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東京ベイ・ウインドサーフィン・ブルース

東京ベイ最深部・検見川浜のほぼ定点観測記。観測者はNPO法人日本プロウインドサーファー協会登録会員Sail No.J45畔上昭仁。

撮影に約1週間、編集に約3週間をかけたPoint-7 JAPANのプロモーション動画が7月7日、とうとう公開されました。
Point-7+7.7で、大当たりです!
昨日公開して、わずか1日で3000PV、それもイタリアやフランスをはじめ、なんと世界83カ国からの閲覧がありました。

まず、オープニングはこんな感じ。


Black sunとは日食のことですが、「日本」の「ブラックチーム」という意がかかっています。

そして動き出す迫力のショット。




もちろんわたしも写っています。



この向かって左端とか…



この一番手前とか。
自分の7.9ではなく、ロボの7.2を借りて乗っていたので
セイルナンバーがいつもの45ではなく、34で乗っています。
ロボ、ありがとね。

そしてそして、最後のほうでメンバーが並んでプレーニングするシーンでは、そうそうたるメンバーを率いてど真ん中を疾走してしまった。



そしてまた動きのあるシーンに変わり…




このショットはシトリックの広告にも採用されました。

静止画はもういい、動画を見せろ?
すみません。こちらからどうぞ▼▼



なんどか見返していますが、撮影時のことをいろいろ思い出します。
そしてその時の自分を振り返り、「もっと頑張れたのではないか」
なんてこともちょっぴり感じますが、いや、あのときは
ホントにあれで精一杯だったのだなあ。

下は、j43が編集したスライドショーにわたしが音声をつけたもの。
一転してほのぼのモードです。








Point-7の日本版PV撮影のために行われたミーティング、Black team Japan in MIYAKO。
いろいろな顛末については前回のブログに書きましたが(こちら⇒クリック )、
今回は写真を中心に。

撮影はヒロさんのお願いしていたのですが、ここでご紹介するのは、
そのヒロさんのカメラに収められていたものです(ヒロさんのブログ⇒クリック )。

初日
午前中は移動に費やされるので、午後からのセッション。
幸運にも晴天と北風に恵まれました。
あ、画像はサムネールなのでクリックすると拡大します。





光の具合がいいかんじです。

2日目
日の出前にビーチ集合して撮影したセッション。




あっ、わたしのセイルナンバー、いつもJ-45ですが、
今回はロボのセイルで乗っているのでJ-34だったりします。

3日目



2日目同様、日の出前にビーチ集合して撮影にあたりましたが、
雨と微風で撤収。午後の撮影もキャンセル。
でも、他のメンバーが合流してにぎやかに。

4日目







この日の撮影からプロも登場。

5日目


最終日









現在、ヒロさんが鋭意編集中。





PVの仕上がり、ほんとにほんとに楽しみです。






宮古島へ行ってきました。


目的は、Point-7の日本向けPVの撮影です。
ただ、いろいろなことに追われ、そのための乗り込みはできていません。
準備といえば、かろうじて、ランニングやウォーキングくらい。
「まあ、レースというわけではないし…」などと考えていたところ
大変な経験に…。



初日は午後から乗れました。
7.2でアンダー。
潮がたっぷんたっぷんで沖のうねりや潮も複雑。
久しぶりの海だったこともあわせ、それなりにむずかしいセーリングでした。
これが初日のようす。撮影はヒロさんです。





上の写真は夕食しながら撮影プランを話し合ってるところ。

さて、2日目は風向きのせいで乗れるゲレンデが限られ、そこは潮の関係で早朝しかできない場所。
ということで4時台に起きて、まだ暗い時間に現地着。



風は初日よりもあって、海面もほぼフラット。どこでも背が立つという安心感もあり、
いくらか攻めたこともできます。
早朝で眠い、というつらさはありましたが、この時はまだ2日目で体力ゲージも残っており、
あとで思い返せば、この時のセーリングがいちばん調子よかったかもしれません。

