この時期

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さてこの時期が来た。
そう・・カーライル近郊に全国のジプシーが一同に集まるイベントの時期である。
6月に行われるそのイベントに向け、この時期から続々とジプシーらが集まって来る。

芝生なら何処にでもキャンプを設営し、そこでイベントで売るための馬を放牧、犬も何匹と放つ。
予防接種など受けていない犬などに噛まれれば最悪。
ジプシーらが勝手にテントを張る場所には、特にこの時期子供らを連れて散歩にも行けない。

彼らが公園や公共施設である広場などの芝生に勝手にキャンプを設営するのは法に触れる。
がしかし、彼らは法を逃れる術も又知っており、まずキャンプを設営した初日に警察が警告を出しに来るとする。
撤去するまでに警察は6日間の猶予を与える。
これは彼らが設営するキャンプが壮大で難易度が高いため、設営するのに3日ほど要するのを知っているからである。
キャンプファイヤーで設営するキャンプとは全く別ものである。
そのため、彼らは7日ごとに場所を変えて移動し、イベントが終了するまで住み続けるのである。
7日目の早朝、警察らが来るまでに場所を移動するから、絶対に警察は逮捕できないのである。

問題なのはカーライルに押し寄せてくるジプシーの数が半端ない。
連れて来る馬の数も半端ない。
ウォーキングに最適な森林は、瞬く間にジプシーの住処となり、この移動型の暮らしをしているジプシーは極めて質が悪い。
法に触れる事をしても逃げれば最後。
ここに住んでいる定住型ジプシーとはワケが違うのである。

またこの時期、気を付けねばならないのは私らのような職場である。
彼らはどこかで万引きした商品、または何年も着た履いた衣類や靴などを返品しに来る。
難癖をつけ、ここがほつれた、ここに穴が・・などと難癖をつけ、断れば怒鳴り散らす。
警察を呼べばすぐに散って行くが、こうやって今まで商品を買わずに交換を繰り返して新品を着続けてきているので、味を占めているのである。
うちの職場のように警備員が多数おり、常にパトロールで店内を訪れてくれている店舗はさすがに殴って来るなどの被害はないが、個人商店の場合はキツイと思う。

ひとたび1人にそれを許すと、携帯で拡散。
あの店がイケるで!!となれば最後。
完全に別のブランドの商品でもタグを取り外して「ここの商品や。ここで買ったんや!!」と言い通し、ジプシー達が押し寄せて来る。
だから脅されても拒否せねばならず、これが先週の土曜から続いている。
歯の無い日焼けしたジジイが来て怒鳴り散らした。

彼らがカーライルから去って行く6月までは毎日こんな状態であるから、例えばうちの夫のようにマラソンの練習などもコースを変えねばならない。
数年前、この時期に友人が夕方マラソンをしていたら、公園の森の中でジプシーの子供らに空気銃で撃たれて怪我をした事があった。
警察は子供を特定できるはずもなく、隣の御主人も犬の散歩中に犬が空気銃で撃たれた事がある。

この時期は馬を街中から外れた一般道路(とは言え、うちの近所周辺は特に)で走らせるべく、ほろ馬車や馬の手綱を引いて歩くジプシーが増えるため、車は大渋滞、めちゃめちゃ迷惑なのである。

がしかし、彼らの言い分は「昔から変わらぬ生活」であるし、それを尊重はしていないものの、確かに彼らの言うように昔からあったジプシー文化が継承されているだけであるから、否定も非難も出来ないので放置が現状であることに私も驚いたが、これもイギリスの良くも悪くも昔からの英国の文化の維持みたいなものだと解釈している私である。

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時々、人に関わらずに生きて行けたら最高だろうか、それとも孤独だろうか・・と考える事がある。
たいてい、それは数分考えて終わるのであるが、これを考える時は私が接客業で嫌な思いをしたときに多い。

今日も職場で働いていたら、家族連れが来た。
妻は「これ娘に買ったんやけど、大きすぎるから丈を直して」と言って来た。
そして妻は「ついでで申し訳ないけど、これ息子のやつで、これも丈合わせして」とスーパーの袋から別のブランドの商品を出して来た。

