マイノリティ

今月はセンセーション・トリコロールとフレイムカラーセラピーが人気です。

カラーの歴史は人類の文化と等しい。

というように、古代エジプトからギリシア哲学、初期キリスト教に異端派、錬金術にヘルメス思想・・・と、ホント色の勉強は尽きないわけですが、結果的には、

「人はなぜ生まれ、何処へ行くのか」

という、人間が古来より抱え続けて来たテーマが根底にあるわけです。その果てにあるのがカラーセラピーだったり。

なのでトリコロールでは、総論に当たる「COLORBIBLE」で「人間が心をどう扱ってきたか」という内容をお伝えすることになります。

ギリシア哲学からキリスト教異端派、秘密結社、神智学、精神分析、心理学・・・・

膨大な情報の中で、「どこに反応するか」で受講生の方の趣味嗜好がわかるので、結構面白いです（笑）

グノーシス、エッセネなどの異端派やエルモリヤ、クツミのマスター系に反応される方は多いのですが、「アーサー王伝説」とか「聖人」などピンポイントな方もいたり。

勉強会のシンボリズムもそうですが、「もともと興味あったこと」や「そういえば歴史の授業で聞いたこと」と、「色」が結び付くと、放射線状に広がる色の世界が、より楽しくて深いものになるのではないかな～と思っています。

で、先日復習＆受講においでいただいた、いろごころさん 　はなんと「秘密結社」にトキメいておりました。

フリーメイソンで大爆笑された方は初めてでしたね（笑）。ホント人のツボは面白いです～。

錬金術もそうですが、かつては職人の技・・王や神官にしか許されない「金の冶金職人」や、神の棲家～神殿を作る「石工技術者」の技術は秘儀中の秘儀でした。

現代なら、「公開できない」という意味では原発系技術者とかのノリです。

技術者たちは口伝を守るため結社を作り。

錬金術師達は一般人にわからないような象徴だらけの伝承を作り。

宗教的秘儀は「密教」「カバラ」「スーフィー」になる。

これらが歴史の中で入り乱れますので、現代ではどれも「アヤシイ」でまとめられますけど、

歴史の「光」ではなく「闇」の領域ですね。
フリーメイソンは表舞台に比較的出てきている友愛団体。でも実体はやはりよくわかりません。

上ののピラミッドは「ブロビデンスの眼」と言われるフリーメイソンのシンボルの１つですが、BLUEのキーワードに出て来る「月と魔術の女神イシス」やら「ホルスの眼」が関連してきます。

有名な話ですが、これが１ドル札に刷られているのでアメリカはフリーメイソンの支配下にあるとか。日本の１０００円札も裏を返せばそうだとか・・・話半分に聞くには「フリーメイソン陰謀説」、面白いです。

そんな話で盛り上がって、ついにはお昼時に「儀式が好き」といういろごころさんにyoutubeで見つけた「儀式動画」を見ていただいたり、フリーメイソン・ジャパンロッジのＨＰとかを見まくっていたという・・（笑）

なんかもう・・COLORＢＩＢＬＥは着地点が読めません。

このあたりは、ヨーロッパでの長いキリスト教会支配に対する思想の自由や、欧米列強の植民地支配に対するヒューマニズム・・・という側面から、

マイノリティゆえに「隠さざるを得ない」→「より象徴的に・わかりにくい」～オカルティズム

弾圧や異端審問の経験のない日本では、なかなか汲み取りにくい考え方ですが（あ。キリシタン・・）。

絶対的な創造主がいる世界では、「人が心を探求する」こと自体が罪でした。

カラーセラピーも完全にマイノリティの流れですから、トリコロールでは（というかCOLORBIBLEで）それがご理解いただければいいな、と思っています。

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