9時にはいったん宿に帰って朝食。
その後は、夕方のセッションのために休憩ですが、まだ一仕事ある、という状態での休憩は、
ベッドに横になっても眠れるものではありません。

夕方は朝とはまた別なゲレンデ。
風向きが微妙で、さらに港の近くで、藻やゴミも多く、
アウトのブロウラインに達するのにちょっと苦労。
7.2ではあまり走れず、パフォーマンスが悪いわりには消耗して疲労。
帰りの車中

「もう何日も撮影してる気がするけど、まだ、俺たち一泊しかしてないんだ!」

と言うと、みな激しく同意。
2日目にもかかわらず、すでに連日撮影を続けているような消耗度でした。

3日目も2日目と同じく、4時台に起きて暗いうちにゲレンデへ。


初日から数えて3日連続の4時台の起床は、個人的には実に驚異。
最初に行ったゲレンデの風の入りがいまいちで、移動して乗りましたが、結局、風が足りずに撤収。



夕方の撮影セッションも予定されていましたが、そちらもキャンセルになりました。


空いた時間を利用して、ヒロさんは機材のメンテナンスをしていました。

撮影的にはイマイチでしたが、この日はちょっとうれしいことがありました。
それはメンバーが増えたこと。
J-1合志プロ、J-84北原プロの他に、J-96カマちゃん、ウエポンがこの日から合流です。
特にプロからは「われわれプロは、どんな状態でも最高のパフォーマンスをします!」的な意気込みを感じ、心強かったです。
で、夕食の前にはホテルのロビーで明日以降の撮影を打ち合わせ。


夕食でイカスミそばを頼んだら、こんなのが出てきました♪



4日目、いよいよプロも含めたパワーアップメンバーでの撮影です。
南風、ちょっと足りないなか、プロはガンガン走らせます。
それを目の当たりにし、同じ風、同じ道具でこうも違うのか、と驚きました。
こちら、合志プロのレイダウンジャイブ。



こちら、風が落ちた時に撮った集合写真。


5日目、この日はボードを出してのフリーセッションがありました。
わたしはその時、ボートに乗って撮影側にまわりましたが、風が足りない中、みんなパンピングしまくりで本当に頑張っていました。ちょっと残念なのは、ボートから降りて水中からのショットも撮影したのですが、ゴープロのバッテリー切れで、そこが撮れていなかったこと。


それと、ここまでで、ひとつだけ撮り残したカットがあります。
それが全員横一列でのプレーニングショット。
風がないなか、むずかしいのは分かっているのですが、今日で帰ってしまうメンバーもいるので、トライ。
しかし、やはり風がたりず、よいショットを撮ることはできませんでした。

6日目、最終日です。
雨だった予報がピーカン、しかも風がこれまでで最もよく入っています。
昨日までとビーチを変えて、模擬レースでのマーキングセッションを撮影。
とてもかっこよいショットが撮れたと思います。


ただ、わたし沖の凸凹海面にやられ、数本だけあわせたあとダウン。
いい風が入っているにもかかわらず、これまでの疲労の蓄積で身体が言うことをききません。

そして最後、昨日撮り損ねているメンバー一線でのプレーニングシーンに臨みます。
わたしと同学年(57歳)でやはりそうとうに疲れている小川さんが

「疲れてへろへろだし、沖の凸凹でチンしたらみんなに迷惑をかける」

と言うと、合志プロが答えます。

「いつまでも待ってます!」

疲労困憊のわたしは実は終了モードだったのですが、合志プロのその言葉と、続けて言われた「2本だけ、いきましょう!アゼさん」という言葉に最後の力をふりしぼることにしました。

ビーチから海に出る直前、小川さんが近づいてきてこう言いました。

「アゼさん、沖のジャイブでチンしたら、オレもチンするからね。一緒だよ。あと2本がんばろう。」

沖の凸凹海面でのジャイブ、ここはびびってスピードダウンするとアウトです。
スピードを落とさずにエントリーすることで、なんとかみんなの迷惑にはなりませんでした。
そして、合わせてのプレーニング。
全員の中での自分の位置取り、走り出しに失敗しないこと、そして途中で止まらずに走りきることに集中です。
これを3本、走り終えたあと、撮影のヒロさんから「OK」がでました。