研修時、私達は本社の人間から「うちの商品でないものに関する質問は一切受けなくて良い。怒鳴られても受けられないと断れ。うちの商品に関するサービスは可能な範囲はやる。しかし、それはあくまでうちの商品であるから」と徹底的に教え込まれた。
そのため、私は「すいませんが、他社製品のため、丈合わせは出来ません」と断った。

夫の顔を見ると私から目を逸らし他人の振り。
子供らは母親の顔を見上げ、微妙な空気を読んでいる。
妻は「いつも、ここでやってもらってるけど」と言い捨てた。

私は「会社の方針で受けられない事になっています。恐れ入りますが、その商品を購入された店に行かれるか、丈直しのお店に行かれるか・・・」と言い終える前に「そんなに時間取る事じゃないでしょう?何がそんなに嫌なの?」と妻は怒り、私は黙って妻を見た。
私は正しい、正しいから妻の顔を見上げ続けた。
丈直しを待っている間、八つ当たりだったのか、手当たり次第に商品を手に取っては床に捨てて待つ妻。
何も言わない夫。
「お前が悪い・・」という目で私を見つめる子供ら・・

ああ・・この女は何故にそんなに怒っているのか・・
店長に報告し、「めっちゃ怒ってるんで、引き受けた方が本社へのクレームが行かずに済むのでは・・」と質問したが「こっちは会社の方針通りに仕事してるだけやから、受けんでエエ。怒らせといたらエエねん。もう相手にせんでエエ」と言った。

私の救いは店長である。
アカンもんはアカンと突っぱね、その方針を貫いてくれるから明確であるが、日本の元デパートガールの友人に話を聞くと、「鉄の心臓でないと日本の百貨店では働かれへんで」と言う。
実際にあった話を聞くと、世にもオゾマシイ話ばかりである。

生きて行く事は人に関わる事で、それを避けずには生きられないわけで・・
あの妻を見た夫は何を思うのか・・
おお、何て逞しく正論を言う女だと誇らしいのだろうか・・

そんなこんなで今日も頑張るのである。
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いつか合わさるタイミング

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娘のスイミングスクールは、先生が水の中に入らず、プールサイドから口頭で説明するという、まさに日本のスイミングスクールに通っていた私には目からウロコの伝授法である。
あんなんで上達すんのかい!!と思ったが、いつの間にか泳げるようになっているから不思議である。
がしかし欲を言うなら、細かな手の動きが補修されていないから、平泳ぎなどの場合、手を大きくかき過ぎてしまう傾向にあるし、その都度、先生が「もっと、こうして!」と見せてはみるが、しかし手を持って指導してくれないので、その細かな角度が伝わらない。

家の風呂で私が「こうや!手はこうやがな!」と娘に言うが、しかし泳いでいる時に言わなければピンと来ないのであろう、スイミングに行くと再び手を大きくかいてしまう。
今日は先生が何度か娘に手のやり方を見せてくれたので、何とかマシにはなったものの、呼吸する時の手が・・と悶々としながら見ている私である。

今日は再び平泳ぎであった。
まずは足だけを徹底させるも、これが水深の深い所で泳ぐ子、極めて水面に近い場所で泳ぐのでお尻がポコポコ浮いて出てくる子・・などなど、正しい角度が子供らにも分からない。
先生が水の中に入ってくれれば、身体を持ち上げて正しい位置を教えられるのかも知れないが、口頭なので子供によってバラバラなのである。

続いて手。
先生の無駄のない手の角度と動きに対し、見たままをコピーする子供らは両手を大きく広げてしまうため、実際にこのまま水に入ると難しい事になる。
先生もそこまで細かく言わないので、1年近くこのクラスにいる同じメンバーの上達度合いの遅さが私には気になって仕方がない。

