓋をして煮ていきます。
暫く煮込んだ後、醤油を入れて熊鍋が終了。調味料は、日本酒と醤油のみという、至ってシンプル。
頂いてみると、先ず熊の脂の甘さに驚きました。猪の脂の甘みとは比にならない位の甘さです。ハチミツでも入れたのかと思った位。今まで熊鍋を食べた事は何度もありますが、こんなに甘みを感じた熊鍋は初めてです。
途中でセリを投入。
ジビエを食べると、身体が温まると言いますが。。食べ進める毎に、身体の芯から温まる感覚で、身体が熱くなってきました。
ミールズ
シークワーサーサンバル、チキンカレー、豆腐とヨーグルトとのカレーの盛り合わせ。
イチゴのアイス
ハンターのお店だけあり、質の良いジビエが食べられるのは間違いないなし。
場所が遠いのが難ですが。。ジビエ好きとしては、鹿肉のキーマカレー、猪鍋、ツキノワグマのビリヤニなど、まだまだ食べてみたいメニューが多々あるので、ジビエの時期にまた再訪したいです。