魔人様に捧ぐ♪
一周年おめでとうございます~!!
30行で告白っ!!できるかな?!
でもいつもお世話になってる魔人様の為に風月も一肌脱ぎたいと思いますっ!!
(※寒いから実際には脱ぎませんよ?)
*****
君への想いは芋づる式に…。
「何でそんなに自分を卑下するんだ!!」
「だって、私なんて敦賀さんの隣には似合いませんもの!!わかりきってるじゃないですか!!誰がどこからどう見たって、私なんかが敦賀さんの隣に立つことは許されません!!」
「だから、その誰はどこの誰のことを指すんだ!!彼の言葉にいつまでもしがみついて、そんなに彼が好きなのか?!憎い憎いと言いつつ、好きなんじゃないのか?!」
「なっ?!そ、そんなわけないじゃないですか!!アイツにされた仕打ちを知ってるくせにっ!!そんなこというなんて、酷いです!!敦賀さん!!」
「君の方がよっぽど酷いじゃないか!!自分には魅力がないと思い込んで、あいつの言葉だけを真に受けて、俺の言葉は一切信用しようとしない!!」
「それは…だって!敦賀さん優しいから…こんな出来損ないの後輩の私にだって、気を使ってお世辞で優しい言葉をかけて下さるんです!」
「だから、お世辞でも気を使ってるわけでもないっていってるだろう?!本当にわからず屋だなっ!!君はっ!!」
「ですからわからず屋の色気も何もないただの後輩に気を使って下さらなくて結構ですから、もう放って置いてください!!敦賀さんの周りには綺麗な女の人が沢山いるじゃないですか!!私は暇人ですけど、そんな高級なパーティに同伴できるドレスなんて持ってません!!」
「だから、ドレスは俺が用意するって…!!」
「だから、先輩にそこまでしていただくのは申し訳ないので、嫌です!!」
「どうして君はいつもいつもそうなんだ!!」
「これが私なんだからしょうがないじゃないですか!!こんな先輩からのありがたい申し出を無下にしようとする馬鹿女なんて放って置いてください!!」
「あぁ!君が馬鹿女だって言うなら俺はもっと大馬鹿ものだよ!!君みたいな子に本気で惚れてるんだから!!」
「はぁぁぁ?!何おっしゃってるんですか?!」
「君が好きだって言ったんだ!!いや、好きなんてもんじゃない!!そんな君が大好きだ!!愛してるんだ!!」
「ちょ、ちょっとやめてくださいよ!!こんなところでそんなことを叫んで…!!変な誤解されるじゃないですか!!」
「誤解でも、何でも君にこの気持ちが伝わるなら何でも良いよ!!俺は最上キョーコ以外考えられないし、君となら結婚して可愛い子供を作って、その子供がまた孫を作って…皺くちゃなおばあちゃんになってもずっとずっと俺の隣にいて欲しいって思えるのは、世界中どこをどう探しても君だけだ!!君しかいない!!」
「な?!いくら私が真に受けないからって、言っていい冗談と、言ってはいけない冗談があるんですよ!!本気にしたらどう責任をとってくれるんですか?!」
「だから、責任なんていくらでもとってみせるよ!!籍も入れるし、結婚だってするし、子供が出来たら出来る限り家事も手伝う!!子供も君も一生不自由しないように守って見せるよ!!心配だったら『俺はキョーコの夫です』って名札をつけたって構わない!!」
「何の嫌がらせですか?!恥ずかしいので絶対にやめてください!!」
「どうしたら信じてくれるんだ!!」
「大体!!好きな子はどうしたんですか?!」
「はぁ?!好きな子?!」
「とぼけたって無駄ですよ!!ダークムーンの時、好きな人がいたんじゃないんですか?!ちゃんとした筋から仕入れた情報なんで間違いないです!!」
「な?!彼なら信用できるって思ってたのに、まさか彼が?!一体彼とどんな関係なの?!」
「そ、それは…ちょっと過去に共演した事がありまして…それで…」
「よりによって彼も何で本人にバラしてしまうんだ!!」
「へ?!本人?!」
「だから、あの時彼に話してたのも君のことだよ!!君の事はずっと昔から知ってた!!君があの思い出の女の子だってわかってから、気になり出したんだ!!」
「思い出の女の子?!何言ってるんですか?!私は敦賀さんと出会った事なんて…」
「あるんだよ!君がまだ6歳ぐらいの時に…」
「知りません!そんなでっち上げ話までして私をからかいたいんですか?!」
「違うよ!!だから、君にあの石を上げたのは俺だって言ってるんだ!!」
「…何言ってるんですか?!コーンの石をくれたのはコーンです!!あなたじゃありません!!」