さてこの足と手をマスターした所で、完全なる平泳ぎをするわけであるが、ここで「呼吸のタイミング」問題が生じるわけである。
平泳ぎの呼吸とは、手を胸の所に持ってきたところで肩が水面に持ち上がって呼吸となるが、子供はこの呼吸のタイミングが何処か知らされていないので、したいときに呼吸をしようとする。
すると「ああ!!そのタイミングでやったら、溺れるでー!無理やでー!」の時にやってしまったりするわけで、そうなると身体が沈んで溺れそうになるから、手が犬かきになり、足がバタ足になって再び平泳ぎになるという、何とも言えないスタイルになる。

先生は「身体が自然と教えてくれるから」「身体に聞け」と言う。
いやいや・・それは教えたらな無理やろ・・
そこで先生は、「手を胸に寄せた時に足も同時に縮め、両手を伸ばすと同時に両足も伸ばす。そうしたら絶対に進むから、呼吸も出来る」と言い続けるが、見ている私は思う。
先生ほんま1回、水入ろ。
足と手の動きを身体で覚えたら、絶対に出来るようになると思うんやけども・・

私は共に見学席にいた男の子のお父さんに「あれは、いつかタイミングが合う時が来るんでしょうかね・・それまで、ずっとこんな練習なんでしょうかね・・」と苦笑いで言うと、お父さんは「そうちゃいます?ある日、ああー!!これやー!!ていうタイミングが合わさる時があるんちゃいますか?ほんで、そこで初めて体に覚えるんでしょうかね・・」と言った。

いやいや・・それがコーチの仕事やないんかい・・と思う私は欲深いのか・・

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性教育

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夫が勤める小学校で先日、男女に別れて性教育の時間があった。
学校内で男性教師が夫だけなので、男子担当は必然的に夫が担当する事になっている。
さて小学校6年生の男子を集め、男女の体の仕組みと違い、子供が生まれるまでを講義中の事。
精子と卵子が着床する工程を画像で見ながら説明している時、ニヤニヤする男子生徒が多い中、2人の男子生徒の顔が見る見るうちに青ざめ、「ちょ、ちょっと・・・止めて下さい。水を・・水を・・・」と這いながら後ろの席から男子2人が前へ出て来た。

慌てて水を与え、寝かせる事になった。
2人は校長室で横になる事になり、講義は2人を抜いて続行された。

夫は「小6は、もうほとんどの男子が一度は何らかの形で女性の裸体に興味を持ち、全身でなくとも一部を見た事がある、性行為または似た行為、想像できる行為をTVや映画で見た事があるなどの経験がある子供が多い中、あの2人があまりにもショックを受けて、気の毒やった」と語った。
男子2人は今まで性行為など想像もしなかったそうで、衝撃が大きすぎて気分が悪くなってしまったのだという。

私が小5の時、担任が女性だった。
当時、保健体育の時間があり、その時に男女一緒にクラス内で女性の「月経」についてを学んでいた時の事。
松下君という男の子が、座ったままの形を崩さず椅子から左側に倒れた。
漫画のような倒れ方で、松下君は左の頭と肩、肘と骨盤を打撲した。
隣のクラスの男性教師が松下君を保健室に運び、翌日、松下君は来なかった。

担任から「松下君は赤色が苦手で、特に血を見ると倒れてしまうとお母さんから連絡があったので、あんな事になってしまったらしい。皆、今後は松下君の前では血に気を付けたってや!」と言われた事を今でも覚えている。
今思えば大阪だったからなのか、時代だったからなのか、松下君のお母さんが担任に「いやー、ほんまあの子が男で良かったですわー。女やったら、毎月トイレで倒れなあきませんやんねー」と笑い話で済んだと言う事を、後日、担任が私らに話してくれ、私らも松下君もアハハと笑っただけで終わった。
何とも思い出深い保健体育である。

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心の闇

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うちの娘が将来、獣医になりたいと言い始めたのは2年前の事。
娘は2年前からウサギとハムスターを飼いたいと言い出したが、うちには猫がいるのでアカンと言ってきた。
娘は「ほんなら、猫を病院で眠らせたらエエ」と言ったのが4歳の時。
晩御飯中の私らは、一瞬え・・それは永眠させるという事デスカ・・?となってしまった。