すべての撮影がおわりました。
わたしは、ひとりで感動していました。
いや、きっとひとりではありません。
メンバーそれぞれと力強い握手をかわし、小川さんとはハグまでして感動を共有しました。
撮影がおわって、こんな感情を味わえるとは思っていなかったので、ちょっとこみあげるものがありました。



あとはヒロさんの名編集を待つばかりです。
クールでホットな動画に仕上がることは間違いありません。
猛烈に楽しみです。





4月19、20に開催されたザ・マスターズ。
40歳以上限定(女性は年齢不問!)のレースイベントですが、わたし、ほぼ皆勤賞で出場しています。
石丸謙二郎さんを中心として運営され、いわば、出場選手自らが運営を行うということで、とても出場者によりそった運営がとてもスキです。

顕著な例としてあげると、ある年のザ・マスターズ、とても寒い雨が降っていました。
開会式の時間になって、「開会式をはじめますので選手はテント前に集合してください」とアナウンスされるも、とても冷たい雨なので、年寄りマスターズたちは誰も本部テントから雨中へ出ようとしません。

そこで石丸謙二郎さん、
「あ、こっちが出ればいいんだ」
と自ら雨降るテントの外へでました。
そして運営側は雨に打たれながら、選手のほうはテントの中であまやどりしながら開会式がはじまりました。
ありえないでしょ、普通のレースでは。

あるいは、スタートもオートマチックスタートですが、予選から決勝まで、選手が機械のようにどんどんスタートラインからはき出されるのではなく、1区切り1区切りビーチへ戻れるので、いろいろ分かりやすいです。



こちらが実行委員長の石丸さん。「世界の車窓」や「サスケ」、その他、いろいろなドラマでの活躍されてますね。このカメラ、欲しいな。

さて、そんなザ・マスターズも10年目のくぎりの大会。
ただ、わたしはといえば、昨年以来、ほとんど海へ出ておらず、身体作りもできていません。
しかも、新調したスターボードが、前のカーボンアートと乗り味が異なっていて、その乗り込みももちろんできていません。
それでも、千葉からの出場者の灯を(今や)細々と守ってきた手前、出ないわけにはいきません。


サポーターとして初めてJ43も来てくれ、セッティングなどをケア。
(わたしへのケアは夜の飲みだけでしたが(>_<))。

で、レース1日目。
予報通り風があがってきて、沖のブロウ、7.9+130では下れないほど。
スターボード+AC1の組合せで乗るのもほんの数回目なので、まるで借り物レースのような感じ。
なにより、自分の身体ができていないので、身体そのものが「借り物」のようであります。
スタートも、なにしろ練習してないので、思ったとおりのダメダメぶり。
なので、午前中におこなわれた第1レースでは1コケの上、敗者復活戦でもダツラク。
準備してないからあたりまえです。わかってて出場してますから、全然なっとくです。




この写真はたぶん敗者復活戦での第1マーク。
ジャイブに入ろうとしてハーネスを外したあと、後ろ足がストラップ抜けずに腕だけで爆走中の図。
マーク舟にぶつかる直前でストラップが抜けてなんとかマーク回航しましたが…。


こちらはレース中ではなく、フリー走行中の写真。




ボードの押さえ、セイルの引き込み、あれもこれも突っ込みどころ満載のジャイブ(>_<)
おまえ、ホントに20年以上、やってんのかって…。

お昼すぎ、風が落ち、出てくるコロッケパンをいただき、落ちた風の中、「ケガ自慢大会」が開催されましたが、こういう風待ち中も退屈しないアトラクションもザ・マスターズならでは。

その「ケガ自慢大会」が終わるの待ったように東風があがります。
ここで行われるのがザ・マスターズ名物の一斉スタート、1マーク・ロングディスタンス。
わたしは、下のほうからするするとスタート。
オンショアっぽい風向きは検見川浜で慣れてるので、気持ちよくプレーニングさせてもらいました。
そこそこの順位でゴールできたかなと思ったら、ゼネリコ。
ああ、これ取って欲しかったなあ。




