富野監督作「ガンダム」の話題が出たので、
宮崎駿監督作「ルパン三世カリオストロの城」のお話も少し。
このあたりは語り尽くされた感もありますが、個人的として、、、
宮崎氏は、実質初監督である「未来少年コナン」を手がけ、
永遠不滅の金字塔を打ちたてたものの、蓋を開ければ視聴率は低調。
そんな中、あまり乗り気でなかった「ルパン三世カリオストロの城」の監督をやるハメに。
とはいえ、全力投球で作ったそれは今では素晴らしい評価を得ていますし、
誰もが認める超傑作であると想うのですが、
残念ながら当時の結果は、見るも無残、完敗というか惨敗なのでした。。。
理由はいくつかあったと思います。
テレビ版とのキャラの相違がその大きな原因だったと記憶しておりますが、
私が考えるに、時期が悪かった、、、と。
そう、映画館では、スターウォーズが大ヒットでしたし、
アニメも前述のガンダムが人気を博していた頃だったのです。
宇宙・ロボット・明るい未来・・・そんなバブル前夜祭的なムードが漂よう昭和50年代。
そして、もっと年齢が下の子供たちは、東映マンガ祭り(懐しい!w)に行ってしまい、
「カリオストロの城」は当時なんとも中途半端な立ち位置。。。
そして、宮崎監督はずいぶん長い間、仕事を干されてしまいます。
仕方ないので、雑誌・アニメージュで「 風の谷のナウシカ 」をコツコツ書き始めます。
そうです、このマンガを叩き台にあの名作アニメが生まれたというのは、皆様ご存知の通り。
アニメージュで連載していた漫画は全7巻、その最初の2巻ー3巻までを上手くまとめたのが映画版、であるのは有名なお話デスよね♪
( 漫画をお読みになっていない方は是非。寧ろ今読むべき、実に深いお話しデス! )
カリオストロの城とナウシカ、ドッチが好き?という問いには、
うーん、ドッチも!としか言えませんw
次世代に語り継ぐべき傑作ゆえ、若い方々の感想もお伺いしたいですネ♪