以来、「猫を眠らせる医者になる」と言っていた。
ちょっと、それを外で言わんといて欲しいな・・と思っていたが、しかし「言うたらアカン」と言うのも変かと思い、そのままにしてきた。

先日、仲良しのママ友とお茶していたら、「うちの娘がさー」と言って来た。
「あーあ。この猫が死んでくれたら、私の夢が叶うのに」と大きくつぶやいたと言う。
何と残酷な事を言うか・・と夫婦で心理学者をしている2人は大笑いしながらも、ヤバいな、この娘・・と思ったという話を私にした。
うちの娘だけや無かったか・・

昨日、娘の学校の教頭からお迎え時に呼び止められた。
「今日、将来何になりたいか?という話題の授業をしていたら、お宅の娘さんが猫を眠らせる医師になりたいと言い出して・・教員は一瞬フリーズしたんですが、笑ってしまいました・・」と言われた。
教頭は「あれ、私やったから良かったけど、うちの何事もシリアスに捉えてしまう特別学級のおばあちゃん先生やったら、間違いなく速攻で心に闇を持っていると言われてましたわ」と言った。

もう随分前になるが、私の甥っ子が小学校高学年の頃に友達数人と公園でマッチで遊んでいた所を通報された事があった。
マッチに火をつけ、それを石に近づけて火が付くか実験したかったらしいが、これを聞いた学級担任が親の所に駆け込み「この子は心に闇を持っているから、精神鑑定が必要だ」と言って来た。
「即刻、精神科に連れて行ってくれ」と言って来た。

それを聞いた私は夫に「こんな事があった」と伝えた。
夫は嫌気がさした顔で「そうやって、大学で習った心理学通りでしか子供を見られへんアホ教師がおるやろ。心に闇じゃないねん。男の子は特にその年代、火を付けて遊ぶ経験をしてみたいと思うもので、ただ単純に火遊びは絶対にアカン、それだけを教えたらエエ。心に闇を持って精神鑑定て・・子供とはどんなもんか、年代別、性別に理解せずに教師やってて、軽々しく精神鑑定が必要て言う方が鑑定要やわ。本当に精神鑑定が必要な子供は、もう明らかに違うから」と言った。
甥っ子と友達らの火遊びは後にも先にもそれっきりだったが、本人らは本当にそれを知りたかっただけだったようである。

心に闇、言えば誰にでもあるのかも知れないが、それを精神鑑定要とどこで決めるのか・・・この辺は普段から子供を1人1人見ていなければ難しい点はあるし、日本の学校は1クラスの子供の人数に対して教員が1人であるのが無理なほど人手が無さすぎる。
その点、こちらの小学校は1クラス20人の子供に対し、教員は4、5名体制であるから、より把握しやすいと思う。

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皆の健康法

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職場のマネージャー(私は店長と心の中で呼んでいるが・・)は万年ダイエットを心がけている。
が、痩せない。
一時は汗が止まらぬほどに太っていたが、最近は6キロ減量に成功、今のところは維持している。

店長は健康に関する雑誌とダイエットに関する雑誌を定期購入しており、家で読む時間が無いので、1日のほとんどを過ごす職場にそれを持ち込み、休憩時間に読んでいる。
私も休憩時間に暇なので、それを読む事があるが、今月号にはサラダが特集されていた。

まず各野菜の正しい切り方なるものが写真入り工程付で掲載されており、思わず熟読してしまった。
赤ピーマンの正しい切り方などあんのかい!!と思いながらも、そもそも、この雑誌を買う大人がそれを知らんのやろうか・・・
しかし私の知らぬ「プチトマトの正しい切り方」が載っていた。
まな板の上に切りたい数のプチトマトを乗せ、その上から同じ大きさのまな板を乗せて押え、その間のトマトを横からナイフで切ると、一揆にプチトマトが半分に切れるというワザだった。
何と、斬新や!!トマト

