稲沢市の河川浄化推進事業で効果が認められたEM -ヘドロが減少して砂地が多く見られる川へ変化- | EM(有用微生物)の力で子供達に未来を!

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ネット上に集まる様々な情報を集めていきます。

http://www.city.inazawa.aichi.jp/ka_annai/kikaku/gyokaku/kaigiroku/pdf/2502siryou1.pdfより



稲沢市 ① 河川浄化推進事業
経済環境部環境保全課
環境管理グループ


⑴ 事業の背景
・有用微生物群「EM菌」による河川浄化試
行事業として、平成14年度より三宅川にて開始
⑵ 重点的な取組事項
・EM菌の培養による定期的放流
⑶ 経費の推移
・EM菌等の購入費と培養作業の委託費であ
り、年間約220万円程で推移している。
⑷ これまでの実施状況
・培養器(百倍利器)による1次培養3か所(環境
センター、稲沢西小学校、大里西市民センター)
・1トンタンクの設置による定期的放流2か
所(稲沢北小学校、稲沢市中高記念館)
・市民センター及び稲沢東公民館にて希望者用としてペットボトル等を配置
・地区まちづくり河川浄化事業として展開(里西まちづくり、明治まちづくり)
・地域の活動(三宅川等河川沿線の住民、北町婦人会、日下部松野区、田代区)
・企業の活動(豊田合成株式会社〔平和〕

⑸ 現状と課題
・平成14年度から開始した河川(三宅川等)浄
化試行事業は、継続的に実施されている。
・EM菌の定期的放流を稲沢北小学校及び中高記
念館で実施し、市民配布用として稲沢市民センター
にタンクを設置した。また、希望者の持ち帰り用
としてペットボトルを小正市民センター、千代田
市民センター及び稲沢東公民館に配置した。
・大里西地区及び明治地区においては、地区のま
ちづくり事業として活発に展開されている。
【大里西市民センター地区】
定期的に地区まちづくり役員による培養器(百倍利器)の1次培養を実施(H24:4,200 リットル)

同様に地域利用分として500リットルタンク2基にて2次培養を実施(H24:5,769 リットル)

日下部松野町地区では、さらに、その1次培養
液を利用して2次培養を実施し、各戸に配布。
【明治市民センター地区】
定期的に地区まちづくり役員によるEM団子を作成し、
天池地区の池等に投入
(H24: 3,000 個)

・北町婦人会、田代区老人クラブにおいては2次培養を実施し、各戸に配布。
・課題としては、水質浄化に係る明確な数値データがあまりない点である。

総合コメント
三宅川へのEM活性液の直接放流は、定期的に実施している。一般放流について
も、地域まちづくり事業の展開により、順調に実施されている。
 三宅川の水質分析値に目立った改善は見られないが、稲沢公園西における分析
値から低質(ヘドロ)が改善されており、ヘドロが減少して砂地が多く見られるようになってきた

 課題としては、水質浄化に係る明確な数値データがあまりない点である。



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BODの数値には出ていないが、ヘドロが減少し、砂地が現れるきれいな川へと変わったとの事。
きれいな川に戻り、生態系が回復していけば、数値もついてくるはずです。


EM技術による水域環境保全及び浄化に関する研究
http://em-platform.com/xoops_file/ishikawa_yanbaruike-suisitujouka.pdf

水処理利用|EM活用技術 |EMとは?|EM研究機構
http://www.emro.co.jp/em/science/water_disposal/