(NHKニュース 4月15日)
こんにちは、ボーンズ88です。
連日の北朝鮮報道、テレビがこれでもか~、とばかりに戦争を煽っています。
もちろんこれも安倍晋三の指示、戦争の脅威を煽る程、政権支持率は上がります。「中国が~!」「北朝鮮が~!」と、ここ数年にわたって、手を変え品を変え、国民を脅し続けてきました。
で、先日も、これ。
(FRANCE24 4月13日)
… 北朝鮮がサリン搭載ミサイルだって~~??
トランプの尻馬に乗って煽る、煽る。こんなこと言ってるのは、世界中でもこのバカだけです。よほど森友問題から国民の目を逸らせたいのでしょう、魂胆ミエミエじゃん。(笑)
「でもさ、本当に戦争になるかもしれないよね…?」
もちろん僕も「アメリカは攻撃しない」なんて言いきれません。報道には出てこない様々な交渉が水面下で行われているでしょう。
でもねぇ…
(NHKニュース 7月15日)
今日行われた北朝鮮の記念行事、もし緊迫度が高かったら、日本のマスコミが北朝鮮に行くと思う…??
もし有事になったら全員人質では…??
日本マスコミは危険な場所には絶対に行きません。
例えば自衛隊が駐留している南スーダンなんて、ネット通信を使うだけで、独自で取材した映像はほとんど出てきません。戦場で何が行われているのかを知らせるのがメディアの役割なのに、危険な場所には絶対に行かない、それが日本マスコミです。
で、やっている事と言えば、安倍晋三の言うがまま、国民に恐怖だけを煽る、これでは大本営発表と何も変わりません。
「でもさ、やっぱ心配だよね…。」
そこで少し違う見方をしてみましょう。
これはシリアでサリン事件が起きる前のこと。
(日本経済新聞 4月1日)
トランプ米大統領は31日、中国や日本などとの貿易赤字削減を目指す大統領令に署名した。商務長官と米通商代表部(USTR)代表に貿易赤字の要因を分析させ、相手国の不公正な関税や輸出補助金などを徹底的に調査する内容だ。
トランプ氏は「ルールを破れば極めて重い代償を負うことになる」と述べ、貿易不均衡の是正へ対外圧力を強める姿勢をみせた。
「ええっ~、安倍さんとトランプって、仲良しだったんじゃないの…??」
報道の通り、日本と中国、何の差もないよね。
で、アメリカが攻撃した後…
(ハフィントンポスト 4月13日)
これってTPPに取って替わる大きな交渉ではないのか…??
ここで、ちょっと整理してみよう。
アメリカが北朝鮮を先制攻撃すると、その反撃は韓国と日本にきます。国内でテロ事件も起きるでしょう。中国には難民が押し寄せるかもしれません。それが戦争の構図です。
これって日中韓がアメリカに脅されているのと同じでは…??
軍事力をバックに経済交渉を迫る…
ペリーの時代からアメリカのやる事は変わりません。安倍外交は完全に失敗だったのです。
(この握手はいったい何だったのか…?? 読売新聞 2月15日)
「こんなニュース知らなかったよ…。」
… テレビじゃ、ほとんどやってないかもね…。
日本のマスコミは「安倍-トランプ仲良し」を大々的に報道、今も戦争を煽り、「日本を守ってくれるのは安倍さんとアメリカだ」という世論を誘導しようと懸命です。
なので安倍晋三にネガティブな報道はしません。
今の事態の原因は、米韓⇔中朝の間で朝鮮戦争が終結していないことにあります。さらにイラクやリビア、シリアなど反米的な国をアメリカが次々と崩壊させてきたことで、北朝鮮が核開発を加速させてきたのです。
日本を危機に巻き込んでいるのは、いったい誰なのか…?
その目的は何なのか…?
今の状態が続けば、日本もアメリカ製の超高額な「ミサイル防衛システム」を増設することになります。1兆円以上の税金が武器に使われるでしょう。すでに自民党の一部が騒いでますね。
さらに経済交渉、このままでは日本は完敗です。
国民の生命・財産より、トランプに取り入って政権を維持したい安倍晋三は、「日本の財産の叩き売り」に走ることは目に見えています。
テレビが言わないことこそ重要だと、つくづく思いますね。
戦争の関連は、特にそうです。
幸いにも、一部メディアやネット上で信頼できる論調が出てきています。最後に古賀茂明氏が書いたイイ記事があるので、リンクしておきますね。
皆さんもテレビにダマされないよう気をつけましょう。
古賀茂明「北朝鮮、シリア 日本の危機が安倍総理のチャンスになる不可思議」
<おわり>