そこに医師の記事があった。
そもそも、身体によいとされる食品を自分で作る事が面倒な人が肥満になりやすく、自分で野菜を切る事そのものが面倒な人が多い傾向になる。
自分で野菜を買って切って食べる。
安上がりで身体にも良い、肥満にもなりにくい。
野菜の切り方を覚えておきましょう・・という内容であった。

思わず130キロまで太った豪州の嫁(私の夫の兄嫁)を思い出した。
朝はカフェでマフィンと何ちゃらマキアート的な甘いコーヒー、そのままマクドナルドで朝食、昼はケンタッキーフライドチキン、午後は再びケーキとコーヒーを喰いにカフェへ、家ではドリトスのチーズ味を1日1袋完食、夕方に出来合いのパスタを食べ、夜8時から夫の手作り晩御飯、夜中1時にイチゴ1パック&生クリーム1パックがけを食して就寝、この間に白ワインを1本開ける・・という、凄まじい糖質とカロリーを摂取する女であるが、自分で何も切る事が無い。
まあ、せいぜいトースターにパンを入れて焼く時くらいだろうか、キッチンに立つのは。
今は胃がほとんど無いなら67キロまで落ちたらしいが・・

その雑誌に「パンは本当に身体に悪いのか?」という特集があった。
ちょうど、この前までグルテンフリーの食生活をしていたが、変化がよく分からなかったので、また普通の食生活に戻したばかりの私であったため、興味深く読んでいた。

そこに店長が登場、「あんた、これどう思う?」と聞いて来た。
グルテンを食べるのを止め、身体が軽くなったという人の話を聞くが、私はよく分からなかった。
店長も体重の変化が無かったから、半年でやめた。
店長は乳製品も絶ったが、変化が感じられなかったとも言った。

雑誌の中に、別の医師が書いた記事があった。
赤肉はアカン、乳製品は人が喰うたらアカン、グルテンもアカン・・と最近よく言うが、どれも昔から食されて来たもので、ほとんどの人はグルテンを止めても体の変化に気づく人はいないとあった。
問題は量で、楽しむ程度に取るのは問題なく、そこまで徹底する必要は無いとあった。

店長はコーヒーにスキムミルクをいれてみたり、アーモンドミルクで飲んでみたりしていたが、「いやー・・・分からんわ。ほんで痩せへんし」と笑った。

こういう記事を読むと、自分で何とか変化を試みてあれこれ食せるうちが幸せなのかもしれない。
嫁のように胃が10gしか残らない痩身術を受けたら、もう一生、茹で卵半分も食べれないのである。
友人らと食事に行っても、レタス2枚で満腹になり、美味い食事もクソも無いのである。

人それぞれの健康法、合うも合わんもありますわな。

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魅力は何ぞや

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義父が亡くなる少し前から、夫が走り始めた。
マラソンなど無縁の男が、突然「トライアスロンに出る」と言い出し、自己流で練習し始めて1年後、それは達成された。
以来、マラソン練習を欠かさず、時間があればレースに出るようになった夫。
たとえ20分でも走れば、その日のストレスが飛んでしまうという。

今日は親友ヒラリーと朝からカフェで待ち合わせ。
あれこれ話していたら、彼女が「来週10キロマラソン出んねん」と言った。
彼女もまた、去年からマラソンを始めた人である。

キッカケは義理の父の死だった。
実父も15年前に亡くしており、その時は眠剤と安定剤で乗り切ったが、今回は薬に頼りたくなかった。
たまたま「走ってみたら?」と言われ、走り始めたら心が安定し始めたという。
今は仕事を終えると走るのが楽しみになるほど、走った後の爽快感がタマランらしい。

私の原因不明の目の痙攣も、ヨガとスイミングでは改善されないが、もしかしたらマラソンで改善されるのだろうか・・とはいえ、私はどうもマラソンが苦手である。
そう決めつけているのかも知れないが、沿道を走っているだけで恐怖感を覚える程に寄せて走って来る車、わざとスピードを上げて行く車、暴言を吐きながら中指を立てて走り去って行くアホドライバー、クラクションを鳴らし続けて来る車・・・そんな光景を何度も見、夫から聞き、友人から聞くだけで怖いと思ってしまう。

