MIXウィッグ(人毛×人工毛)を染めてみました | 鈴珠 店長日記

鈴珠 店長日記

鈴珠は医療用つけ毛の通販ショップです。
ヘアバンドタイプの帽子ウィッグ
「インナーウィッグ」を主に扱っております。

●医療用つけ毛のお店 鈴珠

 

人毛×人工毛のミックスウィッグは「染められない」とみなさま思っておられると思います。(わたくしもずっとそう思っていて、扱いやすそうだけど寿命が短くなる可能性もあるなあ、と思っていました。)

 

人毛を使ったウィッグは、月日が経つと「退色」といって、どうしても人毛の色が明るくなってきます。

 

人毛100%ウィッグであれば、「カラーリング剤」で染めることが可能ですが、

人工毛が混じっていると、人工毛に薬剤がどのような影響を及ぼすかわからないため、

「カラーリング禁止」というのが通常だと思います。

 

 

***************************************************

 

 

 

ちょっとひらめいたことがあって、脱毛症の友人(長年ウィッグ使用)の方に、

 

"使わなくなって、捨ててもいい"MIXウィッグで実験してもらいました。

 

『白髪染めトリートメント』を使う方法です。

 

 

【実験結果】

 

左側だけトリートメントを付けた結果です。

トリートメントを付けなかった右側と比べて、暗くなっており、白髪も目立たなくなっています。


つけ毛の鈴珠-MIXウィッグ染め結果

 

 

使ったのは、この『白髪染めトリートメント』です。

 

 

(他にも色々ありますので、インターネットで探してみてください。こちらは1000円程度の安価なものです。)


つけ毛の鈴珠-MIXウィッグ染め剤1


(『白髪染めトリートメント』を使用する際のポイントとして、

「ノンシリコンシャンプー」で洗って、乾かしてから、トリートメントを使うと、よく染まるようです。インターネットの各種商品の口コミより。)

 

***************************************************

 

 

この『白髪染めトリートメント』が、人工毛にどのような影響があるかわからないので、自己責任でお願いします。

 

触ったり、見たところは特に問題ないように思いますが、こちらのウィッグはショートなので、手触りなどにあまり影響が出ていないのかもしれません。

 

 

(「白髪染めトリートメント」は、従来の白髪染めが利用していた、「酸化染毛剤」を使わず、」代わりに「塩基性染料・HC染料」を使い刺激を少なくしたタイプの白髪染め、とのことです。「インターネットの情報 引用元http://antiwhitehair.com/knowledge/treatment.html 」)

 

 

***************************************************

 

 

店長も40歳になり、白髪が気になるようになってきて、『白髪染めトリートメント』を使っているのですが、そんな時に脱毛症の友人から、

 

「退色したMIXウィッグを復活できないかな・・・」という話が出たので、思いついたことです。

 

 

「退色」のせいで、お気に入りだったウィッグが使えなくなってしまった方のお役に立てるかな、と思って書いた内容です。

 

 

 

「使っていないウィッグだし、駄目で元々、失敗してもいい」、という場合に、このアイディアをお使いいただくよう、お願いします。

 

 

 

 

※店長の思いつきに、ウィッグ愛用の友人がのってくれて行った実験ですので、『自己責任』でお願いします。

 

 

 

 

※『白髪染めトリートメント』をウィッグに使用した結果、品質の劣化や他の問題が起こっても、当店は一切責任を負いませんので、ご了承ください。

 

 

※ウィッグのベースに「スキンベース布」など、黒以外の生地を使用している場合、布まで染まることがありますので、あらかじめご了承の上、自己責任でお願いします。

 

 

※当記事に不適切な内容があれば、ご指摘いただければ幸いです。

***********************
※こちらのアイディア以外にも、ウィッグユーザーの工夫を「脱毛時のアイディア」に書いております。是非読んでみてください。
***********************
★鈴珠(医療用つけ毛のお店)はこちら→http://www.suzutama.com/