「だから、コーンが俺だって言ってるんだ!!」
「…は?!」
「俺がっ…!!俺が…コーンなんだよっ…キョーコちゃん…」
「な…う、そ…し、信じません!!だって敦賀さんは黒髪で…目の色だって…?!?!」
「……これで…信じてくれる?」
「…な…?え…なん、で…目の色…」
「カラコンだよ。日本人になりすます為に、カラコンを入れて黒目にしたんだ。髪も染めた。本来の色は金髪なんだよ。」
「うそ…よ…。じゃあ、まさか…敦賀さんは妖精だったんですか?!」
「なんでそうなる?!!!…いや、確かにコーンと名乗ってた時は君に妖精かと問われて否定はしなかったけど、魔法だって言ってバック転して見せたりもしたけど…!!」
「じゃあ、騙してたんですか?!」
「う…。それは…その…。」
「コーン…っが、よっせい…っの、王子様だっていっ…たのは…うっ…く…」
「ご、ごめん。騙したつもりはなかったんだ。泣かないで…キョーコちゃん!」
「酷い…ずっと妖精だって、信じて…たのにっ!!」
「嘘ついててごめん。許して…キョーコちゃん。」
「ふ…うぅっ…ゆ、るしませ…」
「ごめん…。妖精ではないけど、王子様にはなれるよ?君だけの王子様…。君を探して迎えにきたよって言ったら君は…信じてくれる?」
「わ…たし…の、おうじさま?」
「うん。」
「わ…たし…だけの、王子様?」
「そう。俺のお姫様は君だけ。」
「………」
「君は、今までずっと一人で苦労して沢山傷付いて…それでも頑張って生きてきた。」
「………」
「そんな君は、もう幸せになっていいんだよ。俺が…君を幸せにして見せるから…だから、俺のただ一人のお姫様になって?」
「本当に…私でいいんですか?」
「うん。君がいい。君じゃないと困る。」
「じゃあ…仕方が無いから、付き合ってあげます。」
「本当に?!」
「敦賀さんこそ、本当ですか?!」
「うん。俺は本気だよ。本気じゃないとここまで言わない。」
「じゃあ、私も本気です。」
「あぁ、やっと手に入れた!!キョーコ!!」
「ちょ、ちょっと!!敦賀さん?!苦しいですぅぅー!!」
「あぁ、ごめんね。キョーコ。嬉しすぎてつい…。」
「もうっ。殺す気ですかっ!」
「とんでもない!!そんな事出来ないよ。キョーコが死んだら生きていけない…。」
「何、情けない事言ってるんですか?!天下の敦賀蓮なのに…!!」
「世間でどう言われようとも、君の前だとただの一人の男だよ。」
「敦賀さん…」
「キョーコ…。」
「はわわわわっ!ちょ、ちょっと!!いきなり何しようとしてるんですか?!」
「何って…気持ちが通じ合った男女がする事と言ったら決まってるだろう?」
「そ、そんなっ!!いきなりっ!!破廉恥ですっ!!」
「ダメ?」
「ダメです!!」
「本当にダメ??」
「っ?!?!?!敦賀さん!!私がその顔に弱いのわかっててその顔してるでしょう?!」
「え…そうなんだ。いい事聞いたな。」
「え?!あ、し、知らなかったんですか?!天然ですかぁ?!」
「キョーコ。キスしたい…」
「だ、だからっ!!その顔は反則ですってばっ!!嫌だって言えないじゃないですかぁ!!」
「言わせたくないんだもん。」
「だもんって…敦賀蓮なのに…。」
「言っただろう?君の前では俺もただの一人の男だって…。久遠ヒズリって名前の一人の男なんだ。」
「へ?!久遠…ヒズリ??どこかで聞いたような…って、えええええええええぇ?!?!」
「ビンゴ…かな?多分、君の想像通りで正解だと思うよ。」
「うそ…ですよね?」
「嘘で、こんな事言うと思う?」
「いえ…。」
「だよね?」
「ほ、本当に…私が相手でいいんでしょうか?!」
「うん。もちろん。君が良いよ。」
「そう…なんですか。」
「じゃあ、改めて…キョーコ、俺と来週のアールマンディ80周年記念パーティにパートナーとして同伴してくれる?」
「…う…。」
「君と一緒に行きたいんだ。キョーコ姫…お姫様に変身した君と、パーティに行かせて頂けませんか?」
「は…い…」
END
☆気に入ったら拍手おねがいします!
*****
長くなりすぎちゃったから途中でぶっちぎろうかと思ってたけど、切るのが面倒だったので、続けてUPしてしまいました!
魔人様~!こんなお話で良ければお持ち帰りくださいませ☆
とりあえずフリー…になるのかな??
セリフだけっていうのも楽しめました。楽しいリク罠ありがとうございました!!
