河合隼雄の全集、
7巻目も頷くことばかり。
・僕は、イメージの心理学を
専門にしていると思っている。
・生涯教育は「死」を含んでいなければ
時に有害になる。
・「希望を失わずに、傍らにいること」
が心理療法の根本である。
最後のこと、
皆言っているのだが、
いつもと同じに
心も傍らにいることは難しい。
つい心だけどこかに漂ったり、
何かに捕らわれて、
そこにいられなかったりする。
ふと、実家で僕が名前をつけた
猫の名前を思い出す。
ヘブライ語で
“レウウィー”という。
「共にある」という
意味の言葉だった。