マラソンを走った人が皆「走ってみたらハマるから」と口をそろえて言うが、本当なのだろう。
最近、周囲にマラソンにハマる人が多すぎて、どうも覗いてみたい気もするのである。

来月は夫が100Kマラソンに参加。
制限時間は18時間である。
アホやな、あのオッサン・・・
と思いながらも、あの運動嫌いの男がハマるほどに魅力なのかと思う今日この頃。

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今の苦戦

イギリスに10年暮らせど、未だ英語に苦戦の私。
大勢の中の会話は完全に無理、強いスコットランド英語も無理、無理な物が周囲に多すぎ、全ての会話が理解できる生活とはどんなものだったかも、もう忘れてしまった。
理解できない時の適当な相槌と愛想笑いだけが身についてしまった。

最近、職場の売り場において、客に言わねばならない事柄が増えて来た。
例えばレジでは紙のレシートではなく、メールにてレシートを送信する顧客サービスが増えた。
それにより紙の使用の削減にもなるし、客のメールアドレスを確保できるから、セールなどの情報を送る事が出来る。

客には今回のレシートのみのメール送信が希望なのか、それともセール情報なども送信して良いのか、そしてこのメールアドレスは本社のみが利用するものであり、プライバシーは守られる事などなど・・言わねばならない事が多い。
客がそれを希望すれば、客の言うスピードに合わせて端末機を叩き、メールアドレスを入力せねばならない。

昨日も女性客のメールアドレスを入力していた私であるが、しかし、そのスピードに付いて行けず、あげく発音が数字なのかアルファベットなのかも聞き取れず、同じ事を4回も言わせてしまった。
全身から汗が出る中、客が「良いのよ、頑張って」と言ってくれた。
土下座して感謝を述べたい気持ちになる瞬間である。

毎度この作業に緊張し、出来る事なら聞きたくはない私であるが、しかし案外に客は「メールでレシートお願い」という人が多く、絶対にやらねばならない作業である。
これが私の今年の目標になるであろう。

流暢に話す、一語一句聞き取れて理解できる、そしてそれに合致した言葉で返答する事が出来る事など、私には夢のまた夢であろう。
そう思えば、夫の家族や私の友人らが私の話す事を変な顔1つせず聞き取ってくれているのは、誠に有難い事である。

我が言葉で暮らす事のラクさを思う今日この頃・・・

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イギリスに来てから、イギリスがいかに素晴らしい物語を世に送って来たかを更に知り、尊敬を超えた、実に崇拝すべき文学歴史を持った国だと思うようになった。
他の国に比べその作品数が多いのは、この国で育つ事により形成される想像力なのだろうか・・・ならば子供にとって、ここで育つことは素晴らしく幸運な事ではないのか!!などと考え、せっせと子供に読み聞かせする私である。

今日は娘のスイミングの日で、レッスンを終え個室の更衣室に入った。
娘の髪を拭き、身体を拭き・・とやっていると、何か臭う。
ふと床を見ると、ピンポン玉くらいの大きさのウンコが落ちていた。
犬か?更衣室に?と無理やり考えてみたが、しかし間違いなく人の大便である。
うっかり落とさへんわな・・(>□<)

とりあえず更衣室を出て受付へ。
世界ランキング第三位に入る不愛想の受付のオバハンに「更衣室に大便が落ちています」と報告。
私を睨むように見据え「誰の?」と聞いた。
知らん!!アイドンノーや!!
知ってたら、出すトコ見てた事になるがな・・
それこそ逮捕やわ!

