東北学生リーグは近年にない激戦で日程を消化していますが、先日学連の理事会で順位決定方法についての最終的な決定がなされました。


当該校の総得失点で順位を決定する→対戦校のうちコールド、棄権などがあった学校との得失点はこの「総」得失点差から除外する


上記のように変更されました。現在のところ、1部の優勝候補は、初戦で引き分けた東北大、岩手大に初戦で日大工にコールド(棄権)勝ちした仙台大の3チームです。

仙台大が残る試合を全勝すれば、文句なしの仙台大の優勝となりますが、東北大、岩手大が残り試合を全勝した場合(この場合には仙台大は2敗ということになります)、初戦で仙台大にコールド負けしている日大工の試合での得失点はカウントされないことになります。9月29日時点での東北大の得失点差は「0」(日大工とのゲームがカウント外となるため)、岩手大の得失点差は「+42」ということになります。


ここで複雑になりそうな要素としては、弘前大が今後どれかの試合でコールドもしくは棄権という事態になった場合です。そうなると東北大、岩手大は仙台大との対戦成績のみが総得失点差に反映されることになります。

仙台大は、文句なしの優勝を全勝で飾りたいところでしょう。

各チームの一層の奮起を期待したいものです。


関東1部は、昨年からオーバータイム(OT)の延長戦を実施し、試合の決着をつけさせています。昨年の法政VS早稲田は計5回のOTの結果、法政が勝ち点をあげました。今年もすでに慶応VS専修がOTで決着しています。関東学連はOTの得点はカウントしておらず、HPの星取表では同点の表記になっています。これは得失点差にOTのものを反映させないためとのことだそうです。東北学連でもリーグ戦でのOTの実施を検討すべき時期にきているのかもしてません。