耐熱人工毛の縮れを治せました! | 鈴珠 店長日記

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鈴珠は医療用つけ毛の通販ショップです。
ヘアバンドタイプの帽子ウィッグ
「インナーウィッグ」を主に扱っております。

 

人工毛の困ったNO1は・・・「毛の縮れ」ですよね。


しかし・・・、
当店の人工耐熱毛、
「クルクルドライヤー」(ブラシ付きドライヤー)で、毛の縮れが治りました♪
 
[Before]
1か月手入れなしで放置した毛を梳かした状態(たくさん着けて、いっぱい縮れてしまった状態で実験してみました。)
※上から梳かしてはいけません、と書いている私なのに、かなりおおざっぱに梳きました(笑)。
実験のためです^^。

表側:乱れていて、ピーリング(縮れ)があります。

 

※写真は拡大できます。
 

人工耐熱毛縮れ3
裏側:思い切り縮れています

人工耐熱毛縮れ1

 


[治し方]
【準備】
事前に裏側を向けて、裾からブラッシングしておきます。

 

(もし毛が絡んだら、縦にハサミを入れて固まりをカットしておきます。)


毛に汚れが付いている場合は、今後も絡みやすくなるので、洗って自然乾燥しておきます。
(人工毛は、おしゃれ着洗剤と柔軟剤での手洗いでOKです。柔軟剤は薄めに作った液に長めに漬けておき、よくすすぐと良いです。)
 

【本番】

くるくるドライヤーで、内側から熱風状態でブラシを入れ、裾から順に根本まで、伸ばすようにブラッシング。

毛先をやや丸めて、冷風又はスイッチを切って5秒くらい待ちます。(人工耐熱毛は熱から冷めた時の状態を記憶する特徴があります。)

 

 

 

ドライヤーで治し中
これを全体に行います。全部で5分位の作業です。

【After】
表側:すっかり綺麗です。縮れも無くなりました!拡大して見てください^^。

ドライヤー後1
裏側:ほぼ縮れはありません。

 

 

 

 

ドライヤー後2

 

※マネキンがない場合でも、ズボン用ハンガーに挟むと、ドライヤーをかけやすいです^^。

ズボンハンガーで手入れ


※ボブ(15cm)までの長さであれば、縁取り部分を片手で持って、ドライヤーを当てれば大丈夫です。
毛が短い場合は、マネキンに着けてドライヤーを当てるより、手で持った方がやりやすいです。

※カールが取れてしまった場合は、内巻きに毛をブラシに沿ってキープしたり、指でカールを付けたりして、カールをご自身で付ける必要があります。


※店長が使ったクルクルドライヤーは家電量販店で980円のものですが、ドライヤーのパワーによって縮れが治らない場合もあります。
(実際、店長所持のちょっと高いドライヤーではあまり直りませんでした。ケア効果が高いものは髪を痛めないように温度が低めなのかもしれません。)

[注意]
熱が冷めるまでの間、変なクセが付かないように、キープしてくださいね。

 
※ドライヤー使用は自己責任でお願いします。やけど等にご注意ください!

追記:
・店長の持っている色々な耐熱ファッションウィッグで試してみました。結果ひとつの会社のウィッグは縮れが治りました^^。

・昔、耐熱温度が180℃以上となっているウィッグが実は温度に対応できず、150℃で毛が固まった縮れた経験がありますので、ご注意くださいね。(温度設定可能なヘアアイロンを使って、毛がくっついて束になってしまいました^^;。)

ヘアアイロンの「LOW」又は「150℃」でも簡単にカールできますので、低温でのご使用がおすすめです。
 

 

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 ※こちらのアイディア以外にも、ウィッグの工夫を「脱毛時のアイディア」に書いております。是非読んでみてください。

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