一周年おめでとうございます~!!
30行で告白っ!!できるかな?!
でもいつもお世話になってる魔人様の為に風月も一肌脱ぎたいと思いますっ!!
(※寒いから実際には脱ぎませんよ?)
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君への想いは芋づる式に…。
「何でそんなに自分を卑下するんだ!!」
「だって、私なんて敦賀さんの隣には似合いませんもの!!わかりきってるじゃないですか!!誰がどこからどう見たって、私なんかが敦賀さんの隣に立つことは許されません!!」
「だから、その誰はどこの誰のことを指すんだ!!彼の言葉にいつまでもしがみついて、そんなに彼が好きなのか?!憎い憎いと言いつつ、好きなんじゃないのか?!」
「なっ?!そ、そんなわけないじゃないですか!!アイツにされた仕打ちを知ってるくせにっ!!そんなこというなんて、酷いです!!敦賀さん!!」
「君の方がよっぽど酷いじゃないか!!自分には魅力がないと思い込んで、あいつの言葉だけを真に受けて、俺の言葉は一切信用しようとしない!!」
「それは…だって!敦賀さん優しいから…こんな出来損ないの後輩の私にだって、気を使ってお世辞で優しい言葉をかけて下さるんです!」
「だから、お世辞でも気を使ってるわけでもないっていってるだろう?!本当にわからず屋だなっ!!君はっ!!」
「ですからわからず屋の色気も何もないただの後輩に気を使って下さらなくて結構ですから、もう放って置いてください!!敦賀さんの周りには綺麗な女の人が沢山いるじゃないですか!!私は暇人ですけど、そんな高級なパーティに同伴できるドレスなんて持ってません!!」
「だから、ドレスは俺が用意するって…!!」
「だから、先輩にそこまでしていただくのは申し訳ないので、嫌です!!」
「どうして君はいつもいつもそうなんだ!!」
「これが私なんだからしょうがないじゃないですか!!こんな先輩からのありがたい申し出を無下にしようとする馬鹿女なんて放って置いてください!!」
「あぁ!君が馬鹿女だって言うなら俺はもっと大馬鹿ものだよ!!君みたいな子に本気で惚れてるんだから!!」
「はぁぁぁ?!何おっしゃってるんですか?!」
「君が好きだって言ったんだ!!いや、好きなんてもんじゃない!!そんな君が大好きだ!!愛してるんだ!!」
「ちょ、ちょっとやめてくださいよ!!こんなところでそんなことを叫んで…!!変な誤解されるじゃないですか!!」
「誤解でも、何でも君にこの気持ちが伝わるなら何でも良いよ!!俺は最上キョーコ以外考えられないし、君となら結婚して可愛い子供を作って、その子供がまた孫を作って…皺くちゃなおばあちゃんになってもずっとずっと俺の隣にいて欲しいって思えるのは、世界中どこをどう探しても君だけだ!!君しかいない!!」
「な?!いくら私が真に受けないからって、言っていい冗談と、言ってはいけない冗談があるんですよ!!本気にしたらどう責任をとってくれるんですか?!」
「だから、責任なんていくらでもとってみせるよ!!籍も入れるし、結婚だってするし、子供が出来たら出来る限り家事も手伝う!!子供も君も一生不自由しないように守って見せるよ!!心配だったら『俺はキョーコの夫です』って名札をつけたって構わない!!」
「何の嫌がらせですか?!恥ずかしいので絶対にやめてください!!」
「どうしたら信じてくれるんだ!!」
「大体!!好きな子はどうしたんですか?!」
「はぁ?!好きな子?!」
「とぼけたって無駄ですよ!!ダークムーンの時、好きな人がいたんじゃないんですか?!ちゃんとした筋から仕入れた情報なんで間違いないです!!」
「な?!彼なら信用できるって思ってたのに、まさか彼が?!一体彼とどんな関係なの?!」
「そ、それは…ちょっと過去に共演した事がありまして…それで…」
「よりによって彼も何で本人にバラしてしまうんだ!!」
「へ?!本人?!」
「だから、あの時彼に話してたのも君のことだよ!!君の事はずっと昔から知ってた!!君があの思い出の女の子だってわかってから、気になり出したんだ!!」
「思い出の女の子?!何言ってるんですか?!私は敦賀さんと出会った事なんて…」
「あるんだよ!君がまだ6歳ぐらいの時に…」
「知りません!そんなでっち上げ話までして私をからかいたいんですか?!」
「違うよ!!だから、君にあの石を上げたのは俺だって言ってるんだ!!」