オバハンは激怒しながらも、内線で誰かを呼んでいた。
土日は子供のスイミングレッスンが1日行われているから、朝のクラスの子供が更衣室で我慢できずにやってしまったのかも知れないが、しかし、娘の1つ前までのクラスは小学生と幼児である。
親が必ず子供をシャワー室まで迎えに行き、個室に共に入って着替えさせるので、「知らないうちに大便を落としていた」とは考えにくい。

大便を落として拾わないのも又「おとぎの国の人」。
このまま娘をここで育てるべきか・・・
悩む春である。

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ジプシー話

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さて昨日の記事に書いた「ジプシー」について、多くの方々から彼らの仕事は何ぞや?と聞かれたため、私が知っている範囲で彼らの仕事を書く事にしてみた。

彼らは銀行にお金を預ける事が出来ない、しないため、基本的には現金商売が主である。
大工仕事やペンキ塗り、引っ越し屋、屋根修理、中古車売買などなど基本的には何でも屋であり便利屋である。
日本で言う所の道産子を飼育しており、この売買や馬に関する仕事を自営している人を知っている。

例えば大工などは、ちゃんと専門的な学校に通って技術習得するのではなく、親、兄弟、家族などから教わって技術を習得していく。
そのため、確実な仕事をやってくれるか否かはお願いする側が見定めねばならない。
ちなみに、うちが月1で頼んでいる窓拭き屋さんもジプシー達であるため、これも現金のみのやり取りとなる。
こうする事で税金を払わずに済むし、国に所持金額を知られる事もない。

義母宅の庭の芝刈りをやってくれるのも、やはりジプシーの人達である。
彼らは真面目に仕事をやってくくれるから、何の問題もないし、恐れる必要もない。
義母の引っ越しもジプシーだと思われる方々であったが、仕事がとにかく早い。

働くのは男性のみで、女性は16歳を過ぎるころには結婚準備に入る。
小学校を終えるか否かで男子は家業を継ぐべく父親を手伝い始め、女子は家事と兄弟の世話をして母親を手伝い、既婚女性のあるべき姿を継承して行く。
恋愛は結婚まで御法度で、見た目が娼婦のように派手であるが、絶対に婚前交渉だけは持たない。
これだけは絶対に死守されている。
私がジプシー家系の知人から聞いた話では、結婚に関して女性が男性を選ぶという選択肢はあまり無く、男性から「お前と結婚したい」と言われれば、それがプロポーズになり、よほどの理由が無い限りはその運びとなるらしい。

以前、私の上司であった人はジプシー家系の女性であった。
元々、母親がジプシー直系であったが、一般男性と結婚したためにジプシー家系から外れねばならなかった。
それでも母親の従妹などとは付き合いが継続するため、私らのような一般人と共に仕事をしながらも、プライベートではジプシーとしか付き合わないという徹底ぶりがあった。

ここでは書かないが、ジプシーの苗字はほぼ決まったパターンがあるため、カーライルの私の友人などは苗字を聞くだけでジプシー家系か否かが分かる。
まあつまり、ジプシーと密着した暮らしが今日まで継続されているという事になる。

女性は絶対に仕事を持たない、というか持たせないというのであろうか。
その辺はとても昔気質であると友人は言っていた。
男は外で働き、女は家の中。
宗教に忠実で堕胎手術も許されないから、10代から子供を産み続ける女性は50代近くになっても、まだ小さな子供がいたりして、兄弟が非常に多い。
また妻が現金を持つことが許されないため(勿論、小銭はOK)子供の洋服1枚買うのにも夫の了解を得、夫同伴で夫が現金支払いする光景を前のデパートでよく見かけた。

住んでいるのはキャンピングカーであるが、来ている服はアメリカ老舗ブランドやイタリア有名ブランドである。
現金で買った外車を数台所有し、それも2年に1度くらいのペースで新車に買い替える傾向にあると、私の近所のジプシーらを見ていてそう思う。
納税しなければならない事は全て避けて生活するため、金が貯まるのである。

とは言え、最近は家を持つことがステイタスになっている傾向にあるらしいから、私の知っている人も去年、学校の近くに家を買った。
豪邸であるが、現金一括で買ったらしいから、数千万円を現金で持っていたのだろう。
そこはアウディ、ベンツ、ボルボ、BMWが2台、馬2匹を庭で飼っている。

と、私が知る情報であるが、国によっても違うと思うし、カーライル以外に住むジプシーがどんな生活でどう生計を立てているのかは不明。
国により随分と貧富の差があるようである。

役立つ情報ではないが、興味のある方は楽しんで頂けたら幸いである。

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