演劇鑑賞(画あり) | 失恋した子供に親が出来ることって何?

演劇鑑賞(画あり)

今日は地元の勤労文化会館でお芝居がありまして、観に行ってきました。


大きなホールではありませんので舞台は割と近くです。


チケットは申込み多数で抽選となっていたので、空席はほんのわずかでした。

(夏休み前に小学校で募集がありまして申し込んだら運好く当たりました。)


座席指定はありませんでした。すでに開演5分前でしたが、一番後ろの土真ん中が2席空いていたので座ることが出来ました。


下の息子(小5)も私もお芝居を見るのは初めてです。


途中10分の休憩を挟んで正味1時間40分ほどでしたが、お芝居を身近で見たことがなかったので、想像以上に迫力というか声のデカさに圧倒されました。リアクションというか芝居も実にオーバーなんですけど、嫌みがありません。プロは違うんですね、言葉の抑揚とか顔の表情とか細かい動きもかなり稽古されているのか魅せる芝居という感じがしました。


内容は自らの魂をかけて勇気と知恵と純粋な心で
               悪魔に打ち克つ少年の物語 「グリムのハンスと大悪魔(だいあくま)」



失恋した子供に親が出来ることって何?-劇団 芸優座2

失恋した子供に親が出来ることって何?-劇団 芸優座


小学生向けか随所に笑いや手品っぽい演出もあって場内が笑いの絶えないおもしろいお芝居で、よくできてるなぁと感心しました。

後は美術や音楽、照明などの演出も凄かったです、学芸会とは訳が違いますね。


ただ、息子はあまりお芝居自体が好きではないそうです。


あと○分だぁ。

そう言って時間を気にしてばかりいました。

ま、席は立たずに最後まで見てくれたので偉かったです。


私はというと、

上演中は特に感情を揺さぶるものはなかったのですが、最後にハンズ(主人公の少年)がもみの木を指さして客を背にした瞬間、熱いものがあふれてきました。

背中で語る?芝居がやけに素晴らしくて感動して・・・自分でも驚きました。


息子には退屈な時間だったようですが、私には充実した時間でした。


テレビや映画の芝居とはまた違って、新鮮で迫力があってとても感心しきりでした。


また機会があれば見てみたいと思いました。