「…何言ってるんですか?!コーンの石をくれたのはコーンです!!あなたじゃありません!!」
「だから、コーンが俺だって言ってるんだ!!」
「…は?!」
「俺がっ…!!俺が…コーンなんだよっ…キョーコちゃん…」
「な…う、そ…し、信じません!!だって敦賀さんは黒髪で…目の色だって…?!?!」
「……これで…信じてくれる?」
「…な…?え…なん、で…目の色…」
「カラコンだよ。日本人になりすます為に、カラコンを入れて黒目にしたんだ。髪も染めた。本来の色は金髪なんだよ。」
「うそ…よ…。じゃあ、まさか…敦賀さんは妖精だったんですか?!」
「なんでそうなる?!!!…いや、確かにコーンと名乗ってた時は君に妖精かと問われて否定はしなかったけど、魔法だって言ってバック転して見せたりもしたけど…!!」
「じゃあ、騙してたんですか?!」
「う…。それは…その…。」
「コーン…っが、よっせい…っの、王子様だっていっ…たのは…うっ…く…」
「ご、ごめん。騙したつもりはなかったんだ。泣かないで…キョーコちゃん!」
「酷い…ずっと妖精だって、信じて…たのにっ!!」
「嘘ついててごめん。許して…キョーコちゃん。」
「ふ…うぅっ…ゆ、るしませ…」
「ごめん…。妖精ではないけど、王子様にはなれるよ?君だけの王子様…。君を探して迎えにきたよって言ったら君は…信じてくれる?」
「わ…たし…の、おうじさま?」
「うん。」
「わ…たし…だけの、王子様?」
「そう。俺のお姫様は君だけ。」
「………」
「君は、今までずっと一人で苦労して沢山傷付いて…それでも頑張って生きてきた。」
「………」
「そんな君は、もう幸せになっていいんだよ。俺が…君を幸せにして見せるから…だから、俺のただ一人のお姫様になって?」
「本当に…私でいいんですか?」
「うん。君がいい。君じゃないと困る。」
「じゃあ…仕方が無いから、付き合ってあげます。」
「本当に?!」
「敦賀さんこそ、本当ですか?!」
「うん。俺は本気だよ。本気じゃないとここまで言わない。」
「じゃあ、私も本気です。」
「あぁ、やっと手に入れた!!キョーコ!!」
「ちょ、ちょっと!!敦賀さん?!苦しいですぅぅー!!」
「あぁ、ごめんね。キョーコ。嬉しすぎてつい…。」
「もうっ。殺す気ですかっ!」
「とんでもない!!そんな事出来ないよ。キョーコが死んだら生きていけない…。」
「何、情けない事言ってるんですか?!天下の敦賀蓮なのに…!!」
「世間でどう言われようとも、君の前だとただの一人の男だよ。」
「敦賀さん…」
「キョーコ…。」
「はわわわわっ!ちょ、ちょっと!!いきなり何しようとしてるんですか?!」
「何って…気持ちが通じ合った男女がする事と言ったら決まってるだろう?」
「そ、そんなっ!!いきなりっ!!破廉恥ですっ!!」
「ダメ?」
「ダメです!!」
「本当にダメ??」
「っ?!?!?!敦賀さん!!私がその顔に弱いのわかっててその顔してるでしょう?!」
「え…そうなんだ。いい事聞いたな。」
「え?!あ、し、知らなかったんですか?!天然ですかぁ?!」
「キョーコ。キスしたい…」
「だ、だからっ!!その顔は反則ですってばっ!!嫌だって言えないじゃないですかぁ!!」
「言わせたくないんだもん。」
「だもんって…敦賀蓮なのに…。」
「言っただろう?君の前では俺もただの一人の男だって…。久遠ヒズリって名前の一人の男なんだ。」
「へ?!久遠…ヒズリ??どこかで聞いたような…って、えええええええええぇ?!?!」
「ビンゴ…かな?多分、君の想像通りで正解だと思うよ。」
「うそ…ですよね?」
「嘘で、こんな事言うと思う?」
「いえ…。」
「だよね?」
「ほ、本当に…私が相手でいいんでしょうか?!」
「うん。もちろん。君が良いよ。」
「そう…なんですか。」
「じゃあ、改めて…キョーコ、俺と来週のアールマンディ80周年記念パーティにパートナーとして同伴してくれる?」
「…う…。」
「君と一緒に行きたいんだ。キョーコ姫…お姫様に変身した君と、パーティに行かせて頂けませんか?」
「は…い…」
END
☆気に入ったら拍手おねがいします!
*****
長くなりすぎちゃったから途中でぶっちぎろうかと思ってたけど、切るのが面倒だったので、続けてUPしてしまいました!
魔人様~!こんなお話で良ければお持ち帰りくださいませ☆
とりあえずフリー…になるのかな??
セリフだけっていうのも楽しめました。楽しいリク罠ありがとうございました!!