無念だったことでしょう、悲しい | 失恋した子供に親が出来ることって何?

無念だったことでしょう、悲しい

【女生徒を守り絶命 明るい性格、ブログに「いま幸せや」 高2刺殺】 

(産経新聞 10月5日(火)12時9分配信記事)


 神戸市北区の路上で4日夜、神戸弘陵高校(神戸市北区)2年の堤将太さん(16)が殺害された事件。刃物男から交際中の中学3年の女子生徒(15)をかばい、首や胸に致命傷を負いながらも、堤さんは男を追いかけたとみられ、襲撃現場から約70メートルのところで力尽きた。自らのブログで、大好きなバイクや交際相手について屈託なく語っていた堤さん。事件から一夜明けた5日、堤さんが通う高校では、教師や同級生が堤さんの死を悼んだ

【写真で見る】ヘリから撮影した男子高校生が殺害された現場の周辺

 「逃げろ」

 女子生徒と立ち話をしていた堤さんは刃物を手にした男に気づき、こう叫んだという。

 兵庫県警の調べでは、発見時、襲われた自動販売機前の路上から約70メートル離れた横断歩道上で堤さんは倒れており、薄れる意識の中で刺した男を追いかけたとみられる。その後、堤さんは血まみれの状態で通行してきた乗用車に助けを求めた。

 堤さんの知人や近所の住民によると、堤さんは4人兄弟の末っ子で、中学時代は野球に打ち込んだ。最近はバイクに興味を持つようになり、週末には兄とミニバイクを磨いていたという。

 ネット上には自身を紹介するブログを立ち上げ、オートバイの中型免許取得の教習所に通っていることを書き込み、3日には「はよ中免ほしいからがんばろ」「今日(女子生徒が)幸せって言うた。嬉しかった。俺もめっちゃ幸せや」などとつづっていた。

 高校の同級生は「ムードメーカーで明るい、いいやつ」と話しており、女子生徒の祖母は「毎日のように遊びに来たが、明るく素直な子だった」。近所の女性(57)も「活発ないい子だった」と、悲しい知らせに涙を浮かべた。

 堤さんが通っていた神戸弘陵高では午前8時50分から全校集会。井上和彦教頭が「つらいショックな出来事だが、堤君の分まで勉強に励みましょう」と語りかけ、終了後に授業もクラブ活動も中止して全生徒を下校させた。近隣の小中学校では、教職員や保護者が通学路に立つなどして児童や生徒の安全を見守った。


犯人が逃走中なので、コメントしずらいですが、とても残念な事件です。


記事の内容から、とてもうらみやねたみを抱かれる子だとは思えません。(おそらく犯人との因果関係はないと思いました。)


志(こころざし)半ばで命を絶たれた…


何も悪いことしてないのに、

幸せの絶頂でこれから!という希望を抱いていたであろう青年だったのに…。


この高校生も実に無念だったと思いますが、残された家族、友達、そして彼女にはやり場のない怒りと悲しみが残ることでしょう。

惨劇を味わった彼女は特に大変なショックを受けたに違いありません。


ひと言では語れない深い傷が残る…




なんでこんな悲劇ばかり起こるんでしょうね…


とても胸が痛みます。


事件の早期解決を願います、そして亡くなられた堤さんのご冥福をお祈りいたします。