3/15と3/22の告知 & The Dynamics
今週土曜3/15は
久々に広島でDJをしてきます。
広島は尾崎浩一君というDJがいて
彼がbar edgeというクラブで行うパーティー
『Jazz in the world』に出演させてもらいます。
尾崎君とはかれこれ10年の付き合いがあり
僕の本にもライターとして参加してもらうなど
いつもお世話になっています。
また、彼はeurasian suite というレーベルを主宰し
自身もレコード制作を行うクリエイターでもあります。
広島と言えば牡蠣とか広島風お好み焼きなど
色々おいしいものがありますので
何が食べれるのかも今から楽しみです。
それから3/22の土曜ですが
舞浜CLUB IKSPIARIで
須永辰緒さんの『夜ジャズ』があります。
今回のライヴは
Jabberloop
Shima & Shikou Duo
Maki Mannami Higher Self Ensemble Orchestra
と盛りだくさんですが
この日、僕はremixの小泉雅史さんと共に
辰緒さんの「レコード・コンサート」に出演します。
この「レコード・コンサート」
どういったものかと言うと
レコードのジャケットを写すスクリーンを用意し
レコードをかけつつ
それを見ながらトークをするといったものです。
まあレコード鑑賞会といったようなものなのですが
この3人が集まるとレコード自慢大会になりそうな予感が・・・。
さて、ついでに最近のオススメ・アルバムを1枚。
The Dynamics
『Version Excursions』(Groove Attack)
フランスのレゲエ・バンドですが
実はここのメンバーBruno Hovartは
Patchworksというクロスオーヴァー系プロジェクトもやり
Metropolitan Jazz Affairというジャズ・バンドもやり
Mr Presidentというアフロ・バンドもやりと
多種多彩な顔を持つ人物なのです。
そして、そのどれもが中途半端じゃなくいい。
これらのユニットには
Brunoの相棒とも言えるシンガーMr Dayも参加してます。
(ベルギー出身でフランスと行き来して活動中のよう)
彼も昨年末に「Get Your Point Over」という
傑作ブルーアイド・ソウルを発表しました。
僕的にはフィンランドのTuomoの「Don't Take It Too Hard」と並ぶ
07年度マイ・フェイヴァリットなノーザン・ダンサーです。
そしてThe Dynamicsではギタリストとして参加。
彼も本当に何でもやっちゃうユーティリティー・プレイヤーです。
そんなこんなのThe Dynamicsですが
デビューは昨年発表した7インチ「Move On Up」。
Curtis Mayfieldのレゲエ・ソウル・カヴァーです。
僕はこの7インチで一発でやられて
以後、ずっと欠かさずチェックをしてきました。
基本的にこのユニットはカヴァー・バンドで
このアルバムでも
Rolling Stones
Led Zeppelin
Gwen McRae
Roberta Flack
Herbie Hancock
White Stripes
など、とにかく節操なくカヴァーしてます。
でも、こういったルーディーでファンキー
そして、ちょっと切なくやるせないような
レゲエ・カヴァーを聴くと
音楽ってジャンルで分け隔てて聴くものじゃないなと
改めて思います。
ちなみにPharoah Sandersの
「The Creator Has A Master Plan」もやってます。
Pharoahファンならずとも
これは押さえておくべきでしょう。
なお、僕はアナログ2枚組で聴きたかったので
LPを買いましたが
CDも発売されてます。