ピアニストの辻井伸行さん。眼球が大きくならないという障害から、ご両親の顔も見えない。その辻井さんがクライバーンコンクールで優勝した際のビデオを遅まきながら見た。

すごい~!とビデオを探してしまう。
とにかくお母様が、ピアノに関しては、ほめて、ほめて育てる。聞いて直ぐに弾けるという才能もあった訳だが、この親子物語の最後の場面が微笑ましい。12才当時のカーネギーホールでの演奏ブーケ1

そして、おもちゃのピアノを与えると、すぐに弾き始める2歳の頃。楽童という人がいるのは、本当だと認識。
2才7ヶ月当時のビデオ

ベネチア旅行のドキュメンタリー…風や香りを敏感にとらえる。普段は忘れてしまいがちだが、大切な感覚のひとつ。お母様のきれいな言葉や表現に耳を済ませているからか、彼の口調も優しいのが印象的。音譜