メーカーとホールとユーザーの悪循環 | ぱちんこにっき

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パチンコは勝負よりも楽しみ重視。エンジョイ&エキサイティング!

パチンコの規則ってのはいろいろあるんですが近々いろいろと内規の変更があるっぽい。

MAX機に関するものでこれにビビった各メーカーは慌しくMAX機を持ち込んでいます。

必至です。

一部で噂になっている8分の1規制(例えは16R機ならば2R出玉有が大当りの最低出玉の条件…これにより小当たりは事実上無くなる)によって今まで突確だった2R突は2R出玉あり突確になるようです。

 


パチンコっていろいろ内規が変わってきてて過去を振り返ると…確変リミッター5回までだったり、確率500分の1以下だったりと常日頃変わってます。

 

んでどんどん厳しくなっていくわけですが…どうしても死守している部分が3つあるそうです。

パチンコに詳しい方のブログに書いてあったのを鵜呑みして書きます(笑)

 

1つ目は低確率時の大当り確率

 

2つ目は連荘継続確率


3つ目が最低賞球数

 

 

2つ目まで守る理由は判ります。連荘と出玉まで失ったらパチンコは滅びますから。

しかし3つ目の理由が判らん。



私も何度も願った4個戻し。

コメントで願ってた人も何人もいた。

欲を言えば電チュー4個戻しですけどw

 

これが何故ダメかというと…(おそらくですが)

出玉とかスペックの計算は超複雑でして…その中で重要なのが大当り以外の賞球とか。

ここで3個戻しと4個戻しじゃ大きな差が出るんです。

結局どこかでしわ寄せが発生しますから

「4個戻しでMAX機で継続80%」と「3個戻しでMAX機で継続80%」じゃラウンド数やカウント数に差をつけないといけなくなるわけで。


つまり確率の下限と連荘を死守するってことは同時に賞球数をも死守しなければ一撃の連荘獲得数は死守できないことになるんです(最低賞球数を引き上げされると確率、連荘率ギリギリでも結局出玉を削らなければならないので一撃の出玉数は減ってしまう)


内規変更で2R出玉ありが最低個数とすると当然その分のしわ寄せが出てくるので大当りの下限、連荘率、賞球を死守していても結果1回の出玉数を減らすしかないのです。。。


連荘しないパチンコはつまらない…とは私は思いませんし今後も絶対思いたくないですけど…悔しいのは現状。やはり連荘機って人気です。タイアップや台の作りよりも出玉が人気のカギなんです。


だから3個戻しを守っている…と思います。

 

 

 

ユーザーは3個戻しより4個戻しにしてほしいと思ってるはず。

何もかにも甘い台が良いというは欲張りですが(現に無理ですからw)パチンコは遊技ですから。甘デジや1パチが流行ったようにやっぱりお客さんは遊びたいんです。

 

ってことは賞球増やせば売れる?

と思われがちですが実際にはそう甘くないんです。

大御所の三洋の海、SANKYOの倖田2でも5個戻し、6個戻し機を出しましたが…実際売れませんでしたよね。

上野で某ブロガーさんと飲んだときに嘆いてましたが…ホールが買ってくれなかったと言ってました。


んで私も純粋に聞いたことあるんです。

そしたら同じような答えが返ってきました。


甘くしたらホールが買ってくれないよと。

 

 

何だ?お客様第一主義っぽいこと言ってるけど結局メーカーのお客さんってホールですか?

 

 

 

今どこのホールも新台でも1カ月したらガラッガラですよね。

これってさ…

 

メーカー:ホール向けの激渋スペック機を売る

ホール:台が高すぎて機械代回収するので精一杯。お客さんに還元できず。

ユーザー:釘が渋すぎて近寄れず。

 

こんな悪循環じゃないでしょうか。

台が高い→釘が渋い→客がつかない→新台導入→台が高い→…

 

 

私の理想はですね…

メーカー:お客さんが喜びそうな甘い台を作り無理して売る

ホール:甘い台なので甘釘には出来ないけど無理して導入

ユーザー:少しずつパチンコの面白さを取り戻してもらう

 

もちろんこれはユーザー目線でしか考えてない理想ですがこれには続きがあります。

 

ホール:台の人気が出て比較的客が集まるようになる。じょじょに売上UP

ユーザー:人気後押しし多少無理な投資も。


これかなり強引な考えですけど(笑)

とりあえず理想ですから。

 

今一番厳しい状況なのはホールさんだと思ってます。私はホール経験ないですけど、今の台って無茶苦茶高いうえ寿命短いじゃないですか。そこが一番ネックじゃないかと。

長く使えればそれだけお客さんに還元出来るんだし。


でもねメーカーだって苦労していると思います。1機種作るのにいくらかかってると思います?すごいお金と時間かけて作られた台ですら1カ月持たない状況。

だから次から次へと台を作る。この悪循環はどこが作った訳じゃない。3つの関係がこうした流れを作ってしまったんじゃないでしょうか。

誰かが止めなければ治らないと思います。なので上に書いた理想には「無理して」という言葉使ってます。やはりこの悪循環はメーカーとホールの責任という意見が多いですし。

 

ユーザーが一致団結してホールに行かなければホールは困るだろうし、ホールも一致団結して新台を買わなければメーカーは困るだろうし、メーカーも一致団結して6ヶ月に1度しか台を作りませんなどと決めればいいんじゃないかって。まぁ一致団結なんて無理な話ですけどね。


 

元々台の寿命を短くさせたのって警察庁でしょ?

3年設置規制。みなし機撤去の恨みは忘れません。


新台の寿命が短くて、特してるのってメーカーじゃなくってじつは警察だけなんです。

新機種1台が保通協に申請に持ち込む際にかかるお金っていくらだか知ってます?

ぱちんこ:1524200円

パチスロ:1810200円

 

申請だけでこの値段。何このボッタクリ(-。-;)

しかも警察に行くお金はこれだけじゃない。実際にホールに並んだ際に1台ずつ検査があります。これだけでもかなりの金が警察に流れる。

サミットとかある月にその開催地近くで新台が導入できないのは警察の人間が手薄になるからだそうです。ってことは警察の仕事ってパチンコの検査がほとんどですか?笑

 

まぁパチンコ産業がもの凄いダークな世界なのに医療や自動車産業並に規模が大きいのはこうした関係があるのかもしれませんね。