これ、ロングディスタンスのスタート直前ですね。
マーク近くまで伸ばすと、オンショアっぽいバックウォッシュもあり、プチ検見川な感じでした。

その後スタートしなおすも、これまたゼネリコ。
みんな早すぎですよ。
ガマンのできない年寄りばかりです(笑)


夜は…パーティです。
ここでも運営の方々が身体を張った余興で楽しませてくれます。
いつもと違う街中でのパーティだったので、2次会にもおじゃまし、終電で宿に帰る事態になりましが、なんと、その後三浦海岸駅でまさかの3次会。しかもこともあろうに日本酒熱燗をガンガンおかわりしてます(誰だ?)。「レースは今から始まっている」をレースに出ないJ43を相手にひとり繰り広げた私でありました。

2日目、爽やかに目覚める…わけがありません。
二日酔い的な体調を認めたくないのですが、駅ソバを半分以上残してしまった。

さて、そんなわたしのコンディションとは関係なく、二日目も風はあります。
風向きもわたしがよく知る三浦な感じ。でも、あいかわらずスタート、だめだなあ。
ラウンドロビンで2レースありましたが、2レース目は、奇跡的にわりとイケてるスタート。
でも、風がたりず、7.9ではプレーニングが続けられません(T_T)。

ということで、反省点以前のステータスで終わったわたしのザ・マスターズでした。
レースの結果として、同じPoint7仲間の滝島選手が1位、ロボがレディスで3位になったのはウレシイことでした。



滝島選手彼は今年初出場の「新人」ですが、アテネ五輪強化選手という経歴もあるらしく、昨年のアマスラで3位入賞という実力者。なんて手強い「新人」でしょう。どう考えても、そんな「新人」に勝てる気がしない。
あと4年がんばってグランドマスターズ(60歳以上)を狙おうかとも思いますが、そこはそこで石丸謙二郎さんはじめ手練れの実力者が…。
ザ・マスターズ、ガチの実力戦としてもレベルが高いのですね。

ああ、どこかのタイミングで集中練習して、今の道具を手足にしなくては(^_^;)

ともあれ、運営の方々、ボランティアの方々、コロッケや肉まんやキャベツを差し入れて下さる皆様方、ありがとうございました。そして、来年度からの新しい運営のみなさま、よろしくおねがいしますm(_ _)m。




週末にはザ・マスターズというレースがあるので、
実に、実に多忙なのだけれど、
昨日は南西の風に乗りました。

もっと優しい風かとおもったら、
意外と5.2くらいのウエイブセイルも走っていて、
そんな中、7.9×130リッター+44cm。

以前は、あのくらいのコンディションでも
平気で乗っていたのだけど、
ここのところデスクワークばかりだったので
数往復でへろへろです。

重量級のマッキーが同じサイズのセットで
しかもフィンはわたしよりも4㎝も短くして
ビンビンに走っていたので、
楽しく乗る分には、サイズダウンがよかったですね。

7.0とか7.2に107とか。

でも、新しいスターボードにも慣れないといけなかったし…。



で、スターボード、むずかしいです。
大昔のフォーミュラー以来、お久しぶりのスターなのですが、
いかに、カーボンアートが乗り手に優しいボードだったかがわかりました。

昨日もなにもつかめないまま、あっというまに
疲れてしまったダメダメデスクワーカーでした。

ん~、にしても、このままレースかあ。
身体作りもしてない、乗り込みもしてない、
ここまで準備レスでレース出場は
時として拷問になることを知っているだけに
気分、やや落ち気味であります。
ま、みんなに会えるし、生存確認にいくつもりで…。

ライブのはなしもひとつ。
5月5日、こどもの日ですが、渋谷の七面鳥というお店でやります。
今回は蛇腹姉妹というアコーディオンデュオとのからみ。
そこへゲストヴァイオリンの角田潤が加わります。



予約はお店まで直接どうぞ。